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転生3回のクズ 魔法学院に入学する  作者: あかさたな
帝国の介入と神々の遊戯
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攻略と戦力

「九尾ってあれか?」

「うむ。四獣以外では最高ランクの魔物であるぞ。」

「うわ。マジか。」

「どうした?さっきから二人でコソコソ話か?わしも混ぜてほしいのじゃが。」

「あなたが言いましたね。このダンジョンは契約するためだと。」

「そうじゃ。このダンジョンはな、召喚魔法の使い手のみが攻略できるダンジョンじゃ。」

「そうなんですか?」

「ああ。途中でメンバーとはぐれたじゃろ?」

「はい。」

「それはな。途中の道から従獣にだけわかる道があるからじゃよ。逆に言えばその道はそいつにしか分からないしそれ以外の魔術師は使える魔法や強さに寄らずにすべて何かしらのモンスターに倒されるようになっておるんじゃよ。道中はどうじゃった?」

「そういえば。」

白滝が強いからだと思っていたが確かにあっけなくモンスターを倒していたなー。

「しかし、お主面白い奴らと契約しとるようじゃの。」

「え?何と契約したかわかるんですか?」

「まあ大体な。こんな奴らから愛されとるようならわしも問題なかろう。」

「へえー。うちのと一緒か。」

「まあわしもそれなりにすごいからの。」

「それ言っちゃいますか。」

「ふふふ。まあどっちにしても無事わしの主は見つかったことじゃしこのダンジョンも。む?」

「どうした?」

「どうやら不埒者はいつの世もいるものじゃのう。」

「それってどう言う?」


「ぐは!」

「おい。どういうことだ?鳥人がここに攻めてくるなんて。」

「しかもそれぞれが魔法を使えるぞ。」

「そんな話聞いたことがない。」

「とりあえず長老たちに連絡する必要が。」

「来るぞ!」

鳥人たちは、狐人たちや家などに向けて徹底的に魔法を放つ。子供や女にも容赦はしない。一方で狐人たちは持ち前の身体能力と変化の術で対抗する。同じ鳥人に化けたり力を持つものは龍や魔人に化け魔法を、ブレスを行使する。しかし、鳥人は魔法を使うのが本質ではなく異常な繁殖力である。そのため数だけは圧倒的である。狐人たちの変化は時間にして10分が限界であるためどんどん押され始め力尽きていく。


残りの狐人たちは、ダンジョンに逃げ込んでいく。鳥人たちは、追っていくがダンジョンの扉は頑丈であるためそう簡単には開かず避難所として機能するためには十分であるが10分しか持たない。


「さて、我が主よ。こんな状況だがどうする?」

「そうだね。とりあえず助けたい。そのためには九尾お前の力が必要だ。貸してくれるかな?」

「わしは契約獣。好きに使ってくれて構わないはずだが?」

「なら決まりだ。行こう。」

「かか。わしの力見せてやろう。」


「おい。ちょっとおかしくないか?」

「そうね。ちょっと獣臭いかしら?」

「姉さんの加齢臭。痛い痛い。ゴメンなシャイ。」

「さて、ジョージはどうなのよ?」

「うーん。正直行った頃には全滅して?かもわからんけどとりあえず行ってみる?」

「あんたそれは最悪すぎよ。とりあえず行くわよ。」

「へえーい。親父も。」

「あ?ああ。行くぞ。」

アーノルド家はなんとかダンジョンを逆走するように戻っていった。


「く!おい。力のある男どもは力を貸せ!」

「は!」

扉はどんどん数の圧に押されていく。時々魔法が混ざる。威力は強くないが扉の耐久力がどんどん落ちていく。それは中にいる者たちにとってプレッシャーとして追い詰めていく。すると何が起こるかというと

「これは長く持たないんじゃないか?」

「そうよ。もっと奥に逃げましょ。」

「「そうだ。そうだ。」」

人々はダンジョンの奥にどんどん逃げていく。すると扉を支える人数がどんどん減っていく。そして、

「おい。俺たちも無理じゃないか?」

「そうだな。目くらましだけして逃げるぞ。」

「変化 煙遁」

狐人の目くらましで視界を奪い扉を支えていた狐人たちも一斉に奥へと逃げていく。それから数秒後、扉は開かれた。


鳥人は、異常なほど赤い目をして狐人たちをひたすら狩っていた。今年の鳥人たちは、領地が異常なほどの台風に見舞われていた。しかし、他の領地を奪おうにも力がなかった。それ故に諦めていた。仲間が風に襲われていたがなんとか一族を助けようとしていた。また領地の維持に努めていたがしかしそれも限界だった。そんなときに救いの手を差し伸べたのが、、、。


「ケッハハ。だいぶこの新兵器も馴染んでいやすね。」

「ああ。これは使い勝手がいい。」

「あの鳥どもでこの戦闘力。ならば悪魔の眷属にこれを使用すれば。少なくとも一人で。」

「この連盟を悪魔族が支配するのも夢ではないようだな。」

「カカ。この結果は王に伝えてきますよ?」

「ああ。あとは任せとけ。」

そうしゃべるのは悪魔族の幹部シャディス。

「さてそろそろあのダンジョンに逃げた狐共も仕留められ始めている頃だろうなあ?」


「ぎゃあー。みんなとにかく散れ散れ!」

「わかった。じゃあお前たちはこっちについてこい。」

そう指示を出して男たちはそれぞれ子どもたちや女を連れて散っていく。鳥人たちの狙いを少しでも逸らし一族の根絶やしを避けるためである。しかし、数が多すぎて分断したところで狙ってくる鳥人たちの数が減ったようには見えなかった。

「このままだと俺たちは、、、。は!」

男の視線の先にはタイミング悪く転んだ子供の姿とかばう母親の姿が映っていた。

「お前たちは先にいけ!」

そう言って男は助けに向かう。

「大丈夫か?」

「え?ええ。大丈夫よ。でももう。」

「まだ諦めるな!立てるか?」

「うん。」

「よし。いい子だ。おいノエルは大丈夫か?」

「ええ。ありがと。」

「いいって。じゃあ行くぞ。」


「変化 翼化」

その狐の腕に翼が生えたように見えた。いや生えた。


「しっかり捕まれよ!」

「はい。」

そう男はいうとそのまま飛んでどんどん距離を離していく。後ろから魔法が飛んでくるがそれを華麗に交わしそのまま狐人たちのところへと舞い戻る。

「よし。このまま走るぞ。」

「「はい!」」

そのまま順調に道を進んでいた。鳥人たちは数こそ多いが身体能力は高くなく追いついては来なかった。


スザクサイド

「どうだ?九尾?」

「そうじゃの。今のところは逃げ切れているようじゃがそろそろ危ないかもの~。」

「なんだと?」

「いや逃げ切れてはおるがだんだん追い詰められているような感じじゃの~。」

「どうにかできないか?」

「できるぞ。」

「マジか。」

「ただそのためにはお主の魔力を借りることになるが良いかの?」

「いいぞ。」

「じゃあやるとしようかの。」

そう言うと九尾は一瞬で消えた。あとに残ったのは白滝とスザクだった。







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