第36話「朝顔の観察日記」
夏休みの定番といえば、学校で育てた朝顔の観察。
毎日水をあげたり、花の色やつるの長さを記録したりして、成長を見守ります。
今日は、さくらちゃんの朝顔観察のお話です。
夏休みのある朝。
さくらちゃんは、家のベランダに置いてある朝顔の鉢をのぞきこみました。
「わぁ! 今日は三つも咲いてる!」
紫やピンクの花が、太陽に向かって元気いっぱいにひらいています。
さくらちゃんは観察日記をひらき、花の色と数をていねいに書きとめました。
つるの長さも、ものさしで測って記録します。
そこへ遊びにきたゆうたくんとみなとくんも興味しんしん。
「すごい! 花の色が日によってちがうんだ!」
「つるもぐんぐん伸びてるね!」
「毎日見てると、ちょっとした変化もすぐわかるんだよ」
さくらちゃんはうれしそうに説明します。
すると、花びらの上に小さなアリがのぼってきました。
「虫たちも朝顔を見に来るんだね」
三人は顔を見合わせて笑いました。
日が高くなるころには、花はしずかにしぼんでいきます。
「朝だけ咲くから、朝顔って名前なんだね」
みなとくんの言葉に、みんな納得。
観察日記に「今日もきれいに咲きました」と書きしるし、さくらちゃんは小さな花の変化を大切な思い出に残しました。
朝顔は、夏の朝にだけ咲く特別なお花。
観察日記をつけると、花の数や色の変化をもっと楽しめます。
みなさんも身近な植物を観察して、小さな発見を見つけてみてくださいね。




