8話談義2
談義の続きです。エロはありません
まあキャッチはもう潮時だな、東京でも見張りのいないところなら何とかできるけど
コッチは新宿、さすがにもう無理があるな。
「んで、Sの心得は?」
さっきの話にとりあえず俺は戻してみる
「Mになれじゃね?超ドMのほとんどは野郎の事が多いしね、
多少痛いぐらいならいいけどやりすぎはないね、縛りもうっ血するほど縛るのはなし
ただ動きの多いSMショウとかは動かしとか吊り上げが半端内から、
あくまで見せるためのSMだから
傷が付いたりうっ血はしょうがないけど、それを普通に求めるのは死んだほうがいいよ」
物好きがいるものだな、、、世の中。。。。
「ふーん、、、、まあ俺は怖いことにはあんまり手を出さないでおくよ。
もう1つ、なんでSMなん?キャバでもお前ならいけんじゃん?」
キャバで手軽に10万とか普通に行くじゃん?なんでSMにしたんだこいつ?
「え?単純に興味、SMってどんなんなんかなーっていうね。あの時はやっぱり稼げたから風俗言ったっていうのもあるよ。お金は入ったから。」
興味ねえ。。。簡単だなオイ
「んで、さ、Mちゃんいじめてる時はどうなー感じなの?女の子とかくんの?」
この質問で愛ちゃんの顔が明らかにしかめっ面というか崩れた顔になった。
「鈴、、、、M女はショウパートナーぐらいで、ゼッテーーこねえ。
亜利亜は紹介されただけでしつこかったからモウ今は捨てたし。
だから相手は幅広い年代の男性。」
捨てたのかよ、、、こいつ、、、男だったら最低なヤツに成長しただろうよ
ポイ捨て、キープ持ちドSか、、、最低だろうよ
「ふ、、へえ、、んでMいじってる時は?」
「あー、ボンデージ糞熱いなとか、無駄に3時間とか延長してくる客フザケロとか
、スカ◎◎とかシネとか。フロントこんな要望入れて去ってくんじゃネーよとか
そういう感じ。
感動とかはないね、まー男性の立場から見た女性を想像できるっていうのはあるね」
3時間ってチャレンジャー、、、だって4,5万は行くじゃん。金持ち多いなMって、、、。
「想像ってナンだ?つうかあんたも結構不謹慎に考えてるな〜笑えるよ」
「んー客は男性なんだけどそれをあえて女性に見立ててみると、あー男性の立場から
やってる時ってこうやって見えるんだーってわかるんだよね。
もし私が野郎だったら、彼女にこういうプレイさせるかもとかね。そういう感じ。
まあ、プレイ中に気持ちよくなったりとかはナイ。
勘違い多いけど女王様におさわりはないの。
まあ仕事は仕事だし、他の風俗の子もそうでしょ、Mもそう
わざわざローション仕込んだり疲れる疲れる、」
うーん、モウすでにおれは男だし攻められる側にはあんまり回りたくネーよ。
「へー。そういえば、最近のSの女の子女王様って感じじゃないよね」
「あー、ブリッコがせめてるヤツでしょ?女王様じゃなくてかわいいー子に
いじめられるのがいい人も多いみたいよ。おさわりOKだしね」
んーなんで俺コイツとこんな話ししてんだろう。
それもなんも興奮しねー、、、俺、マジ性欲終わった?系、、、、考えると凹むわ、、、
まあどうでもいいな。
「なんかSMもひろいなーはは」
「ってか、勘違いの男性多いよね〜、コッチはあくまでサービス業でやってるんで在って
風俗=エロエロな女の子じゃねーっつうの、金のためにあっこにいるだけだっつーんじゃ」
まあカナリごもっともな意見だ。
「まー悲しいかな、それが男のサガじゃね?AVから漫画までエロエロな妄想オンリーだし
その妄想のままあってくれるのが、風俗だしね〜」
少し愛ちゃんがニヤッと笑った。
「へえ〜鈴ちゃんも風俗にそんなエロエロなこと考えて言ったりするわけ?
イン◎って噂だし、襲ってこないし本当に使えないかと思ってた〜」
。。。。。こいつ、もしかしてコイツか?イン◎と噂を広めたのは、、、?
「あ」
なんだと思って愛ちゃんを見た。
やっぱり薄気味悪いニヤニヤ笑顔を浮かべている。不吉な予感がする……
「ねえ〜〜〜…り〜んちゃん〜明日ショ−があるの〜
だから……縛りの練習か新しい鞭の叩きの練習させて〜☆」
明らかにおかしい……
いやどう考えても無理だろ。さっきはMの事考えろとか言ってたよね…
矛盾だ………大いなる矛盾だ
俺は素早くウルトラマンのビーポーズを取りながら
愛ちゃんから離れた。
「暴力反対で〜す」
俺はそういいながらニヤニヤと迫ってくる愛怪獣から寝室に逃げ込もうとしている。
俺の性欲が萎えたのは絶対これなんじゃないかと
そう思って自分の寝室に飛び込んでドアの鍵を締めた。




