表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
まいにちの小さな冒険 友達や家族と楽しむ毎日の発見  作者: たむ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/147

第41話「花火のひみつ基地」

夏の夜空を彩る花火。

打ち上げ花火もきれいですが、手にもって遊ぶ花火は身近でドキドキします。

今日は、さくらちゃんたちが“ひみつ基地”で楽しんだ花火のお話です。

 ある夏の夜。

 さくらちゃん、ゆうたくん、みなとくんは、家の近くの vacant lot(空き地)に集まっていました。

 そこは三人だけの“ひみつ基地”。昼間は草むらだけですが、今夜は特別です。


「じゃーん! 花火セットを持ってきたよ!」

 ゆうたくんが袋を広げると、中には色とりどりの手持ち花火がぎっしり。


 火をつけると、シュッと光の線がのびて、夜空にきらめきが走ります。

「わぁ、きれい!」

 さくらちゃんの花火は赤い火花を散らし、みなとくんのは青い光をはじけさせました。


 三人は夢中になって、ススキ花火やネズミ花火、星の形に火花が飛び散るものまで楽しみます。


 やがて、最後にとっておいた線香花火に火をつけました。

 小さな火の玉がぷるぷる震え、落ちそうで落ちない――。

 三人は息をひそめて見守ります。


「がんばれ、がんばれ!」

 火の玉が消えないように、そっと声をかけました。

 でも、ぽとん、と小さくはじけて消えてしまいました。


「なんだかさびしいけど……きれいだったね」

 さくらちゃんがぽつりとつぶやきました。

「うん。夏の夜って、やっぱり特別だ」

 ゆうたくんとみなとくんも大きくうなずきます。


 夜風に花火のけむりがゆっくり流れていき、三人のひみつ基地は、思い出の光でいっぱいになりました。

手持ち花火は、近くで見るからこそ、消えるまでの一瞬一瞬が心に残ります。

大切な友だちと一緒なら、その時間はもっと特別になりますね。

みなさんも安全に気をつけながら、夏の花火を楽しんでください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ