第26話「ひまわり畑でかけっこ」
夏といえば、太陽に向かって大きくのびるひまわりの花。
そのひまわり畑の中で、さくらちゃんたちが思いっきり走り回ります。
今日は、夏の元気いっぱいなお話です。
夏休みのある日、さくらちゃんたちは町のはずれにある「ひまわり畑」にやってきました。
そこには、見上げるほど大きなひまわりが、空に向かって一斉に顔をあげています。
「わぁ! ひまわりの森みたい!」
さくらちゃんが思わず声をあげました。
ゆうたくんもみなとくんも、目をまんまるにしています。
「よーし! ひまわり畑の中で、かけっこしよう!」
ゆうたくんが言うと、三人は畑の小道をスタートラインに立ちました。
「いちについて……よーい、どん!」
ひまわりに囲まれた道を、三人は全力で走ります。
背の高い花がまるで応援しているように、風にゆれていました。
「まってー! はやいよ!」
「ぼくが一番!」
「負けないんだから!」
笑い声と足音が、ひまわり畑いっぱいに広がります。
ゴールに着くころには、三人とも汗びっしょり。
けれど、青い空の下で、顔はまぶしいくらいの笑顔でした。
「ひまわりに見守られて走ると、すごく気持ちいいね!」
「なんだか、自分もひまわりみたいに元気になれる!」
三人は息を切らしながらも、またひとつ夏の思い出をふやしました。
ひまわりは、太陽のように大きく明るい花。
その中で走ったら、自然と元気がわいてきます。
みなさんも、夏の日にひまわりを見かけたら、ぜひ立ち止まって元気をもらってみてくださいね。




