050. 救出1
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旅、十三日目。
旅は、目的地に近づいており何の問題もなく順調だ。しかし、魔の大樹海に近づくにつれて魔物の数は飛躍的に増えている。
旅の始まりの時点では丸一日、魔物に会わないことも珍しくはなかったが、現在では一日に三回以上魔物に遭遇することも珍しくはなかった。
昨日はオークという身長二メートル以上の豚のような顔をした人型の魔物二体に襲われた。エルナによると結構メジャーな魔物らしい。
いずれにしろ、オークはシャロンとセリーナの魔法の練習台に消えた。人型の魔物から魔石を取り出すのには抵抗があるが、クレリアとエルナはそうでもないらしい。魔物に対する考えが根本的に違うのだろう。
購入した魔物全集によるとオークの魔石の価格はグレイハウンドよりも高いらしい。倒す側の立場では動きはグレイハウンドと比べるとかなり遅く、魔法を当てるのは容易い。出来れば出てくる魔物はすべてオークにしてもらいたいものだ。魔法を使わないで剣で倒すとしたら体が大きいだけに苦労しそうではあるが…。
今では馬車の操作は、全員が問題なくこなすようになっていた。馬車だけでなく、乗馬も性格のいい訓練された馬であれば問題ないだろうとエルナの限定のお墨付きをもらう程度には乗れるようになっていた。
ここまでの旅の途中、村に宿泊することもあったが、泊まり心地は微妙で野営のほうが気楽で快適だというのは、みんなの共通した意見だった。
あと一日で城塞都市ガンツに着く。上空からの都市の動画は見ているが、一体どのような所なのだろう。
[ディー・ワンより艦長]
直掩のドローンからの通信は、旅の初日以来だ。
(どうした?)
[この先、三キロメートルの街道で馬車が倒されており、推定十人以上の人間の死体と五人の生存した人間を確認しました]
どういうことだろう? 魔物にでも襲われたのか、盗賊という可能性もあるな。この旅の間も、ごくたまに商人や冒険者とすれ違うことはあったが、何かに襲われた現場に遭遇したことはない。
(偵察してきてくれ)
[了解しました]
仮想ウィンドウ上に、ドローン視点の映像が表示される。かなりの速度で加速していき、現場上空と思われるところで静止した。ドローンは空中に静止しているようだ。街道が見えるが木々で覆われているため所々は見えない。
視点がズームされる。確かに馬車が倒され死体が点在している。十三体ぐらいはありそうだ。五人の生存者もいて馬車から荷物を運び出しているようだ。一人が荷物をぶちまけた。どう見ても自分の荷物を扱っているようには見えない。恐らく盗賊だろう。
まったくなんて治安の悪さだ。人の命を奪って、大したものでもない物を奪うなんて信じられない。もう犠牲者は助けられないかもしれないが、早急になんとかする必要がある。
皆に相談する必要があるな。手綱を引き馬車を止めた。
「どうしたのですか? アラン」
「どうやら、厄介事らしい」
馬車を降りみんなに説明する。
「どうやらこの先に盗賊がいる。といっても誰かが襲われた後らしい」
「そんな事まで探知魔法で分かるのですか!?」とエルナ。
「あぁ、街道にいるのは五人だ。このまま進もうと思うが、どうだ?」
「早く行きましょう! 襲われた人が生きているかもしれない!」とクレリア。
「多分、それは無いと思うが… では十分警戒しながらいくぞ」
飛ばし気味に馬車を走らせる。現場まで二百メートルを切ったところで奴らは気づいたらしい。
慌てて街道の両側に隠れているが上空からは丸見えだ。弓をもった人間が二人いるのが見えた。
「エルナ、弓持ちが二人だ。注意しろ」
同じく御者台に座っているエルナに注意した。もっともライフルを片手で構えているので、仮に矢が飛んできてもなんとかなる。
現場まで三十メートルのところで二人が、弓を引き始めたのを上空からの映像で確認すると、五人に向けて同時にフレイムアローを放った。
隠れているといっても草むらに隠れているだけなので、魔力センサーで丸分かりだ。
炎の矢が草むらに飛び込むと、ギャッという複数の声が聞こえてきた。
「武装解除しろ!」
馬車から飛び降りると、エルナも続き、馬車からも三人が飛び出して、盗賊確保に向かった。
武装解除といってもフレイムアローを右肩に受けて、痛みで転げ回っている人間を踏んづけるだけで完了だ。
身に付けているナイフなどを奪い、街道に蹴飛ばした。丁度、五人対五人だったので手早く完了した。
街道に放り出された盗賊達は、しばらく転げ回っていたが、そのうち痛みが収まってきたようだ。
「てっ、てめえら何しやがる! 俺達は草むらに隠れていただけだぞ! いきなり襲うとは何だ!」
「お前とそこの奴が、弓を引いているのが見えたぞ。お前ら盗賊だろ?」
「ばっ、馬鹿言え! 俺達が盗賊の訳ねぇだろ! 弓を引いたのは念のためだ」
「じゃあ、これは、どういう状況なんだ」 周りを見渡してみる。
「こっ、これはっ! 俺達は盗賊に襲われたんだ! なんとか俺達だけやり過ごして戻ってきた所だ」
「じゃあ、ここにある死体はお前達の仲間か?」
「あぁ、そうだぜ! まぁ、盗賊の死体も混じってるがな」
「じゃあ、こいつもお前の仲間だったのか」
どう見ても冒険者のような格好をした死体を指さした。
「あぁ、死んじまって可哀想に」
「こいつの名前は?」
「えっ? あぁ、名前はダニーだ」
俺は死体を検めてギルド証を探した。冒険者であれば必ず身に付けているはずで、すぐに見つかった。
「こいつの名前はギル。おまえは盗賊確定だな」
「そっ! それは他人のだ! なんでダニーの奴、他人のギルド証なんて持ってんだ!」
「アラン、もう面倒です。まだ先も長いし、こいつらを連れていくのは難しいでしょう? 殺してしまいましょう」とエルナ。
「あぁ、そうだな、そうするか」
剣を抜いてみせた。
「まっ、待て! すぐに俺達の仲間が戻ってくるぞ! 早く逃げたほうがいい!」
「随分とくだらない言い訳だな」
「待て! これは本当だ! 死体を見てみろ! 冒険者っぽいのが十人と俺みたいなのが三人だろう?」
見渡してみると確かにそんな感じだ。
「たった八人で、十人以上を襲うわけねぇ! 本当に仲間が居るんだ!」
「ほう、その仲間は何処にいるんだ?」
「このすぐ近くにアジトにしているとこがあるんだ、だから早く逃げたほうがいい!」
魔力センサーには反応がない。距離があるということか。
(ディー・ワン、周辺を精査し人間の有無を確認しろ)
[了解しました]
「なんで仲間はアジトにいるんだ?」
「いい女が三人も居たんで、さっそく楽しもうって話になって… 俺達はちょっとドジ踏んで罰として荷物漁り…」
その盗賊の言葉を聞いて周辺の気配がガラリと変わった。盗賊もそれに気づいたらしい。周りを見渡すと四人とも凄く怖い顔になっている。
「アラン、助けに行きましょう!」
「あぁ、そうだな」 この言葉しか言えるはずがない。
[発見しました]
ディー・ワンがアジトを発見したようだ。送られてきた映像は、洞窟を透過したような映像で人間と思われる十人の人型のアバターがいた。洞窟の中、地中だったのでこれほど時間がかかったのか。
十人ということは、女三人が生きていたら盗賊は七人だな。
アジトまで、ここから三キロぐらいだ。さて、馬車もあるしどうしたものかな。二手に分かれるか? いや、どうせなら全員で行動したほうがいいだろう。
(ディー・ワン、馬車を守れ、人も魔物も近づけるな)
[了解しました]
「これから、みんなで盗賊のアジトに乗り込む。それでいいな?」
みんな頷いている。
「それじゃ、タースとシラーを馬車から外してそこの木に繋いでくれ」
さすがに馬は連れてはいけない。一応、明かりの魔道具も持っていこう。あっという間に準備は整った。
「よし、お前ら、案内してもらうぞ! アジトに向かって走れ! アジトはあっちだろ? アジトへ行く方向からちょっとでも逸れても、魔法で焼き殺すし、足手まといになっても焼き殺す。いいな?」
「あぁ、わかった!」
盗賊達はヨロヨロとしながら走り始めた。俺達も続いて走り始めた。
途中、一人が横に逸れだしたのでギリギリ当たらないようにファイヤーボールを打ち出す。
「ヒッ」 慌てて元に戻った。
盗賊達はそれを見て、一列になって走るようになった。三十分ぐらいかけてやっと洞窟の入り口付近に到着した。盗賊は見張りも立てていないらしい。
「俺とエルナで行ってくる」
「そんな! 私も行く!」とクレリア。
「洞窟内は狭いから大人数でいっても意味はなく邪魔なだけだ。三人はここで待機してくれ」
「「分りました」」
クレリアも渋々納得したようだ。
「いくぞ、エルナ」
「はい」
剣を抜きながらエルナが答えた。魔力センサーで盗賊達のいる場所は分かっている。
「盗賊達は一番奥のほうにいる。人数は七人だ。俺が魔法で片付けるつもりだけど、何か想定外のことがあったら頼む」
「了解」
さすが騎士だな。非常時のエルナの返事は簡潔でいい。洞窟の奥のほうに向かっていくと真っ暗だ。明かりの魔道具を持ってきて正解だな。
奥のほうが明るくなっている。何やら下卑た笑い声が聞こえてくる。怖いのは人質を取られることだ。一気にかたをつけるか。
足音を殺して歩いていくと先の様子がみえた。女が二人、あられもない姿で盗賊にのしかかられている。もう一人の女は手足を縛られているようだ。
よし、全部の盗賊は把握した。全ての盗賊の右肩にロックオンしてフレイムアローを放った。
「エルナ! 女の人を!」
俺は近くの転げ回る盗賊から順に武装解除していった。盗賊を蹴り上げ洞窟の最奥へと集めていく。エルナも無事、女性の保護が出来たようだ。
全ての盗賊と武器を集め終わる頃にはやっと三人の女性も状況を把握出来たようだ。既にエルナが服を着せてある。
「ぼっ、冒険者の方ですか?」
手足を縛られていた女性、二十歳頃の女性が訊いてきた。
「そうです。Cランクのパーティー、シャイニングスターのアランといいます。盗賊に貴方達の事を聞いて助けにきました」
「それはありがとうございます! この御礼は必ず致します」
「いえ、お気になさらずに。とりあえずここから出ましょうか?」
「はい」
陵辱されていた女性達二人は、恐らく俺と同じくらいの年頃だ。それほど取り乱すこともなく、歩けないというようなことはなかった。
「エルナ、あとは頼んでいいか?」
「任せてください」
エルナに女性達を任せて洞窟の外に出てもらった。俺は戦利品の確認だ。
「お前ら、そこから少しでも動いたら魔法で焼き殺すぞ、わかったな」
盗賊達は、状況を把握出来ている者は物凄い勢いで頷いている。
木箱が乱雑においてあるので片っ端から開けていく。
これは塩。これも塩。これは食器。これは服か。なんだかろくな物がないな。お、鍵付きの箱だ。これは期待出来るな。電磁ブレードナイフで抉じ開けると中身は金だった。ざっくりと数えるが八万ギニーもないだろう。ギニーを持ってきた採取袋にぶちまける。他の箱も開けてみるが、めぼしいものはなかった。ツイてないな。
ならば盗賊の武器は? と思いあちこちにある剣や槍をみてみるが、良さそうなものはこの二本の剣だけだ。ここまでか。
「お前ら。そこにじっとしてろ。もし洞窟から出てきたら焼き殺すぞ」
脅すためにファイヤーで火炎放射器のように炎を発現させ、盗賊達を軽く炙る。
「「わかりました!」」
採取袋と集めた盗賊の武器を持って洞窟の外に出ると、みんなが被害者の女性の世話をしているようだった。
「アラン、ナタリーさんの治癒を!」とクレリア。
もう既に自己紹介は終わっているようだ。
見ると顔を殴られたようで痣になっていた。どうせなら二人とも治してしまおう。おっと、この人達は部外者だから、俺のいつものような魔法を見せないほうがいいな。
これは旅の前にエルナに注意されたことで、俺の魔法は特殊だから決して他人の前で見せるなと、くどいように何回も言われた。
女性の前に手をかざし、十秒くらい経ってから「ヒール」と口にして治癒魔法を発動させた。痣は跡形もなく消えた。もっとも痣だけではなく全身をイメージしたから他にも怪我があれば治癒しているだろう。
「治癒魔法!? 凄いっ!」
女性三人はすごく驚いているようだ。十秒じゃ短かったのか? もう一人の女性にも同様に治癒魔法をかける。
「貴方は大丈夫ですか?」
縛られていた女性に訊いてみた。
「私は大丈夫です。挨拶が遅れました、私はアリスタといいます。こちらはカリナとナタリー」
「カリナです」
「ナタリーです」
「助けて頂いて本当にありがとうございます。貴方達は命の恩人です」
「いえ、当然の事をしたまでですからお気にせずに。確認ですが、貴方達は護衛の十人と貴方達三人で全員ですか?」
「そうです。あの、護衛の冒険者の方は?」
「残念ながら全員亡くなっていました」
「そうですか… 残念です」
「さてと、盗賊共をどうしたものかな?」
パーティーの皆に向けて訊いてみた。
「あの! 出来ましたら盗賊は譲っていただけないでしょうか?」
今、譲ってって聞こえたような気がする。
「どういうことでしょう?」
「このままでは、彼女達の名誉は救われません。盗賊の捕縛の報奨金は一人五千ギニーと聞いています。倍額の一万ギニーを支払わせて頂きます」
「「アリスタ様!」」
アリスタさんというのは様付で呼ばれる身分のようだ。しかし、どういうことだろう? 仮に譲ったとして? まさかそのまま殺すとか?
「よいのではないか? アラン」とクレリア。人前だからか、気取った口調になっている。
「私もいいと思います」とエルナ。
俺の困惑の表情を迷っているとみたのか、クレリアとエルナがそんな事を言ってきた。
「アランに任せます」とシャロン。
「私も」とセリーナ。
全員に異論がないなら、俺も盗賊には思う所がある。問題ないな。
「わかりました。しかし倍額の金額は不要です。通常の金額で結構です。我々も手間が省けるので」
「感謝します、皆様」と頭を下げるアリスタ。
「では、どのようにすれば?」
「そちらの五人の盗賊も譲って頂けるのですか?」
「ええ、構いませんよ」
盗賊達は震え上がっている。
「では、そちらの五人も連れて洞窟に行きましょう。剣をお借りしてもいいですか?」と今まで黙っていたナタリーさんが言った。
回収してきて置いてある盗賊の武器を指さしている。
「もちろんです」
ナタリーとカリナは剣を選んだ。
「おい、お前ら 洞窟に入れ!」
「いっ、いやだ、勘弁してくれ! 旦那! いや、大旦那様、どうか御慈悲を!」
俺に言ってどうするんだよ。見ての通り、この男女比率で俺が文句を言える訳がない。
ファイヤーで盗賊共を炙った。
「このまま焼け死ぬか、洞窟に入るかだ。今、選べ」
盗賊達五人は渋々洞窟に入っていく。
女性三人もそのまま洞窟に入ろうとする。
「アリスタ様は外でお待ちください」とカリナ。
「しかし!」
「アリスタ様がいると思う存分出来ませんので」とカリナ。
「… わかりました。ではアランさん。二人をお願いします」
うーむ、何をお願いされたのかよく判らない。
「わかりました」
今までの言動からすると、これから行われるのは間違いなく彼女達の復讐だろう。では、俺は彼女達が無事復讐を果たせるようにするべきなのだろう。盗賊たちは哀れだが、自業自得だ。
洞窟の最奥に行くと盗賊たちが俺の言いつけを守って大人しくしていた。ロープの束があったので適当な長さにナイフで切っていく。全部で十二本か。
切ったロープを盗賊たちに向かって投げる。
「お前達! そのロープで自分の足を縛れ! 一番きつく、一番固く縛れた奴がいたら、本当に反省してると考えて、俺が彼女達に慈悲を願うかもな」
元々、洞窟にいた盗賊達は訳が分からない風だったが、連れて来られた盗賊達が我先にロープに飛びついたのをみて、同じく自分の足を縛り始める。あっという間に自分達の足を縛り終わった。
俺は剣で盗賊の縛り具合をよく確認していく。全員、俺に縛り具合をよく確認してもらいたくて足を上げて見せている。全てしっかりと縛れているようだ。
「あぁ、そうだ。全員、金目のものを出せ。その金額によっては…」
そこまで言うと盗賊たちは一斉にポケットを弄り、小銭を差し出してきた。一人づつ採取袋に入れさせる。お、金貨を持ってた奴もいるじゃないか。やっぱりこういう地味な仕事も馬鹿にならないな。
金の回収が済むと採取袋の口を、キュッと縛った。
「こんな感じでどうでしょうか?」
「ふふっ、最高です、アラン様。有り難うございました。外でお待ち頂けますか?」とカリナ。
「しかし… 大丈夫なのですか?」
「あぁ、すいません。言っていませんでしたね。これでも私達はアリスタ様の護衛もしているのですよ。ここまでして頂ければ、何も問題ありません」
「そうですか… わかりました。何かあれば呼んでください」
「そんなっ!? 旦那! 慈悲は!?」
「さっ、さっきの金は!?」
「諦めろ」
俺が洞窟を出ないうちに、盗賊達の悲鳴が聞こえ始めた。
それから二十分ぐらいの間、絶えず盗賊たちの悲鳴が、洞窟の外まで聞こえてきた。聞いていて気分のいいものではない。みんなも気分が悪そうに真っ青な顔をしている。
ナタリーとカリナが洞窟から出てきた。全て終わったようだ。
「皆様、お待たせしました。これで私とナタリーの名誉も回復することが出来ました。感謝致します」とカリナ。
なるほど、これがこの星の女性の考え方か。
「剣を貸して頂き有り難うございました」
ナタリーとカリナは、そう言って剣を差し出した。その剣を名残惜しいように見ている。その二本の剣はさっき良さそうと評価した二本だった。
「ひょっとして、その剣は貴方達のものですか?」
「私達が使っていたものですが、今は貴方のものですから」
「それでは、その剣はお返ししますよ」
「でも!」
「元々、持って帰るかどうか迷っていたぐらいですから。では、私達の馬車まで行きましょうか?」
「しばらくお世話になります。この御礼は必ず致します」とアリスタ。
「いえ、お気になさらずに」
盗賊たちの残りの武器はここに置いていこう。高く売れそうにもないし、何より面倒だ。
俺達は馬車に戻る事にした。
通貨の価値ですが、下記ぐらいの価値と考えて貰えると嬉しいです。
銅貨 一ギニー 百円
大銅貨 十ギニー 千円
銀貨 百ギニー 一万円
大銀貨 千ギニー 十万円
金貨 一万ギニー 百万円
大金貨 十万ギニー 一千万円
白金貨 百万ギニー 一億円




