少しはマシ
「よし。早速!」
「ちょっと装備を買わせてください。」
「うん?当然だな。じゃあ協会の隣に行こうか。」
冒険者の方に言われて一緒に行った。店の中には入るとたくさんの武器があった。特に良さそうだと思ったのはこの槍。なんか強そうだけど高くて手が出せねー。こっちのナイフにしよう。
「決まったか? 」
「はい。これで。」
「ほう。じゃあ昨日の詫びだ。俺がおごっちゃる。」
そう言うと冒険者の方が会計をしてくれた。そういうことで墓地に向かった。着くとたくさんのアンデッドが今日も湧いていてたまに幽霊も見かけた。
「じゃああっちの方から頼むぞ。」
冒険者はジョブで聖職者を持つ人にアンデッドの弱体化を頼みそれぞれも襲いかかる。
俺も今度こそ。そこらへんにいる一体のアンデッドに立ち向かう。すると昨日と同様にスキル「腐肉」を使ってきた。
俺はそれをなんと
街を歩いていると人々は日常の生活をしていた。しかし、顔はみんな悲しげな顔で生活をしている。
「ああ。疲れたー。」
この足だとやっぱり歩きづらいね。
建物自体は、中世のヨーロッパを思わせる景観だった。天気も晴れていた。これだけなら普通の観光で気持ちいいんだけどなー。
ただこの音は何なんだろうねー。頭の中に響くなんとも言えない不快な音。この音を聞いているとなんだか。
「うい。」
「わあ。」
「おおお。なんだよ。俺だよクエストは大変だったな。」
「驚かさないでくださいよ。なんですか?」
「今日言ってた鑑定対策を今からしに行こうと思って探してたんだよ。それよりもどうした?ぼーっとして。」
「なんだかさっき音が聞こえてきたんですよ。」
「音?お前さんもしかしてこれすらも知らないのか?」
「ええ。」
「へえー。面白いな。この音を聞いて暴走してないとか。お前ほんと何者だよ?」
「どういうことですか?」
話によるとこの音は人々の精神に働きかけて戦闘本能を駆り立て好戦的にするらしい。大抵の場合2日もあればバーサーカー状態になるということであった。
「やばいですね。」
「でもお前さんはその影響をアイテム無しで乗り切っている。」
「じゃあスキルですかね?」
「いや。そんなスキルは聞いたことがない。それにこれは権能の影響だから同格の魔法じゃないと乗り切れないんだよ。ふつうはな。」
「、、、。」
「まあー冒険者や魔術師にとって手の内を聞くのはマナー違反だ。すまんな。さっきのは忘れてくれ。」
「忘れましょう。」
「よしじゃあ神社に行こう。」
「神社?」
リンネサイド
「はあ。あれから一年かー。みんなとこうやって暮らしてるけどなんか胸に空いた穴は塞がらないのよね。」
事件以降、リンネは一人で過ごすことご多くなっていた。もちろんアマミさんやアルドとは暮らし平和な日々を過ごしてはいるが。
「おーい。リンネー?」
「何よ?」
「ちょっと話があるんだが。」
「うん?」
「最近、ジョージが帰ってこないんじゃないかと思いだしてな。」
「え?何を言ってるの?」
「まあ聞いてくれ。裏切るわけじゃないんだ。正確には復活する期間が伸びるんじゃないかなと思ってな。」
「うん。」
「でもこのままだと人類は滅びると俺は、思う。」
「それはどうして?」
「最近な。環境の変化に適応する魔物や魔人か増えだしてな。もともと魔人は、固有魔法を持ってるんだが環境に適応してより厄介な存在になりつつあるんだ。」
「うん。」
「だからよ。このまま魔人が強くなる前に総攻撃を仕掛けなくちゃならないって会議の話が出ているらしい。」
「でもジョージが必ずこの状況を。」
「待っていられないんだ。日に日にやっぱり強くなってる。それはみんなの見解なんだよ。」
「そうね。もう仕方がないのかな。」
「でだ。少し俺に協力してくれない?」
「アルドに?それはちょっとねー。」
「そこは空気を読んでくれよー。カッコつけてるんだから。」
「フフフ。冗談よ。分かったわ。ジョージにまかせてって言ったし約束は守らないとね。」




