第45話「夏祭りの金魚すくい」
夏祭りの屋台には、いろんな遊びが並んでいます。
その中でも人気なのが、赤やオレンジの金魚が泳ぐ「金魚すくい」。
今日は、さくらちゃんたちが金魚すくいに挑戦したお話です。
夜の夏祭り。
提灯のあかりがゆらゆらとともり、にぎやかな音楽と人の声でいっぱいです。
「わぁ、金魚すくいだ!」
さくらちゃんが指さす先には、水の入った大きな水そう。
中では、たくさんの金魚がすいすい泳いでいました。
ゆうたくんはポイ(紙のついたわっか)を受け取り、さっそく挑戦。
「よーし、ねらいはあの赤いやつ!」
そっとすくおうとしますが、金魚がひらりと逃げてしまい、ポイは破れてしまいました。
「うわー、むずかしい!」
次はみなとくん。
ポイを水に入れる角度を工夫して、金魚の下からそっとすくいます。
「やった! 1匹ゲット!」
友だちに見せると、みんなで大きな拍手。
さくらちゃんもチャレンジ。
「わたしも負けないよ!」
慎重に手を動かして……見事に金魚をすくい上げました。
「かわいい~!」
金魚を入れた袋を手に、三人はとてもうれしそう。
「持って帰って、おうちで大切に育てようね」
「うん! 金魚って、夏祭りの思い出そのものだね」
夜空には花火がひらき、金魚の袋はきらきらと光を反射していました。
金魚すくいは、うまくいくかどうかドキドキする楽しい遊び。
すくえた金魚は、大切に育てれば長く一緒に過ごすことができます。
みなさんも夏祭りに行ったら、ぜひ挑戦してみてくださいね。




