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未満と以上の間。  作者: 枕くま。
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察しの。

 前向きに生きている僕等は前を向きながら後退していて、建設的に日々を生きる僕等は同時に何かを破壊しながら、無邪気に笑って見過ごして。

 生まれて10年も経てば長生きだ。もう口の裂けた犬っころ、僕等、で、知ってるんだな。いろいろなものごとのまやかしってヤツ。まやかしさんが、右と云えば右で左と云えばやっぱり右。そう云うのって、変なのかしら。ぼくぁ変だと思うんだけど。どうもこの世は察しのいいヤツらの楽園らしいから。

 じゃあ、こっからのぼくはまやかしを信じてみちゃおうかな。嘘とほんとのかけ違い。稀代の詐欺師、一世一代の妙技。そうなの? 自分すらだまくらかしちゃって

 ほれもう、蜃気楼みたいなもん目指して、だからぼくぁもう姿形もまやかしだ!ビタミン剤さんにおはようとおやすみを。成分表と肩を組み組み高笑い。ラベルが変わったら態度も変わる。

みんなそうなんでしょ? だったら、ぼくもそうすらぁ

 ぼくも混ぜてよ、

 ぼくも出来るよ、

 ほら、沈みゆく太陽の背を蹴飛ばしに行こうかな?みんなで、みんなで、

 いつんなったら辿り着けるんでしょうか。誰に訊いたって曖昧に笑ってら。そうだねぇ、したら、ヘドを吐くまで、走るんだね! 一先ずは、そう

…どう?


2ヵ月前に書いたもの。

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