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第二章あとがき …という名の補足

さて、第二章~売りを考える~はいかがだったでしょうか。


めっちゃ脱線したのでまとめます。


1 “売り”を意識している作品は面白い!

2 “売り”を公言しておけばより直接的な感想がもらえる!


まとめるとこの2点が、もっと要約すればこの2番こそが言いたかった。

うまく伝わったかなぁ。

まあ今まで読んでくれた人にはわかってるかもやけど、1番はぶっちゃけどうでもいい。聞き流してください。

大事なのは2番な。


あと付け加えると、

その作品、1作品としての“売り”がしっかりしていれば、今後編集さんに直接会ったときに

「私の作品の売りはここなんです!」

って自己主張できる!


これもなかなかどうして、大切なことやで。

マーケティングとかターゲットとか考えるときには必須……な気がする!



以下ちょっと細かい話になる。

補足というか注釈みたいな話になる。

文章量が地味にあるけど、あんまり大切なことは言ってないから、スルーしてな。

ここ読んで混乱するくらいなら、第二章をもっかい読んで欲しい。



途中で何度か出てきた“台詞ばっかりの小説”やけど、実は

「台詞ばっかりだからダメ!」

というわけではないねん。

作者が意図して台詞を多くしていたのなら、いいねん!


アカン場合は例えば

「物語進めたいのに、台詞が増えちゃった」

「特に理由はないけど、気づいたら台詞が多かった」

みたいな場合。

後者は、現時点で天才的センスの持ち主なら別にそれでいいと思うけど、そこまで自分のセンスに絶対的自信を持っている人は、まずオレのこの講座を読んでないよね。



台詞は文章上にキャラクターの個性が最も現れる部分やから、キャラクターを中心に物語を作っていた場合、台詞が多くなってくるのも当然やと思う。

好きなキャラクターを見つけて作品を読むオレからしたら、むしろ結構好きやで。


台詞ばっかでもいい場合は、例えば

「物語が進行して口数が少なくなる前に、読者にキャラクターを覚えてもらおう!」

とか意図がある場合だったり、

「この章では“楽しい会話”が売りだ!」

みたいな場合。


この場合は全然、それでいいねん。


意図してそういう構造にしてるわけやから。


“意図する”ってことは、“売りを作る”ことと、二アリーイコールやからね。

というかむしろ、“売りを作る”は、“意図する”の中に含まれる。つまり“売りを作る”の上位の行為と言える。



今回、途中で昔ボツにした小説もどきが入ったのも、文章にメリハリをつけて記憶に残りやすくする、とかそういう意図があってん。実は!


あとは「エラそうに講座作っといてこの程度の文章力かよ(笑」ってことを、読者諸君に思ってもらいたかったかな!


いろいろ考えてんねんで~

亀の甲より年の功っつってな~


まあ、メンタルに受けた傷は、本物やけどね!!




あ、ところで、“売りの部分”があるなら、当然ながら“売りではない部分”もあるやんな。

じゃあもしかして、その部分はいらない?


……いやいや、そんなことないで!


例えるなら、そう。

真っ赤なドレスを着た女性が休日のスクランブル交差点にいてもそれほど目立たへんけど、真っ赤なドレスの女性以外、みんな黒のスーツを来たサラリーマンだったとしたら。

めちゃくちゃ目立つよな!

つまりはそういうこと!


まとめるなら、『作品とは“売り”が最も目立つように構成されたものである』と言えるかな!



おっと、今出てきた“構成”についてはまた次の講座でやろう。





あ、そうそう。ここいらで『テーマ』について少し触れておきたいと思う。


正直言ってオレは、テーマの必要性がわかっていない。

小説でも漫画でも映画でも、何でもいいねんけど、読んだあとに、観たあとに「この作品のテーマは○○か!」ってわかったことが、まぁほとんどない。


それは裏を返せば作品にテーマ(例えば友情とか、愛とか、反戦とか)は必ずしも必要ではない、ということになるのでは……ないかな。

少なくともエンターテイメントとしての作品には。


一時、どうしても作品からテーマが読み取れなくて、弟に聞いてみたら「正直わからんよな」って言ってたし!


けど弟はこうも言ってた。

「テーマがあれば作品に一貫性を持たせることができる」


作品に一貫性!

正直、一貫性なんてこんな講座を作っておきながら考えたこともなかった。

目から鱗やった。


でもごめん、これはちょっとレベルが高すぎてオレには詳しく解説できない(; ><)



まぁともかくテーマに関するオレの持論としては、

「テーマがいるかいらないかとか、テーマを何にすればいいのかとか、そういうことについて今深く考える必要はないんちゃう?」

っていう、アバウトな感じだと理解してもらいたい。

なにせよくわかってないからね。



さーて、補足の癖に違う話題が出てきたりで収集がつかなくなりそうなので、ここらで終わります。


第3章は予定としては『構成』についての話をしようと思うねんけど、まだ全然書いてないのでいつ公開できるかわからないです。

まぁ、一番言いたいことはこの2章で言い切ったからね。

よかったら読み返してみてな!



あ、そうそう。


感想依頼お待ちしてまーす。

あなたの作品の感想書かせていただきます。

オレでよければ使ってやってくださいな。

遅くなったらゴメンネ。


・その作品の売り

・「もっと○○な感じにしたいんだけど…」みたいなの(あれば)

・カラオケでこれだけ歌っとけば大丈夫!って曲


を書いてメッセージ送ってくださいな。


個人的には3つ目をいっぱい教えて欲しいな!(笑


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