第14話「流しそうめんパーティー」
夏の楽しみといえば、冷たいそうめん。
とくに竹を使った「流しそうめん」は、みんなでわいわい盛り上がれる遊びと食事の一石二鳥です。
今日は、さくらちゃんたちが体験した楽しい「流しそうめんパーティー」のお話です。
夏の暑い午後、さくらちゃん、ゆうたくん、みなとくんは、近所のおじいさんに呼ばれて、庭に集まりました。
「さあ、今日は流しそうめんをやるぞ!」
おじいさんの言葉に、三人の目がぱっと輝きます。
庭には、長い竹を半分に割ったものが用意されていて、水がさらさらと流れていました。
「わあ、すごーい! 本物の流しそうめんだ!」
おばあさんが、ゆでたそうめんを手に持ちます。
「いくよー、流すからね!」
そうめんが竹の上をすーっと流れていきました。
「きたきた!」
三人はおはしを持って、必死にそうめんをキャッチします。
さくらちゃんが最初にすくいあげて、小さなつゆのおわんに入れました。
「つめたくておいしいー!」
次に流れてきたのはトマトの輪切りやキュウリのスティック。
「え、野菜も流れるの?」
大笑いしながら、みんなで野菜もキャッチしました。
みなとくんは「絶対に取りのがさないぞ!」と真剣な顔で集中。
でも、スイカの小さなかけらが流れてきたとき、つるっとすべって水の中にポチャン!
「あーっ、にげられたー!」
三人はお腹を抱えて笑いました。
おじいさんとおばあさんも一緒に大はしゃぎ。
最後はスイカ割りもして、おなかいっぱい大満足。
夏の一日が、冷たい水と笑い声でいっぱいになりました。
流しそうめんは、食べる楽しさにくわえて、みんなで競争したり笑いあえる特別な体験です。
おいしい思い出は、心までひんやり涼しくしてくれますね。
次に夏のイベントがあったら、ぜひ流しそうめんにも挑戦してみてください。




