無能な人間にチャンスを与える死のゲーム!
「あぁ、ついにクビか....」
「あの会社に勤めたのってたしか五年だったけか?」
「ん?あぁそうだよ、というかあんただ....れ....」
「任務完了しました、ええ、はい、後、集合場所って....でしたっけ?はい、あ....でしたか?....出はないんですね、分かりました。後、....さんこんなことして楽しいですか?愚問だって?それもそうですね。(笑)」
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「起....き....起きて....起きて!」
女性の声がする....
ここは何処だ?海の臭いもする。
俺は....船に乗ってるのか?
「ん?ここは何処だ?というかあんた誰だ?」
「私は....」
その女性が何か言おうとすると船からベルが鳴り始めた。
「無能諸君!船内に入れ!繰り返す船内に入れ!」
「と、とりあえず船内に入ろう!」
その女性が僕の手を握り船内まで引っ張ってくれた。
周りにも人が何人か居たらしく、全員入った頃合いで、船内にあったテレビがついた。
「無能諸君!元気かな?生きてるかな?まぁそんな冗談は置いといてさ!今からあるゲームをやるよ!やったね!政府の人も許可を出しているよ!良かったね!だから訴えないでね!まぁ、訴えられないだろうけど!アハハハハ!まぁ、勝ったら五億円貰えるよ!やったね!じゃあそろそろ本題に入ろう!今から始めるゲームは、職業人狼ゲーム!やったね!面白そうでしょ!楽しそうでしょ!ここにいるのはまさに無能共だからさ何したってOKなの!まぁ職業人狼ゲームのルールを説明するね!人狼ゲームは皆知ってるよね!その人狼ゲームに職業を合わせたゲームだよ!職業は色んな職業があるんだ!種類も全部違うよ!例えば泥棒っていう職業は、一日一回のみ他人の職業を盗んで自分のものに出来るよ!やったね!盗まれた人はただの人狼ゲームに戻るよ!ただし、ここで警察官が登場するよ!良かったね!警察官は泥棒が盗もうとしてる人を守れるよ!守られてる人を泥棒が選んだらその日は誰も盗まれないの!良かったね!! まぁこんな感じで色々な職業があるよ!そうそう!他にもサラリーマンもあるよ!サラリーマンは二日目から能力を発揮できるよ!給料日って言うんだけどね!この給料日が発動されたら、一日だけ独裁者になれるよ!やったー!独裁者って言うのは投票の時に投票先全てを一人の人に向けられるよ!まぁこんな感じで他にも色んな職業があるから楽しんでね!あ、後、夜の時に部屋から出れなくなるよ!部屋に入れなかったらどうなっちゃうのかな?まぁそこは皆の想像力に任せるね!人狼さんは夜の時にも部屋から出ていいよ!安心してね!じゃあね!頑張ってね!バイバイ!」
この放送があってから数分後....
一人が鍵を取って自分の部屋に向かった。
すると、全員いっせいに自分の名前が入った鍵を取って自分の部屋に向かった。
僕はさっきの女性が泣いていたため慰めてその人の話を聞きながら自分の部屋に向かった。
どうやら彼女は加藤巻と言うらしい。
そして、加藤さんは自分の部屋に向かい、僕も自分の部屋に向かった。
机に置いてあったカードを見た。
そのカードには、自分の役職と職業が書いてあった。
「俺の職業は....で、役職は....か....」
もう、こうなったらとことんやろう!
と思いその日は寝た。