第20話「夏祭りの夜店めぐり」
夏の楽しみといえば、お祭り。
きらきら光るちょうちん、にぎやかな太鼓の音、そしておいしい夜店。
今日は、さくらちゃんたちが夏祭りで体験した、わくわくの一夜を描きます。
ある夕方、さくらちゃん、ゆうたくん、みなとくんは、ゆかた姿で町の夏祭りへ向かいました。
「わあ、にぎやかだね!」
入口にはちょうちんがずらりと並び、太鼓の音がドンドンと響いています。
まず三人が向かったのは金魚すくい。
「よーし、絶対つかまえるぞ!」
ゆうたくんが気合いを入れて挑戦しましたが……。
ポイがやぶれて、金魚はすいすい逃げてしまいました。
「ははは、むずかしいな!」
次はわたあめ屋さん。
「見て、ふわふわの雲みたい!」
大きなわたあめを持ったさくらちゃんは、顔よりも大きくて思わず笑ってしまいます。
みなとくんは、射的にチャレンジ。
「狙うは、いちばん上のおもちゃ!」
えいっと引き金をひくと……コルク玉はそれて、となりの小さなお菓子を倒しました。
「やった! お菓子ゲット!」
三人はりんごあめや焼きそばも食べて、おなかいっぱい。
最後に盆おどりの広場へ。
輪になって踊る人々にまじって、三人も手足を動かします。
「ちょっとへたっぴだけど、楽しいね!」
夜空には花火が上がり、大きな音とともに光がひらきました。
「わあーっ!」
三人は見とれながら、夏祭りの夜を心に焼きつけました。
お祭りの夜店は、子どもも大人もわくわくする場所。
遊んで、食べて、見て、聞いて……ぜんぶが特別な思い出になります。
みなさんも夏祭りに行ったら、ぜひ自分のお気に入りの夜店を見つけてくださいね。




