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2話 王都

pixivに投稿した物ですが、pixivでは3話に当たりますが

2話をカットしてこちらを2話に変更してありますが内容的には変わっていません。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19498465

残酷な描写がありますので注意してください。

 この世界へ来て2日目、早速に王都へ向かう。

バンの村から王都までの距離は大体200㎞。

馬車で行った場合、途中峠越えが2つあるので大体1週間かかる。

徒歩はその倍の2週間かかるが、健脚の人ならば馬車と同等の速さで行けない事もない。

普通に行ったら往復半月から1か月かかるが、今回は魔法で王都へ移動。

ただ、日帰りは無理と思うので1泊ないし2泊はしないとダメかな。

ただ、王都の宿は旅人、貿易の為の商人、アズ聖教の信者で常に空きが少ない。

さらに、戴冠式が行われるため、戴冠式当日は無理でも1度記念に王都へ観光へ行く人も多いだろう。


 なので、宿に泊まれるかわからないけど、いざとなったら収納スペースの空間に泊まればいいし

バンの村に戻って来てもいいけど、移動の魔法は距離がある程魔力と体力を使うので何度も往復は蹴講疲れる。

移動は一瞬でもわかりやすいくいと、乗り物に乗って長距離移動した時の疲労と同じ感じ。

消費する魔力は大したことないけど、これが原因で移動系の魔法を使わないんだよね。

「持つものは持ったから大丈夫。いざとなったら戻るけど、往復するのは疲れるからなぁ」

大事なものは異空間の収納スペースに入れておくから盗まれたり、落としたりはしないが油断大敵。

移動は一瞬だけど、常に人が多い王都はスリや置き引きも多いし気を付けないと。


王都でする事を確認すると

・王都の商人ギルドはギルド長に会う

・公爵グリフォン公と面会

・前回知り合った人たちに会いに行く

の3つ。

商人ギルドは紹介状があればハードルはかなり低いが、公爵家は公爵に会える所か門前払い可能性が高い。

ダメだったらダメで仕方がないが、前回できたコネが使えればいいんだけど。

3つ目は完全な私用だから、時間があったらって所かな。


「こっちの世界の金はもってないだろうし、旅費として受け取ってくれ」

「ありがとう」


 見送りに来たアグレットからお金を渡されたけど

受け取った袋の中身を見ると、金貨が20枚、銀貨100枚、銅貨1000枚入っている。

金貨10枚がどれぐらいの価値かというと、大体100万円。

銀貨100枚=金貨1枚なので10万円。

銅貨1000枚=銀貨10枚なので1000円

となる。

王都の平民4人家族が1年間に暮らすのに使うのは金貨4枚らしいのでかなりの大金。


「ちょっと多すぎじゃないの?」

「王都までの1人旅ならば金貨1枚あれば事足りる。多く渡してるのは困った時に金が必要になるためだ」

「ああ、そういう事か」


 わかりやすく言えば袖の下や賄賂用。

盗まれないように銅貨100枚、銀貨10枚だけ財布に入れて残りのお金や紹介状などの貴重品は収納スペース行き。

これで準備が整ったので出発しよう。

わたしの魔法は詠唱が不要なので、すぐ出発できる。

見送りはアグレット一とミュレイだけど、他の村人は畑仕事や森へ採取に出ているためだ。


「行ってくるよ、アグレット、ミュレイ」

「二菜さん、いってらっしゃ。気を付けてね」


2人に見送られて王都へ出発した。

  

 魔法で王都の手前の場所に出たが、座標をミスって離れた場所に出てしまった。

予定では王都の門200mほどに出る予定だが、王都まで2㎞手間の道しるべがあるからそこまで離れてないけど。

後、周りの人があたしを見てるが、移動魔法は中級魔法以上になので

平民の格好をした(見た目が)女の子が使ったら皆に注目されるのは仕方がない。

ちょっと目立つっているのでそそくさとこの場を離れるが、この道は王都へつなが街道は常に人通りは多い。


 時々、兵士が立っているが戴冠式に向けて、すでに警備が強化されている様だ。

ただ、門でチェックされるほど厳しくはなく、門をくぐると王都に到着しメイン通りである聖ファンダ大通りとなる。

ファンダは王国の初代国王の名前で建国者かつ大陸でもっとも信者が多いアズ聖教の聖人の1人で聖ファンダと称されてそれが通りの名前になっている。

門から南北にびる大通りであるが街道どうでもあり、門からは南北にで王城の前で東に折れるが、あえて立派な城を見せるよう様に通りが作られている。

日本でも街道やメイン通りからあえて城を見せて権威を財力がある事を見せてたから、どこも一緒だな。

目指す商人ギルドは新市街にあるが、王都は大まかに分けて、王城や王宮、貴族が住む地区、新市街、旧市街、

聖教の総本山や宗教関係者が住む宗教地区に分かれるが新市街にある商人ギルドへ向かう。

商人ギルドは大通りから1つ通りを入った場所に位置するが、人の出入りは常にあるものの入ってみたら受け付けはそこまででもなかった。

「いらっしゃいませ、本日はどのようなご用件ですか?」

「バンの村から来た使いの物です。ギルド長へのご用を頼まれました」

「そうですが。事前にお約束をしていますか?」

「いえ、急ぎの用件なのでしていません。ただ、紹介状がありますので」

紹介状を差し出すと

「そうですか。ギルド長はおりますのでお待ちください。ただ、お時間がかかると思いますが」

「構いませんのでおまちします」

「わかりました」

受け継の人が奥に入っていく。

紹介状を持っているとはいえ、ギルド長もそう簡単に会える相手ではないがしばらく待っていると

「お会いできるようです、こちらへ」

と思ったより早く奥のギルド長の部屋へ通された。

「どうも、ギルド長のエドです。よろしくお願いします」

「バンの村の村長アグレットの使いの二菜と申します、よろしくお願いします」

「今回の用件は読みましたが、大事な話なので2人で話すほうがよろしいですね。すまないが、他の者は出て行ってくれ」

「はい、わかりました」

人払いをして部屋にはあたしとエドさんとなるが

「お久しぶりですね、二菜さん。全くお変りないですね」

「エドもお久しぶり。ギルド長なんてすっかり偉くなったね」

「これも二菜さんのお陰ですよ」

エドは前回来た時、ゴブリン対策の食料や物資の調達に協力してくれた。

バンの村はバンノ草の取引は利権と大きな利益があるものの、現地での健康被害対策に輸送費用、護衛の費用なども高い。

なので、取引できるのはエドが経営しているララ商会など3大商会のみ。

前回のバンの村のコブリン対策もこの3大商会の協力が必要だったが

最も大きいケイシー商会は中立、2番目に大きいブラウン商会は2大公爵家のリットン家の御用商人でつながりが強く、最も小さいララ商会は政治から距離を置くという立場だった。

ゴブリン対策時の物資調達は国王からケイシー商会にまずは依頼したが、リットン家にかつての不正を暴露されて辞退。

ブラウン商会はライバルである宰相のグリフォン家の功になるのであえて拒否させるた。

そのためなし崩しにララ商会が担当すことになった。

ただ、あれこれ理由をつけて物資の輸送を足止めしたり、物資を引き渡さないなどの妨害をリットン家にされる。

妨害の理由はコブリン対策を失敗させてグリフォン家を宰相から引きずり落とすためだったが、これにはさすがにあたしも怒った。

そこで利用したのが聖教の力。

前回来た時の魔物退治の功績で聖教から地位を授かってたけど、こういう権力を使うのは嫌いだけど仕方がない。

宗教の力が国王を上回ってるよくある話で、聖教に逆らうのは国王に逆らうより大変なので妨害はすぐに止まった。

妨害はなくなりコブリン問題も解決し、この功績でララ商会が三大紹介のトップに立つきっかけになったのだ。

「あたしは王国から依頼された事をしただけだよ」

「二菜さんは王国の人間ではないのに、王国の為に2度も力を貸してい頂きありがとうござます」

「最初の魔物退治は面白半分でやっただけだし、バンの村の件は王国と聖教から地位を授かったら協力しないとね」

「その結果、王国が安定して私もこの地位につけたので何度お礼を言っても足りないぐらいです」

「照れるからよしてよ。それより、本題だけどどうにかなる?」

「戴冠式は聖教の寺院で行われますが、王城から寺院まで行く間の行列は平民でも見る事が出来ますね。

王国中から観光客が来るので、宿の確保は難しいのでララ商会にお泊めしますよ。

大通り沿いにありますので、部屋から行列を見る事ができますよ。

従業員が泊る部屋なのであまり立派の部屋ではありませんし、アグレットさんと二菜さんからお金をいただく訳にはいきませんので」

「ありがたい話だけど、流石にただは気が引けるかな」

「これはあくまでも個人的な恩返しなので、お代はいりませんので」

「それじゃ、お言葉に甘えようかな。おりがとう、エド」

「どういたしまして」

最初のお使いはあっさりと終わったけど、エドがギルド長でよかった。

さて問題は・・・次だなぁ。

まず、貴族地に平民が入ること自体がハードルが高すぎるし、さらには入れても公爵家に行く事のも難しい。

流石にあたし1人で行くの無理だけど、ギルド長のエドに協力してもらうかな。

「この後、二菜さんのご予定はどうなっています?」

「実は公爵様というか、宰相様にお会いしたいけど・・・流石に無理か」

「宰相様にお会いするのは無理ですが、私は御用商人となていますのでご自宅には行けますよ」

「さすが、ギルド長。行けるなら行きたいけど、今日はどうなの?」

「今日はお伺いする予定はありませんが、明日にお伺いしますのでご一緒しませんか?ただ、宰相様にお会いはできませんが」

貴族の御用商人ならば貴族地に入れるのでありがたいが、対応するのは執事や奥様になるだろうし話ができるかもわからない。

それでも、公爵家に行けるのは大きいので同行させてもらおう。

「公爵家に行けるなら同行させてもらうかな」

「わかりました。公爵家には私の担当なのでお泊りになる場所が決まっていないのなら我が家にお泊りになりますか?」

泊る所はまだ探してないし、明日同行する事を思うと泊めてもらうのが楽だしありがたい。

「それではまたお願いします。なんか甘えてばかりで」

「いいのですよ、二菜さんから受けた御恩比べたら足元に及びませんよ」

大袈裟かもしれないけど、今の地位を考えたら大袈裟ではないかも。

でも、こっちもバンの村の事ではかなりお世話になったけどね。

「それでは、夕方になったらまたギルドにお越しください」

「わかった。久しぶりの王都だから知り合いの所に行って時間を潰します」

こうして商人ギルドへの用事はあっさり終わったのであった。


 商人ギルドを出て王都を散策するが、まだまだ日が高い。

時間的に食事をとる時間なので、前回来た時によく行ったお店に行ってみたら店も立派になってかなりの繁盛店になっていた。

店に入ったら店長があたしの事を覚えていたが、今は王都に2店舗、王国の8地方全部に1店舗とチェーン店なっていると話してくれた。

料理も相変わらず美味しく、しかも値段が安いのでこれは繁盛する。

というか、日本に出しても売れそうだけど、問題は食材がこの世界にしかいない動物だから無理。

味はいいんだけど、元はウサギ型のモンスターだったを無害化して飼育食用にしたものなんだよね。

300年以上食べ続けられてるから安全なんだけど、それでもたまに今でもモンスター化するんで

元の世界に連れて行く訳にはいかない。

しかし、あの店長、元からやりてと思ってたけど王都全域に店を出すとはさすがだな。

 次は前回この世界に来た時にお世話になった酒場。

前回来た時に行く当てがなくて、働く代わりに寝泊まりさせてもらった店だ。

時間的にまだ開店はしてなったが、経営者の娘で看板娘のカロリーヌと出会った。

「二菜じゃない、お久しぶり何年振り?」

「カロリーヌ、お久しぶり、15年ぶりかな。前と思ったより変わってないけど、若い時より色気があるね」

「そりゃ、ここのママだからね。それに、結婚して子供も2人いるよ」

「そうなんだ、相手は誰?」

「それは内緒。意外な人物だからね」

「え、そうなの?」

「まぁね、わたしのような相手と結婚するような相手じゃないよ」

「まさか貴族とか?」

「そんな訳ないよ、いうならば冒険者だよ」

「え、本当に?冒険者嫌いのカロリーヌが」

カロリーヌが冒険者を嫌いなのは酒癖が悪い人間が多く、よく店で揉め事をおこすからだそうだ。

酒場である以上、どすしても酔っ払いの喧嘩などのトラブルは起るが

冒険者は店の物を壊すし、セクハラをしてきてお客であるが嫌いだった。

なので、結婚相手はちゃんと経営をできる商人が良いと言ってたけど。

「父親も元冒険者だったからね、どうも父親に似た男を選んでしまったみたいだよ」

「はは、そうなんだ」

「わたしの話はいいけど、15年も二菜は何してなんだ?」

「あれから故郷の国に帰ったんだよね。ただ、懐かしくなってまた来たんだ」

「そうかい」

実は前回、この国に50年いたのであった。

50年居ても、元の世界では飛ばされた直後の時間に戻ってたけど。

あと、こっちで過ごした50年は元の世界ではノーカン扱いになっているが仕組みは不明。

あたしの場合50年は普通の人の3週間程度にしかすぎないけどね。

ただ、普通の人が異世界で50年過ごしたらどうなるのかだけど、10回も異世界に行ってると

たまに3度ほど同行者がいたけど、50年とは言わないが10年ぐらい異世界で過ごして年をとっても

元の世界に戻ったら、異世界に行く姿前の戻ったので、仕組みはわからないが換算されていないみたいだな。

なので、ある意味10年分得した感じかも。

ただ、自分の未来の姿がわかるのでこの点はいいのか悪いのかわからない。

あと、異世界に行って性別が変わったが、戻って来ても年齢は戻っても性別はそままだったり事があったが理由は不明。

「まだ開店前だが、一杯呑むかい?」

「まだ日が高いけど、せっかくだから貰おうか」

「それじゃ、わたしのおごりで一杯だけだよ」

「ありがとう」

一杯だけ頂くけど、出されたのはビールで氷の魔法で作った氷で冷やしてある。

醸造技術は結構高く、クラフトビールとして売り出せるかも。

味はあっさりしてて、飲みやすくて沢山に行けるけどアルコール度数は5.5%(魔法で調べた)あるので吞みすぎに注意かな。

「ありがとう。おいしかったよ」

「いつまでこっちにいるんだい?」

「まだ用事が残ってるからもう少しいるかな」

「来られるようだったら店が開いてる時間に来てくれないか」

「来られたら来るけど、ちょっとわからないかな」

「無理なら構わさないさ、少しでも二菜の顔を見れからうれしいよ。まったく、年取らないの羨ましいよ」

「まぁ、年を取らないなら取らないで苦労はあるけどね」

「そうかい?ま、生きている以上どうしても苦労があるからね」

「ま、そうだね。それじゃ元気でね」

「二菜もね」

50年の内、カロリーヌ所には30年もお世話になってあたしが何者かは知っている。

カロリーヌの家は代々、酒場経営をしてるがカロリーヌで5代目と王都で酒場では老舗になる。

酒場は冒険者をはじめ、流れてきたものやならず者が来たりするが悪さをしない限りは

誰でも受け入れるのであたしもあっさり受けれいてくれた。

カロリーヌの酒場で酒場で働きながら寝泊まりしてたけど、魔物退治で地位と名誉を授かったから別の所に住んだけど

30年もお世話になったので受けた恩はずっと忘れない。


さっきから出てくる魔物退治の話をすると

王都の水源にもなっている北の森に魔物が現れて大騒ぎになり討伐をしようとしたら一般兵どころか

騎士団でも冒険者も退治できず、困り果てて王国と聖教からの同時の依頼がでて

王国からは公爵家と爵位、聖教からは聖職者でなくても司教の称号と位を与えるとなった。

公爵の爵位を得ると王政にかかわれるし国王を選ぶ事も出来るぐらいの権力が

司教の位を得ると聖教上位の身分となり、貴族や国王を黙らせるどころか地位を剥奪できるほど。

なので両方の地位を得ると実質的に王国を支配できると言ってもいいぐらいだけど

ここまで破格の褒美なのは現れた魔物が魔族だったためである。

魔族自体がこの世に出てきたのは神話レベルになるので実在してて聖教も大慌てだった。

モンスターはいるけど、なぜか魔族や魔王はいないのは不思議だけど神話によると

『神との契約で魔王とその配下の魔族や上級の魔物は地上に出られなくなったが、

低級から中級のモンスターを出してはいけない契約ではないので、このクラスのモンスターだけを地上に放ち続けている』

っととの事で屁理屈というか契約の抜け穴を突いたって所かな。

 それはともかく、魔物を倒せる人間なんていないから誰も依頼を受けなかったけど

倒せるまで何度も挑戦できるって言うから面白半分で受けけど・・・結果は酷い有様だった。

手足の1本で済めばかなり幸運な方で、頭だけ残って胴体が消し飛んだり、逆に頭だけ消し飛んだりしたけど

消し飛ばされてもちゃんと再生するし、頭を消し飛ばされてもちゃんと記憶も知識があるから自分でもどんな仕組みかわからなかったりはするけど。

死体回収に来た兵士は最初は驚いてそのまま何度も放置されたりけど、胴体が吹き飛んでも3日もすれば皮膚と筋肉、血管、骨は完全い戻るけど神経が戻るのは何故か遅く動けるまで7日はかかる。

心臓と肺は優先されて再生するけど他の臓器が完全に戻るには2週間かかるがそこから飲食できるようになるもでさらに2週間もかかる。

脳は血流がない間でも常に再生してるようだけど、血流が回復するまで意識がないから自分でもよくわからない。

いくら不老不死と言っても、人が死ぬぐらいの痛みを受けたら意識はなくなる。

死ぬ程いたいっていうけど、実際に死ぬ程の痛み何度も経験すると生きていれる時点で大した痛みじゃないって思うようになった。

というか、実際に死ぬ程だと痛いって思う前に意識が消えてて痛みを感じない事を知ったよ。


 結局、倒すまで2年かったけど、それまで水源に何かされたというとそういう訳でもなく何で現れたのも不明のままだった。

あと、倒したと言っても実際は相打ちで、よくわからないが魔族特有の器官が破壊されて魔界に帰れなくなったと言ってたな。

簡単に言うと、魔界の空気はいわば瘴気そのものでそれを無害にする機能と魔族である印でもあるらしい。

もちろん再生するが、その器官の細胞が完全に無くなると再生不能になり魔族としての力を失うとか。

なので実質的に倒した事になるけど、弱体化しても人間が倒せる相手でじゃない強さが残ってはいる。

で、その魔族を倒す時に使ったのが、父親から受け継だ魔力。

1度めは闇雲に使って、湖の隣に新しい池を作ってしまったけど、その後刀を使って一点に集めて相手に撃ちこむというか刺すという技を覚えた。

ただ、実戦でうまく行くまで5回ほど要したけど、1%に満たない程度だと魔族は完全に倒せないが

魔族を魔族せしめる器官を完全消滅させたから、もう少し出力をあげたら完全に倒せたかも。

ただ、その時でも腕が耐えれなくて5回中全部左腕が吹っ飛んだけど、あたしは元は左ききで

子供の時に右ききに直したけど刀を使う時だけは今も左きき。

腕は3日もすれほぼ元通りになる。

刀自体に魔力というか呪術がかかって、魔力にも耐えるばかりかあたしの手を離れても

自動的にちゃんと持ち主の所へ戻ってくるから無くしたり盗まれる事ないんだよね。

ともあれ、魔族が居なくなった事には変わりないし、その後戻って来てないから討伐成功となった訳だ。

それで公爵の位と司教の位と名誉を授かったけど、政治にも宗教にも関わりたくないから

隠居的に魔族が現れた北の森の水源を守るという名目で北の森に住んだ。

とはいえ、完全に政治と宗教から離れる事が出来なかったけど、立場を考えると仕方がない。

だから、バンの村のコブリン対策も王都から逃げる口実だったけど、そのせいで余計政治にかかわりそうになったから

嫌になって故郷に帰ると言って元の世界に戻ったんだけどね。

ただ、王国を離れても地位と名誉はそのままと言ってたので多分、今も有効なはず・・・。

とはいえ、有効であっても余程のことがない限り権力は使わないし、使ったら使ったらでまた面倒な事になる。

あと、政治より聖教にかかわる方がもっと面倒だから、出来る限り聖教にも近づないようにはする。

 

 王都も結構広いから徒歩で商人ギルドから旧市街地へいくとか片道3㎞ほどあるから歩いてるだけでも結構時間が潰せてもう夕方だ。

この世界も時計がありやはり24時間なので、人に見られない様に時計台でスマホの時間を合わせておいた。

そして約束通り、商人ギルドでエドと会いエドの家に宿泊。

急な来訪に限らず、豪華な食事を準備でしてあったのは流石と言える。

ただ、さすがに夜の旧市街には行けなったけど、仕方がない。

エドの家でもいいお酒を出してくれたけど、これ持ち帰ったら数十万円ぐらい値が付きそうなワイン。

ラベルの文字を訳して売ってもいいけど、実は元の世界に戻る時こっちの世界の物は何故か消滅する。

ウサギはモンスター化するリスクもあって生きたまま持って帰れないというのもあるけど。

ただ、収納スペースは別空間のせいか残るんだけど、前回持ち帰った食べ物やお酒は味が不味くなっててダメだった。

何で不味くなったかは原因は不明だけど、収納スペースの中の物は時が止まってるから劣化しないのに謎だた。

ただ、食べ物や飲み物以外の物だったら問題ないからグリフォン家への通行証とかは残っている。

この通行証があれば貴族地はフリーパスなんだけど、今でも有効なのかはわからないしもし無効だったら収監されてかなり面倒だから使わないと言うか、偽造は死刑だからね。

あと、15年も経ってるから法や精度が変わってる可能性が高いから、エドの従者としていた方が安心。

明日は大事な1日だからお酒は1杯だけにしてしっかり眠りにつく事した。

お読みくださってありがとうございます。

本来3話として書きましたが、正直2話は無くても問題ないのでカットしました。

冒頭の1行のみ変えただけですが、多分構成的には問題ないと思います。

今の所何も問題なく話が進んでいますが、これからいろいろ起きる予定です…。

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