表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/70

あとがき

本編自体はひとつ前の話で完結しています。こちらはタイトルの通りあとがきになります。

本編のネタバレやら裏話的なものがありますので、ネタバレを知りたくない方や興味のない方はお戻りください。

一から十まで作者が好き放題語っていますので、そういうのが苦手な方もご注意ください。






まずはここまでお読みくださって、どうもありがとうございました。

完結できたのはひとえに読んでくださった方がいらっしゃったからです。

またいいねや評価などで反応してくださった方は重ねてありがとうございます。基本自分が書きたいから書くぞ!という思いで始めたのですが、何らかのアクションをいただけるとやはり嬉しかったです。


話を考えるのは好きなのですが、それを形にするのってものすごく疲れるんだなとこの作品を通してよく分かりました。正直、きつすぎて何回も投げ出したくなりました。

最初は30話くらいで終わるかなと思っていたんですが、倍以上になっているのは何故か自分でもよく分かりません。予定していなかった展開やらキャラやらが出てきたり、キャラクターの役割がまるっと変わったりしたのも何故か分かりません。

正直ほぼ8割方ライブ感でできあがりましたが、それでもなんとか話に区切りが打てて良かったです。



【話について】

上でも触れた通り、この話は8割方ライブ感でできています。極力矛盾がでないよう頑張ったつもりなんですが、何かありましたら皆様の脳内で補完をお願いします。

また今読み返すとこの言い回し良くないような…とか、この単語現代でしか使われなくないか…とかあったりするんですが、そちらもファンタジーだから、で飲み込んでもらえるとありがたいです。


もともとプロットを作るタイプではないので、この話を書き始めるにあたり決めていたのは、

主人公が義母と義姉にいじめられている

⇒未来視の力に目覚めてやり返す

⇒国を出てヒーローと出会う

⇒大事件が起きて主人公の活躍で何とかする

⇒義姉が主人公誘拐

⇒ヒーローたちが助け出して大団円

とかいう滅茶苦茶雑な流れしか決めていませんでした。キャラはアシェラとルクリオス、アシェラの祖母マーサ、ダリア以外は影も形もありませんでしたし、ストーリーの肉付けはその場のノリで書いてましたね。たぶんそのせいで60話以上に膨らんだんだと思います…計画性を持って書ける人は本当にすごい…


本編の上記『大事件』はレフィルト国の即位記念祭で起きた爆弾騒ぎになりましたが、実は途中まではクリンゲル店が襲われる、という話にするつもりでした。

その過程で最初にアシェラの命を脅かす役として登場したアドングを再登場させるつもりでしたし、クロエも活躍させる予定でした。

事件の解決役としてアシェラ、リリー、ガラット、クロエを配置するつもりだったんですが、「あれ、これアシェラとルクリオスの距離どこで縮まるんだ…?」となって急遽変更しました。今では良い判断だったと思っています。

再登場予定だったのでアドングに名前を付けたのですが、結局ストーリーを変えたのでそのまま出てきませんでしたね…そこはちょっと勿体なかったかなと思っています。

余談ですが、話を書き始めた当初から基本出番が多い人しかキャラ名を付けない(自分が扱いきれないから)と決めていました。会話文を自然にするため、どうしても姿かたちもないキャラに名前を付けざるを得ない場面もあったのですが、それ以外はその考えを貫いていたつもりです。

ただ今思うと、義母やら、もみあげさんやら、シャラさんのご主人やら、通称で通した彼らには名前を付けても良かった気がしています。みんな忘れた頃に出てきましたからね…(最初に名前を出さなかったので名付ける機会を失ってそのままにしました)



【キャラクターについて】

・アシェラ

主人公なので性格やら諸々は決めて書き始めました。キャラブレしないようには心がけたのですが、今最初の話を読み返すとちょっと違うかも…まあ、基本はおばあちゃんっ子で裏表のない子、というスタンスで書いています。

ちなみに魔法オタク(のつもり)な面は途中で付け足しました。主人公なのにキャラが薄い気がしたので、何か特徴を出したいなと。結果的に後から出てくるハカセと若干被りましたが、アシェラは魔法使いそのものに興味がある、ハカセは魔法のみに興味がある、という部分で差別化したつもりです。

結局目標達成してないじゃん!と自分でも少しなりましたが、根性ある子なのできっとそのうち偉大な魔女になるでしょう。ルクリオスとの賭けがどうなるかは決めていませんが、どう転んでも幸せになると思います。


・ルクリオス

最初「ルクリオス」っていう名前だけだったのに、何故か「リオス」と「ルカ」という呼び名が増えたヒーロー。

第二王子で、アシェラの祖母マーサと幼い頃に会ったことがあるという設定は最初から決めていました。ただ性格面だったり警備隊の設定だったりはその場のノリで決めたので、本当に何も考えていなかったなと今更ながら思います。なに警備隊って。時代背景的に騎士団とかのが適切じゃないの?と後から思いましたが、このお話はファンタジーです。この世界には警備隊があるんです。そして王族なのに率いる仕事をしているんです。

この人とアシェラを恋愛させるのは決めていたのですが、「あれこのふたりどうやったらくっつくんだ…?」となり、結果的にストーリーの大事件部分でアシェラと一緒に行動させることでどうにかしました。

余談ですがルクリオスはマーサと会ったことがある、という展開は先ほど述べた通り決めていたのですが、肉付け内容はやっぱりその場のノリなので後々自分の首を絞めてきました。アシェラがマーサに嫉妬したりとか、どうケリつけさせれば良いんだ…と頭を抱えたのは今では良い思い出です。


・リリー

成長するキャラが好き、という個人的な趣味により生まれた子。またアシェラの友人として配置しました。

もうちょっと彼女の成長シーンだったりアシェラとの友情シーンだったりに尺を裂きたかったのですが、書いている本人が息切れしたので断念。なんか突然アシェラとリリー仲良くなってないか?と思われていたらすみません。描写していない裏で友情育んでいたんです。ルクリオスの別邸にアシェラが住み着いている間は毎日顔を合わせますし、離れてからも頻繁に会っているはずなので。

本編で触れられなかったのですが、リリーがアシェラに心を開いた最初のきっかけは、実は同情です。初対面の際、咄嗟にアシェラが口走った内容に「苦労したんだろうな…」という気持ちを持って。「ご主人様の大切なお客様だし、自分が守ってあげなければ」という感情が芽生えた形ですね。それが彼女の裏表のない性格にだんだん絆されていって…という流れです。描写しきれませんでしたが。

また彼女は最初、本当にただのメイドとして出しました。それが貴族設定まで付いたのはやっぱりその場のノリです。


・オリバー

最初はルクリオスの部下で、感情が出ないキャラ、というざっくりとした設定しかしていませんでした。いつの間にか苦労人ポジションに収まっていたのは、彼が作中一の常識人だからだと思います。あと何となくで設定した魔法が便利すぎて、とりあえず展開に困ったら彼に頼っていた気がします。

アシェラが誘拐される、という話の流れは決めていたので、その期間にオリバーとリリー(の仲を進展させる形)で癒しを…と思って登場させました。が、そこまで自分の体力が持ちませんでした。あと主人公がピンチの時に他のキャラの恋愛模様を見せられても、たぶん読む人は集中できないよな…という考えもありました。結果的に他のキャラに比べあまり掘り下げられなかったので、そこは個人的に心残りです。


・ガラット

リリーと同じく成長するキャラ。というか最初は魔法使い嫌い⇒事件を一緒に解決して認める、という役割だけのために出しました。なのでものすごく嫌な初登場させましたが、今ではとても後悔しています。ちょい役で出番終了する予定だったのですが、流れで王様が出てくるわ、アシェラに護衛付ける話になるわで、護衛役に彼が都合良かったので採用。結果、いつの間にか由緒正しい家柄のお坊ちゃまで、シェルディと兄妹になりました。彼に関しては本当に全部アドリブで描写してしまったのですが、下手したら本編で一番掘り下げられたキャラかもしれない…

作中でよく出てくる登場人物の中では唯一魔法が使えない、かつざっくばらんな性格というのもあり、すごく書きやすかったのが出番が増えた主な理由だと思います。


・シェルディ

当初の予定から一番変わったキャラです。

実は彼女、初登場(クリンゲル店で顔見せだけした)時点では、本編のもみあげさん+ラウレルの役割にするつもりでした。早い話、ダリアと手を組んで(洗脳されて)アシェラを嵌める役割ですね。ただその後、出すタイミングを逃し…このままだと本格的に登場させてから秒で裏切るようなキャラになってしまうと思い、いっそ名前ごと役割変えました。彼女の初期設定で残っているのは、見た目と使う魔法だけです。

本格的に登場させてからはアシェラの友人になる形にしようと思ったのですが、すでにその枠にはリリーもいるので普通の子として出すと存在意義がなくなるな…ということでその分中身を濃くしたつもりです。ガラット含めて彼女を動かすのが思いの外楽しくて、ラナラージュ兄妹のやり取りに尺取られすぎる場面があったのは反省しています。


・ラウレル

はじめ出てきた時点ではモブでそのままフェードアウト予定でした。が、シェルディの代わりに裏切り者が必要になり、名前と性格を急遽決めた人。名付けた当初はアシェラのラスボスがダリアなので、ルクリオスのラスボスにしようかと思ったのですが色々あって二重スパイに落ち着きましたね。

というのも、あの性格と能力で腕っぷしまで強いのは気に食わない、という自分の勝手な思いにより、ずる賢いが弱いという設定になったのが原因です。弱い時点でラスボスは無理だとなりました。また賢いはずなのにそのままの流れだとそうは見えないということに気付き、本編の流れになりました。

果たして本編の彼が賢かったかについては目を瞑ってください。

そういえば弱いのに何でシェルディの護衛していたんでしょうね…きっと一般人よりは強いんですよ…

過去が突然生えてきて、結果的にアシェラの対みたいな人に何故かなりました。個人的に、あの決着のさせ方はそこそこ気に入っています。


・ダリア

最初から最後まで決めていた通りに動かせた珍しいパターン。彼女がアシェラを嫌っていたのは自己愛が非常に強いため、自分を嫌うアシェラを完膚なきまでに叩きのめして排除したかったから、という理由を付けていたのですが本編で語る余裕がありませんでした…

彼女については色々描写不足でしたし、魅力的な悪役って難しいなと反省点も多かったです。決して本編だと警戒心が強かったり賢いようには見えないかと思いますが、色々裏で動いていたんです…とだけ言い訳させてください。

最後の方の話に登場させるか否か迷ったのですが、アシェラの心の決着をエピローグのようにするため、そのまま出しませんでした。オチの(個人的に思う)綺麗さを優先してしまったので、ざまあが足りない!となっていたら申し訳ないです。


他にも色々語りたいところはあるのですが、長くなってしまうのでこの辺りにしたいと思います。


最後にはなりますが、改めてお読みくださってどうもありがとうございました。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ