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召喚されました

拙い文章ですが楽しんでいただけると幸いです

私は何処にでもいる大学生、北田まこと。

この度私は異世界とやらに召喚された。


ラノベなどゲームのセオリーからすれば、勇者または聖女あたりだろうが、私が召喚された理由それは次期魔王として喚ばれたらしい。


ことの発端は前魔王が勇者に倒されたーーーー

訳ではなく、食中毒による病死。(魔王って食中毒になるんだね)

それで空席にしていると魔界の秩序が乱れたり、人間に気取られると攻められると困るから魔王を据えようと思って召喚の義を行ったらしい。


「てことであってる?」


宰相?みたいな額に目がついてる顔色の悪い人に現状の把握も込めて聞いてみる。


「そうです。貴女様が次期魔王となられるのです。」


「フーン…なんで私なんです?カテゴリ的には人間なんですケド。」


「いいえ、貴女様は前魔王の血縁者。この召喚で貴女が喚ばれたことが何よりの証明。見た目が人間なのは問題ありません。魂が魔族ですから。」


「あーーー??魂はともかく、私がその前魔王の血縁者っていうのはなくないですか?私はちゃんと地球産の人間ですけど」


私はちゃんと母から生まれている。母子手帳もあるし、戸籍も養子などではない。

あ、でも父親いないけど。

まさか


「その表情思い当たる節がおありでは?」


「私の家母子家庭で父親いませんでしたが…まさか父親がその魔王ってことは、、、」


「その通りです。前魔王は貴女様の父君ヴァンシュタイン様です」


嫌な予感当たったーもはや頭が痛い。


「う"ぁんしゅたいん……というかどうやってうちの母と知り合ったんですか?その、召喚とかないとこっちに来れないんじゃないですか?」


それとも魔族は儀式しなくても単体なら世界も越えられるのか?


「ヴァンシュタイン様は勇者の仲間である賢者に異世界に飛ばされてしまったのです。おそらくその時異世界で貴女様の母君と出会ったのでしょう。」


へー勇者いるんだ。ていうか魔王を異世界に飛ばすとかこの世界にはいいかもしれないけど、異世界側からしたらいい迷惑じゃ…


「フーン、私が魔王の娘だと何故言いきれるんですか?」


「あぁ、それはですね。呼び出しの触媒としてヴァンシュタイン様のお身体を使用させて頂いたので。」


不敬じゃね?




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