第13話「ひまわり畑でかけっこ」
夏の空に向かって、まっすぐ背をのばすひまわり。
たくさんのひまわりに囲まれると、それだけで元気がわいてきます。
今日は、さくらちゃんたちがひまわり畑で楽しんだ、かけっこのお話です。
夏休みのある日、さくらちゃん、ゆうたくん、みなとくんの三人は、近くの農園に広がるひまわり畑を見に行きました。
「わあーっ! ひまわりがいっぱい!」
畑いっぱいに広がる黄色の花は、まるで太陽のじゅうたんのよう。みんなの目がキラキラと輝きます。
「ねえ、ここでかけっこしてみない?」
ゆうたくんが提案しました。
ひまわり畑には、人が歩ける細い道がまっすぐのびています。
「よーし、スタートはこの入り口! ゴールはあっちのかかしのところ!」
三人はならんで立ちました。
「位置について、よーい……どん!」
ひまわりの間を風のようにかけぬけていく三人。
太陽の光を受けて、汗がきらりと光ります。
先頭を走るのはさくらちゃん。けれど、ゆうたくんとみなとくんも負けていません。
「ぜったい勝つぞ!」
「がんばれー!」
ゴールに近づくと、思わず三人とも笑顔になりました。
そしてほとんど同時にかかしの前へ!
「わあ、同着だ!」
息を切らしながら、みんなで笑い合います。
そのとき、ふわっと風が吹いて、ひまわりの花が一斉に揺れました。
「まるで応援してくれてるみたいだね」
「うん、ひまわりって元気いっぱいだ!」
ひまわり畑の中で、三人は夏の思い出をまたひとつふやしたのでした。
自然の中で体を思いきり動かすと、とても気持ちがいいですね。
ひまわり畑でのかけっこは、夏ならではの特別な体験です。
みなさんも、季節の景色を楽しみながら元気いっぱい遊んでみてください。




