嘘つきは誰だ?
「無能諸君!起きろ!繰り返す起きろ!」
船内のベルの音ともとに俺は起きた。
「やっぱり....夢ではないんだよな....」
そう思いつつ机の上にあった紙を再度確認した。
「うん、何度見ても....か職業は....ね、まぁ起こったことはしょうがない!このゲーム勝ってやる!」
とりあえず、ここにいてもしょうがない!
そう思いテレビのあった部屋に向かった。
部屋に行くと昨日集まっていた全員が集まっていた。
すると、机の上の上に何かの紙が置いてあったのが分かった。
紙にはルールが書いてあった。
ルール
・夜になったら部屋に戻ること、戻らない場合は翌日死亡する。
・夜前なら部屋に入らなくて良い、許可を取れば他人の部屋に入って良い、無理矢理入った場合は死亡する。
・人狼は夜前でも部屋に戻らなくて良い。
・ここに書いあること以外は何をやっても良い
役職
人狼2人
村人8人
騎士1人
占い1人
霊能1人
共有者2人
そう書いてあり、これ村陣営有利だ!
そう思っていると、一人の男性が発言をした。
「皆さん!僕の名前は山田光國と言います!こうなったらとことんこのゲームをやろうと思ってます!」
するともう一人の男性が発言した。
「1ついいか?こうなったらって何だ?俺には人狼を引いて自信がなかったけど頑張る!って意味に聞こえたんだが?」
「私はそういう意味で発言したのではありません!皆さんの雰囲気が悪かったので和らげようと....」
「だから、それが怪しいって言ってんの!わかんねぇのか?この状況で自己紹介するなんてありえないって言ってんの!」
「名前も名乗らずに人を疑うとは!何事ですか!」
「じゃあ、名乗ればいいんだな!俺は松山秀邦だ!これでいいか?」
思わず俺も会話に参加してしまった。
「落ち着け....松山さん?と山田さん?でしたっけ?とりあえず落ち着きましょう。それに、山田さんが自己紹介した理由も分かります、誰かが発言しないとこのゲームは始まれないと思ったのでしょう。それをいきなり疑うのはどうなんでしょうか?僕は松山さんの方がよっぽど怪しいと思いますが?」
「あ?俺を疑うのか?」
「えぇ、疑います。」
すると、山田さんが一言。
「そうだそうだ!あなたは今とてつもなく怪しいと思います!」
すると、船内にベルが鳴り渡った。
「投票入る!各自自分の部屋に入り自分のベットの下に投票箱がある!そこから投票しろ!」
すると全員投票をしに部屋に戻った。
「....さん、今日はどこ噛みますか?」
「うーん、....でいいんじゃないか?ここを残しとくと後々やっかいだからな、まぁお前の推理力なら大丈夫だと思うがな」
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翌日
松山秀邦が村人達の手によって処刑されました。
加藤巻さんは狼に寄って噛み殺されました。