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5話黒服。

夜酔っ払いに絡まれるは、ヤーさんには金貸せと絡まれる。

挙句に必死にコッチがキャッチしてやってんのに

店に客は入ってこないし、キャッチの取り締まりに警察の見回りは来るわで、

だるいバイト生活が終わって帰ってきた俺。

疲れてついついリビングのソファーに眠りこけた。


いい感じの眠り、、、、がだ。


「りーんちゃーーーん?ゴハン〜〜〜」


今日も朝から悪魔の声が聞こえてくる気がする。

きっとアレだ、


夢に違いないんだ。


そう俺は思っていたらいきなり体に振動が起きた。

思いっきりわき腹からけりが入っていた。


「グエ、、ゲホ、、、な、何?」


「飯。今週の当番はお、ま、え、な、ん、だ、よ」


飯なんて1人でさっさと食べればいいんじゃないかと、俺は思う。


それも今日もテカテカ黒光りボンテージ

(ギリギリ御尻手前までの背中開きコルセット風ワンピ)だ。

軽い冷や汗がでる。これは、、、夢だ。きっと夢だ。

そう思ってもう一度毛布を被りなおす。


ドン


何か硬いものがみぞおちにクリティカルヒットした。

これは、、、夢ではないようだ。痛すぎる。


「ゲホ。。。ゲホゲホゲホ、、、つ、、、ゥ、何、蹴ってんだよ?

なんでそんなお前機嫌わりぃんだよ?ゲホ、、ウ、、ウェ、、」


何故か黒の厚底ハイヒールをはいている愛ちゃんが見えた。

悪夢、これは、キット悪夢なんだ。

それも俺の腹に靴を乗っけてやがるこの女。。。


「飯、あたしとあんたと〜モウ一人分作って?分かった?」


「、、、、イエッサー、大佐殿、、、足どけて。」


そういうとイライラ気味の愛ちゃんは足をどけてくれた。

俺はソファーからは脱出できそうだ。



とりあえずリビングキッチンだけあって、おきたらキッチンに直行した。

3人分、、だったよな?


3人分?


3  人  分 ?


俺は思考を回復させ辺りをバッっと見たら。


黒服な女の子が俺が居たソファーの向かい合いのソファーに座っていた。


とりあえず、愛想笑いを送ってみるも、なんか高飛車な感じ。

軽く会釈するものの、無視。

俺、こういう女嫌い。


へらへら笑っているところを寝室から出てきた愛ちゃんが見たらしく


「へらへら笑ってんじゃネーよ。めーし、めーしめーし、はらへったはらへった」

飯コールが始まる。

すごい、悪夢の現場に立たされているような気がしてならない。

何とか簡単だか飯を作りテーブルに皿を並べる。

愛ちゃんはサッキの黒服女の隣の座った、

俺は寝てたソファー。


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