第12話「雨の日の工作大会」
外で遊べない雨の日は、ちょっとつまらない気分になりますよね。
でも、工夫しだいで雨の日だって楽しい時間に早変わり!
今日は、さくらちゃんたちが開いた「工作大会」のお話です。
その日は朝から大雨でした。窓の外はざあざあと音を立てていて、とても外で遊べそうにありません。
「うーん、せっかくの休みなのになぁ」
さくらちゃんは、つまらなそうにため息をつきました。
そこへ電話が鳴り、ゆうたくんからの誘いが。
「さくら、みんなで工作しない? 雨の日大会だよ!」
「いいね! すぐ行く!」
さくらちゃんは色紙やはさみ、のりを持って、ゆうたくんの家へ向かいました。
集まった三人は、まず折り紙で船を作りました。
みなとくんが器用に折った大きな船に、さくらちゃんが窓を描き、ゆうたくんが旗をつけます。
「おー、まるで本物の船みたい!」
次は紙コップロボット。紙コップを逆さにして、ペンで顔を描き、ストローで手をつけると……。
「ロボくん参上!」
三人はロボットごっこをして笑い合いました。
さらに大作「紙の町づくり」が始まりました。
箱やトイレットペーパーのしんを使ってビルを作り、色紙で道路を作ります。
「ここに公園もほしいな」
「おおきな木もつけよう!」
テーブルの上には、カラフルな町が広がりました。まるで本物のミニチュアみたい。
外の雨音なんてすっかり気にならなくなり、三人は夢中で遊びました。
「雨の日も、楽しいこといっぱいだね」
みんなの笑顔で、部屋の中は太陽のように明るくなっていました。
雨の日だからこそできる遊びって、たくさんあります。
工作をすれば、想像力がふくらんで、新しい世界を作り出せますね。
次に雨がふったら、みなさんも「雨の日の工作大会」をひらいてみてください。




