第17話「海辺の宝さがし」
夏休みの楽しみといえば、海!
青い空、きらめく波、白い砂浜。
今日は、さくらちゃんたちが海辺で挑戦した「宝さがし」のお話です。
ある夏の朝、さくらちゃん、ゆうたくん、みなとくんは、お弁当を持って海へ出かけました。
「わあ、きれいな海!」
三人はサンダルをぬいで、砂浜をかけ出しました。
しばらく遊んでいると、みなとくんがポケットから古い地図のような紙を取り出しました。
「実はね、おじいちゃんに“海には宝物があるかもよ”って聞いたんだ」
「えー! 本当にあるの?」
「じゃあ、探してみようよ!」
三人は“宝さがしごっこ”を始めました。
まずは貝がらを集めます。白いの、ピンクの、渦巻きの。
「これ、ネックレスにできそう!」とさくらちゃんが大喜び。
次に、波打ちぎわで光る石を見つけました。
「見て! これ、宝石みたい!」
ゆうたくんが手のひらにのせると、太陽に反射してきらきら光りました。
さらに砂の中をほると、小さなガラスのかけらが。
「わあ、青いビー玉みたい!」
「海がつくった宝物だね」
三人は夢中になって探し、きれいな“お宝”をバケツいっぱいに集めました。
帰り道、お弁当を食べながら、さくらちゃんが言いました。
「ほんものの宝石じゃなかったけど、これ全部わたしたちの宝物だね」
「うん、夏の思い出そのものが宝物だよ!」
三人の笑顔は、海よりもまぶしく輝いていました。
海辺の“宝さがし”は、特別な道具がなくても楽しめます。
きれいな貝や石は、世界にひとつだけの宝物。
みなさんも海に行ったら、ぜひ自分だけのお宝を探してみてください。




