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転生3回のクズ 魔法学院に入学する  作者: あかさたな
帝国の介入と神々の遊戯
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実家へ

「それで、なんの話ですか?」

生徒会室に行った会長と話していた。

「まぁまぁ。君は、進路について考えたことはあるのかい?」

「さあ。まだ、1年ですからまだですかね。」

「そうだよねー。君は、経験もこれからできるし羨ましいね。」

「会長は、どこに進みたいとか決まったんですか?」

「私は、宮廷魔術師団だよ。」

「ああ、姉さんらがいるとこですか。」

「ふふふ。君が言うとなんだかあまりすごくないように感じちゃうから不思議だよ。」

「先輩は、キレイですね。なんか笑顔が妖精みたい。」

「バカか君は?そう言われても君にできることはないんだが。」

「何をするんですか?まさか、俺のパンツの柄を当てるんですか?」

「なんの趣味だよ。そこまで変態ではないよ。」

「どっちにしてもそれは先輩の力ですから誇っていいんじゃないですか?」


「あとね。スザクのことなんだけどどうもの家にスカウトされたらしいわよ。」

「え?あああのことか。」

「なにか知ってるの?」

「いえ。俺は何も。」

「そう。なんにしてもそのことだけは何も話してくれなくってね。スザクに会ったら少し事情を聞いてくれない?」

「そうですね。身内ですし俺のほうが聞きやすそうですので聞いときますね。」

他愛もない会話をしたあと、ジョージは生徒会室を出ていった。


「なんの君に出会えたからこそ親に政略結婚を言われてたから諦めきれなかった私の人生に続きをもたらして私の望む道を歩ませてくれたのは君なんだから私は何よりも君に感謝をしているんだよ。」


「はあー。今日は、しっかり寝ようかな。」

ジョージは寮に帰って熟睡するのだった。やる予定だった宿題は手を付けなかった。


その夜、ジョージは昔の記憶の再現を夢として見ていた。魔人たちとの戦い、神との直接対決。幾度も激突した魔人王ボロス。しかし、ジョージの心を一番抉ったのは自分が目を離していた間に起きた愛する人の死。そして、そこから鬼神のごとく戦いようやくもたらした神との和平、魔人の封印。どれも犠牲が多かった。しかし、ここで奇妙な夢へと場面が移る。愛する人がジョージのいない間に行われた葬儀、そして墓はなぜか見覚えのある場所だった。手を届かせたいが届かない。そして、ぐにゃりと視界が歪む。


「は!」

目を覚ますと、朝だった。なぜか、汗がだらだらだった。

「あれは一体?」

考えてもよくわからないのでとにかく学校に行くことにした。行ってみると、ライザから呼び出しがあった。


「よ。今日は、武闘大会の日程が決まった。それを言っておくぞ。」

「はあ。」

「夏休み明けの、9月から一週間の日程だ。その間、お前は、シフト制だからそれにしたがって行動してくれ。」

「え?」

「あと、給料は商会の口座に振り込む感じになるらしい。」

「ああ。わかりました。」

「まあーこれは建前だ。」

「え?」

「実はな。魔人もしくは特異戦力が大会に襲撃をかけた場合ジョージには、隊長並みの権限が与えられる。報酬は、その襲撃に対する貢献度に応じたものだ。」

「わかりました。でも、それって襲撃がなかったら?」

「うん。まあ、一般並みの給料だな。」

「うーまあそれでももらえるだけ十分か。」

「そうだぞ。俺たちなんか10英なんだから無料なのは当然だろみたいな空気を運営が出すからすげーめんどくさいんだぞ。」

「それは聞かなかったことにしますね。」

そのあと課題をやっていなくて授業前に絞られたのだった。


「そういえば、アルドは何もしなくていいのか?」

「あんたアルドは何に選ばれたのよ?」

「何に?ああ。それでいなくていいのか。」

「そういうことよ。」

「じゃあ、あいつは課題も免除か?」

「そうよ。この学院は、優秀な魔法技術を持つものがさらに力を高めるのを推進するのよ。逆に私達みたいな一般は好きにやれっていう感じなの。」

「うわー。実力主義か?」

「まぁーそうね。でも、頑張ったぶんが評価されるのは当然よね?」

「でも、努力しても強くなれないものもいるんじゃ?」

「まぁ、そこがネックよね。ジョージは部隊っていう活躍できる場所があるけど他の学生は何もないもの。」

「リンネは悔しくないのか?」

「私は、今は望まないもの。そのうち、自分の居場所は作るつもりだし。」

「へえー。」

「まぁ、そいつが鈍感なせいでそれが作れるかはかけになるけどねー。」

「そんなやつがいたのか?また紹介してよ。」

「バーカ。」

「なんだよそれ?」

そんなこんなで、今日も課題を終えた。


「リンネはさすがだな。もう1ヶ月分の半分は終わったな。」

「流石に、夏休みは普通に過ごしたいので。」

「そうか。やっぱ休みたいよなー。なあジョージ?」

「もちろんです。」

「お前は、当分学校に出てくる羽目になるなー。」

「嫌だー。めんどくせー。リンネ変わって?」

「嫌よ。まぁあんたの態度次第ね。」

「どうすれば?」

「まぁ頭を地面にこすりつけてお願いしますって言ったら考えるわ。あと、お昼を1週間奢ること。」

「うーん。」


アルドサイド

「ああ、何日経った?」 

「そうだな!ふん。1ヶ月とちょいか。」

「ふーん。まぁそれくらいは経ったかー。でなんで正気を失ってないんだよ?」

「まぁーちょっとな帰る用事ができてだな。ふん!」

「そうなんだ。」

「ああ。だから、まぁアリシアのことを頼みたいんだ。」

「あの人を?」

「ああ、まあかわいいから誰かにとられないかと。」

「ああ、惚気ならいいぞ。二人だけでやってくれ。」

「いやまあとにかくアルドは俺の友達だから信頼できる。だから頼んだぞ。ふん!」

「おおおう。任せろ!」


一週間後

ジョージサイド

「ああ、やっとここまで来た。」

「へえー。頑張ったわね。」 

「ありがとうございます。」

「いいのよー。私は、久しぶりに外食ができたしー。」

「なんで、高いとこばっかり行くんだよ?」

「いいじゃない。どうせお金は持ってるんでしょ?」

「まあ部隊の報酬があったから良かったけど。ていうかそろそろ夏休みか。」

「私は、予定はまだ決まってないわね。」

「そうか。俺もまだだなー。」

「学生はそんなんじゃないの?」

「そうかもなー。」

「おい。ジョージ?」

「はい?ライザ先生?」

「ちょっといいか?」

「はあ。」

職員室に通されたジョージは、そこでライザから思わぬことを聞かされる。

「え?危篤?」

「うん。なんかなそんなに急がなくていいがお父さんが病気だから帰れって連絡が。」

「マジカ。」

そうして、ジョージは帰ることになった。

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