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1話

「う”〜〜んだよ、、、うっせ、、、」

朝から同居人の愛ちゃん、じゃ分からないか愛名のうっさいイビキが聞こえてきて

目が覚めた。


俺の部屋までイビキが聞こえてくるのもどうかと思う。

実は病気だったりして、なんて思って音のするほうへ歩くと、

愛ちゃんはリビングのソファーで寝ている。

これは、、どうなんだろう。


とりあえず、ゆさゆさと愛ちゃんの体をゆすってみる。

毛布ごと引っ張って別の方向に顔を向けしまった。

うーんでも、とりあえずイビキは収まったからいいか、と思うことにした。

ちなみに、愛ちゃんって名前は本名じゃないらしい

本名は麻衣子マユコって言うらしい、チョット前に履歴書を書いているところを

見たらそうだった。

確かに、愛ちゃんがこの名前を名乗らないのは分かるかも、

商売で麻衣子でーすなんて言えないし、かわいいという事で愛名って名前なんだろうね。


向こう側を向いてしまった愛ちゃんに

変に起こして質問したら絶対機嫌が悪くなる、そうなるとかなりダルイ気がする。

そして面倒。


自分の食事だけ作ることにした。

どうせこの人起きないし、おきたら適当に作ろうと思う。


ゴハンを食べ終わってコーヒーを飲んでいたら

愛ちゃんがむっくりと起き出した。

ゾンビっぽい、いや髪が長いから貞子だ。


ただ、毛布の下から出てきた体をみて、俺はビックリした。

だってボンテージっていうの?テカテカ光った黒い服を着てる。

それも胸がポロリ。


どうなってるんだろう。そう??マークでいたら


「ゴハン」

そう胸も隠さずに愛ちゃんが要求しだした。

ハイハイと言って、俺はご飯を作る事にした。


愛ちゃんはシャワールームに消えていった。

しょうがないから目玉焼きと冷蔵庫に入っていたコンビニサラダをだして

テーブルにのせた。

愛ちゃんはシャワーから出てきて、タオルを1枚巻いたままの姿で出てきた


「とりあえず、服着て来い」

それだけ助言する事にした。

ハイハイと気楽な声がして、愛ちゃんは自分の部屋に消えていた。


だんだん一緒に居ると何故か性欲が失せてくる気がするのは、何故だろう

自分は男としてそれでいいのだろうか、、そう思いつつ


コーヒーを一飲みした。


「鈴、今日のメシ何?」

飯って、、、もう少しなんか言い方があるはずだろうね、、

Tシャツとスエットのパンツ姿の愛ちゃんが後ろに居た。


俺の名前は鈴、ちなみに悲しいかなコレが、、、本名。

青木鈴アオキリンって言う名前。100%女の名前といわれ悲しい

名前を本気で変えようか、役所に出向こうか悩んでいる最中だ。


「目玉焼き、サラダ、パン、つうか愛ちゃん、今日の格好何?」


「新しい仕事場の服、アノ服客からのプレゼント、服ぬれたからあれ着てきた。

コートでガードしてきたからばれてないよ。」


そりゃそうだ。胸だしボンテージ服なんてそのまま着てきたら

露出でわいせつ罪で補導だっつーーーの、頭がイタイ。


「、、、、新しい仕事ってキャバじゃないの?つうかSM店。。?」


目の前でレタスをむさぼっている愛ちゃんが

「うん。」

そういった。


、、、、Sだからいいんだとは思うんだけど。何かが間違ってる気がしてならない。

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