第32話「図書館でひとやすみ」
夏休みの昼間は、暑くて外で遊ぶのもたいへん。
そんなときにぴったりなのが、ひんやり静かな図書館です。
今日は、さくらちゃんたちが図書館で過ごしたお話です。
ある夏の日のお昼すぎ。
「外、あつすぎる~!」
ゆうたくんがぐったりしています。
「じゃあ、図書館に行ってみない?」
さくらちゃんの提案に、三人は町の図書館へ向かいました。
中に入ると、ひんやりした空気がふわっと広がります。
「わぁ、天国だ~!」
みなとくんは思わず声をあげました。
三人はそれぞれ好きな本を探します。
さくらちゃんはおはなしの本。
ゆうたくんは恐竜の図鑑。
みなとくんは宇宙の写真集。
テーブルに集まって、本をひらくと、時間があっという間にすぎていきました。
「この恐竜、つよそう!」
「こっちの星雲、まるで絵みたい!」
「このおはなし、おもしろいよ!」
夢中でページをめくるうちに、外の暑さなんてすっかり忘れてしまいました。
やがて、窓の外が夕やけ色に変わっていきます。
「そろそろ帰ろうか」
本を閉じた三人は、心が少し静かに落ち着いていることに気づきました。
「図書館って、本の中の冒険ができるんだね!」
「夏のあつさから逃げられるし、一石二鳥だ!」
三人は笑いながら図書館をあとにしました。
図書館は、知識や物語の宝箱。
静かな時間の中で本を読むと、気持ちもゆったりしてきます。
みなさんも暑い日には、図書館で「ひとやすみ」してみてくださいね。




