表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
まいにちの小さな冒険 友達や家族と楽しむ毎日の発見  作者: たむ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

24/146

第24話「風鈴の音色と昼下がり」

夏の午後、暑さで体も心もぐったりしてしまいますよね。

そんなとき、風にゆれる風鈴の音は、心をすっとやさしくしてくれます。

今日は、さくらちゃんが風鈴の音とすごした昼下がりのお話です。

 ジリジリと太陽が照りつける昼下がり。

さくらちゃんは縁側に腰を下ろし、アイスを食べていました。


 カラン……コロン……。

頭の上で、ガラスの風鈴が小さく音を立てました。


「わぁ、いい音」


 外から入ってきた風にのって、透明な音色が広がります。

それは、まるで水のしずくが落ちるような、ひんやりとした響きでした。


 やがてゆうたくんが遊びにきました。

「さくらちゃん、宿題やってる?」

「えへへ、まだ途中」


 二人は縁側に並んで座り、夏休みのドリルを広げました。

セミの声がにぎやかに響く中、風鈴の音だけは涼しさを運んできます。


「ねえ、この音聞いてると、ちょっと涼しくなるよね」

「うん。風鈴ってすごいね」


 しばらくすると、みなとくんもやってきました。

「なにしてるの?」

「宿題だよ。でも風鈴の音のおかげで、あんまり大変じゃないんだ」


 三人は顔を見合わせて笑いました。

「じゃあ、みんなで勉強会だ!」


 風鈴の音がリズムのように鳴りひびくなか、三人は思ったよりも早く宿題を終わらせることができました。


「ふしぎだね。風鈴のおかげで集中できたのかも」

「よし、終わったら川に行こう!」


 涼しい音を背に、三人は元気に立ち上がりました。

風鈴の音は、耳だけでなく心にも涼しさを届けてくれます。

集中したいときや、のんびりしたいときにもぴったり。

もし風鈴を見かけたら、その音にしばらく耳をすませてみてくださいね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ