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第三章 前半

第三章 前半



お久しぶりでっす!

……遅くなってごめん、マジごめん。

二章との続きでこの章は大切やのに、一ヶ月以上空いてしまった。すまねぇ。

諸君は夏休みかな?


ちょっと難しくなってしまったけど、ゆっくり読んでみて欲しい!





第三章 「読者に与える印象を意識して構成する」



それじゃいきなりやけど、「構成」って言われて、ピンとくる人って、どのくらいおるかな?

オレがわかった気になったのがつい最近、20代半ばを過ぎてからやから、10代でスラスラ即答できる人はほとんどおらんのちゃうかな?


っていうか、みんなには分からないって答えて欲しい。最近まで分かってなかったオレがハズイ(笑


でもまあ、「なんか分からんけど、でも大事らしいな?」くらいはみんな思ってると思う。


これは小説の講座やけど、そう、「構成」って、マンガの賞なんかでも「構成力」とかって表記されてあるやんな。


マンガの賞の評価対象は

・画力

・ストーリー

・キャラクター

・オリジナリティ

・構成力

・演出力



だいたいこの6つあたりを書いてあることが多いと思う。

まぁ最後の「演出力」は漫画独特の、集中線とかコマの大きさとか、そういうのんやろう、たぶん。


でも「構成力」って何!?

だってさ、ストーリーとキャラクターがあれば話はできるわけやん!


よくわからん“構成”!


というわけで、まずは構成っていうよくわからんものが何なのかについて書いていこうと思う!



とりあえずみんな大好きWikipediaで調べてみたけど


~~~

構成こうせいとは、一般にいくつかの部分を、目的に従って一つの統一的な全体に合成することである。

~~~


……さすがに定義だけあって小難しい。

ぱっと見全然わからん!


まあ、簡単にあてはめるなら、「全体=作品」やろ。


じゃあ「いくつかの部分」って??


わからーーーん!!!(# ゜Д゜)ノ




中学、高校時代のオレはここで考えるのをやめた。

ストーリーとキャラクターがあれば話はできるやん!!っつって。



……そしてここから二十代後半を迎えた今のオレの持論が展開される。

心して読んで欲しい。


オレはこの


~~~

構成こうせいとは、一般にいくつかの部分を、目的に従って一つの統一的な全体に合成することである。

~~~


の、「いくつかの部分」を、前章で散々強調した“売り”であると主張したい。




定義するならこうだ!


~~

構成とは、売りを、目的に従って一つの作品に合成することである。

~~



「目的に従って」の『目的』とは何か?


もちろん「面白くなるように」!



再度言い換えよう。


~~


構成とは、売りを、面白くなるように一つの作品に合成することである。


~~


ここ、テストに出るから丸暗記な!!



みんなは、ポカーンかもしれんけど、「まぁそういうもんか」と思って受け流しといて!

論じるときには定義を明確にしないと気がすまない、理系の悲しいサガですわ。


オレくらいの理系レベルになると、お酒の席ですら漢方の理論とかで盛り上がったりするからね。全くどうしようもない奴らです。



ま、それは置いといて。


とりあえず“構成”の定義については書いたので、ここからは「構成する」とはいかなるものかについて書きます。


小説において「構成する」とは具体的にどういう行為を言うのか?


キミたちにはそれを今回、覚えてもらう!



聡明な読者諸君の中には、

「自分で言うてるやん、“売り”をつなげて作品にする、それが構成なんやろ」

と、すでに結論に到達している方々もおられることだろう。


が、それだけでは及第点はあげられないな。

「面白く」が抜けている!


第三章でオレが伝えたいのは、

「面白い作品にするためのつなぎ方」

やねん。


けど、その方法論を伝えるのがすごく難しい……なんというか、小難しい文章の羅列になる。

もうすでになってるけど。

さらに小難しくなる。


昔の人は言いました。

「難しいことを難しく説明する人は頭が悪い」


……。


オレが単純に頭悪いだけかorz



い、いや、ちょっと頑張ってみよう。

抗ってみよう!



まず、そうやな。

抽象的な説明の前に、視覚的にイメージしてもらおうかな。(もうすでに……)


美術館、行ったことある?

まあ行ったことなくてもなんとなくの想像はできるやんな。


西洋風というかギリシャ的というか、まあそんな建物で、中に絵が飾ってある。そんな感じ。


有名な絵(ホームページに載っていて来館者がそれを見る目的で来るような)もあるし、「え、誰?」みたいなほとんど無名な絵師さんの絵も展示されている。


で、ここからは美術館に入ったことある人しかピンとこんと思うねんけど、たいてい美術館ってやつは進行方向が決まってる。入館者はいきなり本丸の有名な絵に直行することはできない。そういう風に作られてる。


絵は大きい部屋小さい部屋、通路みたいな場所、いろいろなところにかけられていて、次の絵を見るために通路や階段を歩かないといけなかったりもする。


イメージできたかな?


ここで、だ。

オレは、

「美術館は小説作品の縮図と言えるんじゃね?」

って思ってる。


そうつまり、

「美術館=作品全体」

で、

「絵=売り」

っていう!


オーナー(=作者)であるキミたちは、入館者(=読者)にどの順番で鑑賞させるか、それを決定することができる。


どの順番で絵を鑑賞させるか、どの部屋にどう絵を配置するか、それが構成!


来館者を惹き付ける最も有名な絵、“魅せたい箇所”が一番目立つように魅力的に見られるように配置する、それが構成!



具体的に言えば、キミたちが個人的に設定した“売り”、「悪者がひどいことをする」も、「主人公が悪者をぶっとばす」も、美術館でいえば飾ってある絵画、ってことやな。

でもその“売り”同士は決して等価値ではない。飾ってある絵はそれぞれ大きさが違う。インパクトも違う。


前章でオレは

「1つの区切りがあれば、必ず売りを入れることができる、いや、入っていないとダメなんだ!」

って言っていたけど、これはつまり、

「作品を創るからには、みんな“魅せたい箇所”があるやろ!?」

っていうオレの叫び(笑



では作者が最も強調したい“売り”を、実際に強調するには、どうするか?

それを考えるのが今回の章やねん。



“作者が最も強調したい売り”を実際に強調するために、構想段階でまず第一にできることは、何か。

それは「売りの順番を並べ替える」こと。

美術館の絵の順番を入れ替えること。


なぜそうなるかと言えば、絵の中身を変えることは難しいから。

せっかく考えた“売り”を改造するより、まず並べるという視点を持ってみる。


(もしくは何個も売りが考えついてない段階なら、「“作者が最も強調したい売り”のために他の売りを考える」っていう逆説的な思考をする、っていうのもアリやな。……え? “最も強調したい売り”が思い浮かばない? それはぁ~~えーと………脱線するからまた今度! どうしても悩んでる人は個別に聞いてきて! オレごときが答えられるかは、わからんがな!!)



売りの順番を並べ替えると当然ながら、ストーリーの時系列も変わってくるよな。


小説は1ページ目から最後まで、一方通行。作者の思い描いたレールの上を進むもの。

売りの順番を決めるってことはつまり、ストーリーの展開の順番を決めることに他ならない。


というわけで、物語の構想をするときにストーリーを箇条書きにする行為には、実は構成力も試されてたわけやなー。


(※ 回想を多用することは避けた方がいい、と言っておこう。本来の時間軸がわからんくなるし。でも1作品に1回くらいなら、問題ないんちゃうかな?)


“作者が最も強調したい売り”を実際に強調するために、売りの順番を並べ替える!


これが構成!!


ストーリーという大きな区分で考えているから、単位はおそらく“章”になる。

というわけで今まで解説していた持論を「章ごとの構成」と名付けることにしよう!






だんだん“構成”のイメージがつかめてきたかな!?




さて、結論が出たところでちょっと話題を変えまして。



ここで冒頭で触れた漫画の“構成力”に戻るけど、漫画の場合は“売り”の順番だけでなくて、時間……もっと具体的に言えば、読者の体感時間の操作も“構成”に入ると思う。


例えば漫画でコップの水を飲むシーンを描くとする。

みんなも想像して欲しい。

「紙とペンを渡すから、男がコップで水を飲むシーンを描いて!」

って言われたら、ほとんどの人が『男がコップを片手に持って口につけてる絵』を描く。……やんな?

そう、“1コマ”で。


でも漫画ってそうじゃないやん?

どーでもいい日常動作の一つとしてコップで水を飲むんなら、1コマでいいよ。

けどそれが物語の中心で、クライマックスシーンだったとしたら?

みんなが1コマで描くかな?


ある人はコップのアップから描くやろうし、ある人はコップの中身、水面の描写を入れるかもしれない。男がいざコップを口につける直前に、生唾を飲むかもしれない!


もちろんこれは漫画特有の「演出力」にも関わってくるよ。けど、オレが言いたいのはそこじゃなくて。

「投稿の一話完結型の漫画というページ数を限られた世界の中で、それでもコップで水を飲む描写に、貴重なページ数を割くこと」

これが漫画における構成やと思うねん。


これがつまり、「読者の体感時間の操作」。


何ページかけようが、因果関係の結果としては何も変わらない。

でも作品としてはどうかな?

ってこと!


そしてこれは漫画だけでなく、小説でも同じことが言えるよな。

「男はコップの水を飲んだ」

っていう一文で終わらせるか、

「男はコップを手に持ち、改めてその中身を覗き込んだ。透明な水。ミネラルウォーターだろうか。……(中略)……男はそれを、自らの口に流し込んだ」

っていう風に、長くするか。


これも漫画のときと同じく、因果関係の結果としては何も変わらない。

でも両者には誰が見ても明らかな違いが生じている。

比べた場合明らかに後者の方が、その行為を強調されている。


これもまた、構成。

絵(売り)の並べ方を「章ごとの構成」と呼ぶならば、これは「章内の構成」とでも呼ぼうか。

「章内の構成」は、つまり絵の中身に手を加える方法。



この二つ、「章ごとの構成」と「章内の構成」が“構成”についてのオレの持論。


うまく伝わったかな?



で、作者として強調したいシーンを強調するためには、前の章にも戻るけど、“強調したいシーン”(=“売り”)をはっきり意識しなければならない!


意識していないことができるわけないもん!


意識を変えてもらうために漫画の例を出してツラツラ長文書いてみたよ。

伝わったかなぁぁ( ><)


もっかい言ってみよ。


作者として強調したいシーンを強調するためには、まず“強調したいシーン”(=“売り”)をはっきり意識しなければならない!


これもテストに出るでー。

暗記!!



さーいよいよここから小説に応用していこう!


……と、思ったけど……。

思ったより複雑になってしまったので、一度まとめて後半に続けよう。


今章のまとめ!


・構成とは、売りを、面白くなるように一つの作品に合成することである!

・“作者が最も強調したい売り”を実際に強調するために、構想段階でできることは、売りの順番を並べ替えること!(章ごとの構成)

・同じシーンを書くにしても、そのシーンを強調させる描写方法がある!(章内の構成)

・そして“構成する”ためには、まず“強調したいシーン”(=“売り”)をはっきり意識しなければならない!


こんなところかな!


具体的な話がほとんどなくて、なーんか薄っぺらい章になってしまったなぁ(゜o゜;


ごめん!!




次回、第三章後半では


・どの順番が盛り上がるか(章ごとの構成、章内の構成)

・売りを強調させながら実際に“つなげる”


この二つを書きたい!


第二章はまだ助言レベルやったけど、ここからどんどん持論を展開していく予定なので、まぁ反感覚える人は受け流してください。

意見同士をぶつける気は、オレにはないぜ。

炎上しそうになったら即、削除する! チキンやからな!

まぁオレ戦わんから炎上せんと思うけど(笑



ではまた後半で!!

できるだけ早く……更新……したい!

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