第38話「ひまわりと青い空」
夏になると、太陽にむかってぐんぐん背をのばす花――ひまわり。
大きな花を咲かせる姿は、見ているだけで元気をもらえます。
今日は、さくらちゃんたちがひまわり畑で過ごしたお話です。
ある夏の日。さくらちゃん、ゆうたくん、みなとくんは町の郊外にあるひまわり畑にやってきました。
「わぁ……すごい!」
見わたすかぎり、黄色の花がずらりと並んでいます。
ひまわりはみんな太陽の方を向き、背の高さは子どもたちよりずっと高くのびています。
「まるで黄色いじゅうたんみたい!」
さくらちゃんが目をかがやかせました。
三人は畑のあぜ道を歩きながら、ひまわりの間をのぞきこんでみます。
「ここに入ったら、迷路みたいだね」
みなとくんが言うと、本当に迷子になりそうなくらい、ひまわりはぎっしり。
ときどきハチやチョウが花にとまって、せっせと蜜を集めています。
「ひまわりって、虫たちにとってもごちそうなんだね」
ゆうたくんが感心しました。
みんなで大きなひまわりの前に立ち、背くらべ。
「うーん、全然届かない!」
三人は笑いながら背伸びをしました。
そのとき、空には大きな入道雲がふわふわと広がっていました。
「青い空と黄色い花、夏って感じだね!」
さくらちゃんの言葉に、みんなうなずきました。
ひまわり畑と青い空は、三人にとって忘れられない夏の風景になりました。
ひまわりは太陽にむかって咲く元気いっぱいの花。
青空や入道雲と一緒に見ると、夏のエネルギーを感じられます。
みなさんもひまわり畑に行ったら、花と空の大きさを体いっぱいに味わってみてくださいね。




