表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
籠の蝶  作者: 鈴音
1/1

目覚めし被害者

※初投稿なのでテスト兼ねての作品となっています。少々見づらい部分ありましたらご了承いただければと思います。

黒役「地球。それは、人類が誕生した地である。自然豊かで、文明も発展した素晴らしい場所。」





白役「素晴らしい場所………フフッ、あははははは!笑っちゃうわよねぇ〜!あいつのせいでぜーんぶダイナシ!まっかっか!けむりだらけ!」





黒役「だからこそ、我々がその環境を守らなければいけない。」






白役「もう手遅れだよ〜!そもそもぉ〜、人類が誕生したこと自体が間違いだったんだ〜!あ、でもぉ、この環境が生み出した、とも考えられるよね〜!結局、滅びるのがウンメイなんだよ〜!!」





黒役「だから、この選択をするしかなかった。仕方なかった。そうすれば、この惨劇が終わると信じていたから。」





白役「そうだね〜、あいつさえ消せれば、被害をサイショウゲンにおさえられるね〜!他の奴らなんて、ど〜でもいいよね〜!!」




黒役「この世界は」




白役「ボクたちがまもらなくっちゃ、ネ!」







白役、黒役「だから■■■■■したっていいよね、ねぇ、■■」














1 day's story 「カゴノナカ」



ここは、かごめ町。

こじんまりとした町。自然豊かで、地域の人は優しい人ばかり。

町といっても、それなりに施設は充実している方。ここに住んでいて一度も、不便だと感じたことはない。そんな平和で満ちた暮らしが、私は大好きだった。これからも、こんな日々が続くのだと、充実した生活が、待っているのだと、思っていた。そうなるはずだった。あの事件さえ、起きなければ。人々が一瞬で絶望とかした、あの大規模な事件さえ、起きなければ…。



私は、重いまぶたをゆっくりとあげた。

まわりはがれきに包まれ、自分がどこにいるかすら、わからない状況。ボロボロになったバッグをしっかりとにぎり、立ち上がった。バッグからは、「鶴崎つるさき みお」と書かれた私のノートが顔を出す。中身をめくってみるが、黒がかっていて、使えそうにない。おそらく、逃げてきたときに炭を被ってしまったのだろう。仕方なく、そのノートを近くのがれきの上にのせ、ボサボサになったポニーテールを揺らしながら歩きはじめた。

しばらくあたりを無造作に歩いていくと、『かごめ小学校、春季体育祭!』と書かれた紙の切れ端を見つけた。貼り紙が切れてしまったのだろう。他の部分は見当たらない。ということは…今私がいるところは、()()()()()()ということになる。ガラスが散らばっていた窓側を除くと、地面から少し距離があることがわかったので、ここは2階に位置すると推測した。

とりあえず、外に出たいんだけど…まずは1階まで降りるために、階段を探さなくっちゃ…。



〈ガタンッ!〉



「きゃっ!?」

近くで大きい物音がした。何かが動いている…?

「誰か…いるの………?」

[何者か]は教室に入っていった。こちらには気づいていないようだ…

私は、[何者か]の背後にゆっくりと近づいた。その子はランドセルと帽子を被った女の子だった。短い髪で、可愛い飴のゴムで結んだツインテールがちらつかせている。きっとこの学校の生徒だろう。思い切って話しかけてみよう…

「あの…!」


「いやぁぁぁぁああああなにぃぃぃぃい!?!?」


その子は驚いて後ずさりすると、がれきにあたってひっくり返った。

「だ、大丈夫…?」

「ダ、大丈夫なわけないじゃない!あなた誰!?もしかして、あのレンチュウの仲間じゃないでしょうね!?かかってきなさいよ!よ、ようしゃしないんだからぁ!たぁ!!」

「わ、ちょっといきなり突進しないで!私、起きたらここにいて、外に出ようと思って、階段を探してて…って殴らないでぇ!!」



ポカポカ叩いていた手をとめ、女の子がいきなり真剣な顔で私をじっと見つめる。長い沈黙が走る。ほんのり明るい校舎内は、土と何かが混じったような、独特な匂いが漂っていた。

「ふぅーん…あたしと同じジョーキョーってわけ……そぅ、ならあたしが外までアンナイしてあげる。この階の階段はガレキがジャマしてとおれないから…いいルートをみつけたのよ」

「ほんと!ありがとう…えっと……おなまえは?」


「白野 ちぐり(はくの ちぐり)よ。…あんたは?」

「私は鶴崎 澪。よろしくね、ちぐりちゃん!それで…さっきいってた《・》()()()()()()()って…?」

「その説明は後で。それより…外に出ることを優先しましょ」

「うん、分かった。…ところで、私と同じ状況っていってたけど、どういうこと?あなたは、ここの生徒なの?それから…」

「ミオ、あんたネホリハホリきくわね…まぁいいけど。同じジョーキョーっていうのは、この町から抜け出せないってこと…あんたもそうなんでしょ?」

「え、町から抜け出せない……?どういうこと?」

「ことばどおりの意味よ」









「あたしたちは、とじこめられたのよ」








〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

To day's after word...

どうも、お初にお目にかかります、鈴音すずねと申します。自分で書いた小説を公開することは初めてで、今回はテスト兼ねての投稿となりますので、お見苦しいところをおみせしてしまうかもしれませんが、どうか優しい目で見守ってやってください…。


最後に…

Thank you for read the story!



作品に対するご指摘、感想などお聞かせください。遠慮なさらずどしどしお待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ