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転生3回のクズ 魔法学院に入学する  作者: あかさたな
帝国の介入と神々の遊戯
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共和国での活動

「あっつーい。」

ジョージたちは、王国を出発して最初の共和国での滞在となり宿に宿泊していた。

「じゃあ、この冷風機を。」

見ると、水属性の札が貼られた機械を取り出した。

「はあーー。涼しい。」

「どうですか?結構安かったんですよ。」

「これが?」

「まー市場で叩き売りしてたんで。」

「へえー。王国のものより高性能なこれが。」

「どうも、最近の情勢が庶民に優しいらしく物価が控えめらしいですよ。」

「なるほどね。それはいいことだね。お姉さんは、それを王国に持って帰りたいとそう思う。」

「そうですね。暑いかもしれないですね。」

「いや、全部隊長の部屋に。」

「なんでですか?」

「意味はないわよ。もう。それよりもいまってなんじ?」

「今は、夕方の6時とかじゃないですか?」

「そうなのね。じゃあ、これからそうね10時くらいまで別行動しましよ?」

「え?なんでですか?」

「女の子の秘密はそう簡単に聞いちゃダメなんだよ。」

「分かりました。でも、隊長には?」

「多分、隊長は大丈夫よ。」

「そうなんですか。分かりました。じゃあ、先に出ときますね。」

「うん。またあとで。」

そう言って、ジョージは部屋から出ていった。


「ふう。なんとかごまかせたわね。まあ、いつまでもごまかせるとは思えないけど。」

シルキーは、ベッドの上に寝転んだ。

「ああ。来てるわね。まだ、ジョージに見せるのは早いからね。」

そういうと、シルキーは、突然しゃべらなくなった。厳密には、しゃべれなくなり、それどころか動かなくなった。


ジョージは、宿を出て、どこかで食事をしようかと店を探していた。すると、

「あらあら。珍しい。これは、珍しい星の人じゃのー。」

話し声をする人のほうを見ると、おばあさんが水晶を持って、ぶつぶつ独り言を呟いていた。

一瞬で、ヤバイやつだと判断して離れようとした。しかし、それよりも早く気になる一言をいった。


「お主は、何か重要な人を探しに来たようじゃの。」

「え!わかるんですか?」

「うむ。わかるよ。しかし、難航しそうじゃな。」

「そうですか。なかなか簡単にはいきませんよね。」

「そうじゃな。今回は、ワシのサービスとしとこうかの。」

「何がですか?」

「ヒントをやろう。」

「ヒント?」

「うむ。明日の12時、中央広場にいってみよ。」

「広場?」

「それがヒントじゃ。」

「はあ。ありがとうございました。」

よく分からない人だな。ジョージは、このヒントを大したことはないのだろうと思っていた。


そのあと、食事をして魔人の魔力の捜索に乗り出した。とりあえず、魔法を使って、空中を移動し怪しい人を夜に紛れて探したり情報屋に久しぶりに連絡を取り情報収集力を使って探して見たりしたが全く手がかりを得られなかった。


「あっちーー。」

共和国は、なかなかの暑さで4時間ぶっ通しで探し続けた結果だらだらの汗をかいていた。魔人の気配には敏感であると自負していたが全然見つからず萎えていた。ジョージは、活動を終え宿へと戻ってきていた。

「お疲れー。ジョージくん。」

「姉さんは、どうでした?」

「え?私?そうね。ちょっと、ねばり強かったけどあのスパイシーさはなかなかだったわね。」

「なんの話を?」

「今日の夕飯は、カレーだったかそれともオムライスだったかって話でしょ?」

「全然違うわ。え?夕飯ですか?みんな頑張ってたのに?」

「うんうん。冗談よ。当然でしょ。なんか収穫あったの?」

「皆無ですよ。もう少し手がかりを得られると思ってたんですがね。」

「へえー。まー初日だし、まだまだこれからよ。」

「それなんかのフラグですよ。絶対。」

「よーし。じゃあ、今日は、共和国の名物トカゲの丸焼き食べる?」

「それを食べるかどうかはともかく食事にしましょうか。」

「そうね。いきましょ。」


シルキーとジョージは、したで食事にすることにした。

「そういえば、10英ってどう思いますか?」

「そうね。10英の人たちは、みんな癖が強いからね。正直にいうと協力できるどうかも怪しいレベルよ。」

「へえー。じゃあ、ライザってましなほうなんですか?」

「一番まともじゃないかしら?今回は、瞬殺でしよ?あの人は、ほうっておいた方がいいわね。」

「そうなんですか?」

「ええ。一番マイペースだもの。」

「へえー。」

「そういえば、ジョージ君は、一回ライザさんと戦ったらしいわね。」

「うん?ああ、そんなこともありましたね。」

「そのときは、どうだったの?」

「俺が勝ちましたよ。」

「うわ。すごいわね。」

「先輩は、どうなんですか?」

「私は、多分負けそうね。」

「ええ?」

「だから、私を守ってね。ジョージくん。」

「任せてください。」

「ふふふ。」


次の日の昼、ジョージは、共和国の中央広場に来ていた。それは、昨日の夜に言われた言葉が気になったからであった。

「でも、何かあるんだろうか?」

広場を見渡すが特になにもないのである。人々が仲良く語り合っているだけでこれといった異変はないのである。

「何でこんな昼間に出掛けるのよ。」

ジョージの肩にすがるのはシルキーであった。

「宿に戻っててよかったんですよ。俺一人で行くっていったじゃないですか。」

「いやよー。暇なんだから。」

「じゃあおとなしくしててください。」

「うへー。なんかお父さんみたいでムカつく。」

「先輩のお父さんはこんな感じなんですか?」

「もうちょっとうちの親父はだらしないわよ。」

「そうなんですか。」

コメントに困る。


すると、広場の真ん中にあるスクリーンで、演説が始まった。

『今日も、1日皆さんが健康でいることを私は心から願っています。そのためにも、、、』

演説は、5分くらいのものだった。

「今の人って?」

「この国の首相よ。庶民に寄り添った政策で人気なのよ。」

「へえー。」

そして、次に野党の党首スズムラ議員の話が始まった。

『私は、この国の雇用守っていきたい!そう思います。』

この人の演説は10分くらいだった。そして、

『そのためにも私は首相の掲げる移民政策に断固反対します。そして、皆さんのための政治を行っていきたいと思っています。』


「、、、。」

「どうしたの?ジョージくん?」

「いや、多分手がかりを見つけました。至急隊長と話をしましょう。」

そう言って、ジョージは急いで宿へと戻るのであった。


「え?何が?」

シルキーは全然分からなかったが。


「そうか。スズムラ議員がか。」

「はい。おそらく、手がかりもしくは囮かと。」

「まあ、この映像を見る限りかなりの魔人の影響を受けているように思われるな。よし。さっそく、上にかけてみよう。」

「いや、その必要はないですよ。隊長さん。」

「これは、大統領。」

「大統領?」

「申し遅れました。私は、ロジエール。共和国の大統領をやっております。」

「それって?」

「実はな。共和国は、完全な民主制ではあるんだが緊急時には、普段は陰にいる大統領が必要に応じて国の権力をふるえる権限があるんだよ。」

「なるほど。」

「まあ、こういうときでもないと私は役割がないもので。」

「それに、大統領は血縁だから王族的な感じだな。」

「へえー。」

「私の方から皆さんに提案があります。皆さんに、議会に潜入していただこうかと思いまして。」

「「はい?」」







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