第22話「川あそびと石ひろい」
夏といえば、川あそび。
水の冷たさや、石のかたちひとつひとつに発見があります。
今日は、さくらちゃんたちが川で遊んだ思い出のお話です。
真夏の日曜日。さくらちゃん、ゆうたくん、みなとくんは、お弁当を持って川へ出かけました。
川辺には草がゆれ、せせらぎの音がきらきらと響いています。
「わーい! 水がつめたーい!」
さくらちゃんがはしゃぎながら足を入れました。
透きとおる川の水は、まるで氷のようにひんやり。
ゆうたくんは石を拾って、水切りに挑戦します。
「見てて! せーのっ!」
ぴょん、ぴょん、ぴょん……石が水の上を三回はねました。
「やった! ぼく記録更新!」
みなとくんは川底をのぞきこみます。
「小さな魚がいるよ!」
三人は夢中になって、すばしっこい魚を追いかけました。
そのあと、それぞれが「お気に入りの石」を探すことにしました。
丸くてつるつるの石、星みたいな形の石、キラキラ光る小石……。
「ねえ、この石、ハートみたい!」
さくらちゃんが見せると、二人も「ほんとだ!」とびっくり。
お昼には、川辺の木かげでお弁当をひろげました。
川のせせらぎを聞きながら食べるおにぎりは、ふだんよりずっとおいしく感じられます。
帰り道、三人はそれぞれお気に入りの石をポケットに入れて持ち帰りました。
「きょうの宝もの、見つけたね!」
「うん、川って探検みたいで楽しい!」
川には、たくさんの発見と楽しみがつまっています。
水の冷たさや石の形は、自然からのプレゼントのよう。
安全に気をつけながら、みなさんも川あそびで自分だけの宝ものを見つけてくださいね。




