道具屋アザシオン
王都の外れにある道具屋アゼシオンは、都で1、2を争う道具屋はであり常に大勢の弟子が技術の研鑽に励んでいた。
「親分、この剣はどうでしょう。」
「そうだな。もう少し鋭利さがほしいから火を強めにして打ってみろ。」
「へい。」
「親分、この剣は?」
「もう少し、叩く力を強くしろ。これじゃ、一合打ち合っただけでボロボロになるぞ。」
「へい。」
「おい。くそじじい。」
「誰がだ。このクソガキ。」
「ほれ。」
「なんだこれ?」
「鉄砲の原型だよ。」
「なんだこりゃ。使い物になんのか?」
「まだ研究中なんだよ。」
「このやろう。うちは、暇じゃねーっってんだろうが。」
「いて。殴ることはないだろ。」
「うるせーよ。いいから、早く使える武器を作れ。」
「そっちは、終わってまーす。」
「なに?」
見ると、積み上げられた武器の数々がそこにはあった。
「文句なしの出来だから余計に腹が立つな。」
「すいません。休憩に入ります。」
「おう。この量だと今週は、もうやんなくていいぞ。」
「え?あいつだけ?」
「おい!そこ。悔しかったら、この量をやってみろ!」
「無理っす〰️。」
表の店では、、、チリンチリン。
「いらっしゃいませ。」
入ってきたのは、ジョージとリンネとリンドバーグとアハメドだった。
「ねー。アルドは、どの武器を選ぶの?」
「そうだな。グローブかな。」
「殴りあうき?」
「やっぱタイマンってロマン。」
「、、、、。」
「なんか言ってくれ。」
「アルドが、グローブなら俺は、剣だな。」
「へー。剣かなにかやってるんだ。」
「そうなんだよ。実は、剣術は、収めたんだ。」
「アハメドの場合は、あんまり近接戦闘にはならんのんだけどね。」
「リンドバーグは、どんな武器がいいんだ。」
「僕は、やっぱ槍が欲しいな。」
「槍か。」
そういいながら、店内を見渡していく。どれも、品揃えはよく価格は安いのから高いのまで様々なものが揃っていた。
「らっしゃい。お客さん。」
出てきたのは、筋骨隆々のドワーフだった。
「すごいおっさんだな。」
「うん。」
「坊っちゃんら、今日は、なんの武器をご所望だ?」
「
「なるほどな。それなら、武器を探していけ。それとも、オーダーメードにするか?」
「そんなのあるんですか?」
「ああ。まー高いけどな。」
「どれくらいですか?」
「100万くらいだな。」
「え?」
「高!」
「そりゃ自分の固有魔法に合わせた武器の作成だからな。これができるのもうちだけだし。まープレミアムだな。」
「わお。」
「そうそう。王国でも、随一の店だしな。店主は、この世界で唯一の付与魔法だからな。」
「!あの付与魔法を。それなら納得。」
「じゃあ、それを一つくれ。」
「毎度あり。」
「じゃあ、早速魔力の測定から行くぞ。奥に来てくれ。」
「分かりました。」
そのあと、リンドバーグは、測定を行い武器を注文した。
一行は、カフェに立ち寄った。
「話ってどうしたの?」
「そのね。実は、ジョージのことなんだけど。」
「うん。」
「あいつ、とても強いじゃない?」
「そうだね。」
「それでさ。私、あいつが何でそんなに強いのか考えてね。」
「うん。」
「分からなかった。」
「え?」
「でも、それってやっぱり当たり前で出会ってちょっとだからそういったことが分からなくて当たり前なのよ。」
「まあね。」
「だから、ジョージに聞けるようにさ、みんなでジョージの力になればいいんじゃないかと思って。」
「それってどういうこと、リンネさん?」
「つまり、今ジョージは、新しい魔人と戦っているから加勢しに行こう‼️」
「「ええー。」」
「ちょっと落ち着こう。」
「うん?」
「いや。ジョージって確か部隊で活動してるんじゃ?」
「うん。」
「じゃあ、俺たちが行っても足枷になるんじゃ?」
「確かに。でも、友達が死ぬかもしれないんだよ!」
「そうだな。それは、確かにな。」
「じゃあ、俺たちが足枷にならないように修行しよ?」
「そうだな。ふん!」
「そうしましょ。」
「当てがあるの?」
「ない。」
「ええ。」
「あたし、ちょっと心当たりがあるわよ。ねーアルド。」
「そうだな。あの人のところにいってみよう。」
「なんじゃ?こんな夕方に?」
「お久しぶりです。師匠!」
「誰だっけ?」
「ええー。俺ですよ。アルドですよ。」
「お久しぶりです。リンネです。」
「あああ、ソウ、、ジョージの婚約者!」
「そうなの?」
「ふん!ジョージもすみにおけないな。」
「だから、そんなんじゃないって。」
「俺たちは、ジョージの同級生のリンドバーグです。」
「同じくアハメドです。」
「わたくしは、アリシアですわ。」
「そうか。みんな王国からはるばるようこそじゃ。」
「今日は、師匠に」
「お前は、まだ弟子ではない!」
「ええー。もう修行をつけてもらっているんですよ。」
「ワシが認めとるのはジョージだけじゃ。」
「まーそれはそうと、実は、かくかくしかじかで。」
「ふむふむ。」
リンネが要点だけを詳しく伝える。
「なるほどの。じゃがそこの小僧は確かワシの魔法で武器が出せるようになっておるはずじゃぞ。」
「え?あなたの魔法のお陰ですか?」
リンドバーグは、突拍子なことをいわれて混乱した。
「そうじゃ。お主は、武器が出せるじゃろ?」
「ええ、魔人との戦いで出せるようになったものと。」
「それは違うぞ。」
「どういうことですか。」
「あれは、おぬしたちが学校を襲われて入院しているときにジョージに頼まれてわしが魔法をかけたんじゃ。その結果じゃ。」
「あなたの魔法は?」
「分類としては回復魔法だがの。少々、回復前より強化する特性なんじゃよ。」
「ジョージがそんなことを。」
「ああ。でじゃ。おぬしたち、魔人と戦えるようになりたいのか。」
「「はい。」」
「なぜじゃ。」
「おれたちは、今まで平和の中で生活してきたんだなと思いますし、歴史がどうあれ今までそれが続いていたのは誰かのおかげなんだなと思いました。それに今また魔人が復活してきててそれに俺の持っている力が生かせないのが悔しいんです。人より力を持っていると油断してたことを突き付けられたような気分なんです。」
「私もジョージに守られてるだけじゃだめだと思いますしあいつの足かせにもなりたくないです。」
「わたくしもですわ。」
「ふん。おれもだ。」
「うむ。よいじゃろう。しかし、正直に言うとその今ジョージが担当している事件には、間に合わんぞ。おぬしたちは行きたいのではないのか。」
「行きたいです。正直、私の親友が殺されるのを助けたいです。でも私は実力不足だからあいつに任せます。でも、ちょっとだけ見に行くくらいはしたいです。」
「そうか。他の者もそんな感じか。」
「「私たちは、修行を‼️」」
「そうか。わかった。じゃあ、それぞれやるか。」
「それぞれ、武器を出せ。」
「はい。」
そうリンネにしじをされ、出せるメンバーは、全員出す。
アルドは鎖状の武器を、リンドバーグは鎧を、アハメドは、銃を出した。属性を、表すかのごとくそれぞれ色を出して光っていた。
「すごいのー。この年で半分が出せるのか。」
「あのー私たちは?」
「お主たちは、まず出せるようにすることだの。」
「そのためには?」
「うーん。死にかけることじゃの。」
「えええ。」
「私もですか。」
「そうじゃの。」
「まず、先生のを見せてほしいです。」
「ワシのか。」
「「はい。」」
ミズハが、集中を始める。
「顕現せよ。扉を開けよ。」
ミズハの、両手に魔力が宿る。最初は、緑色だったがだんだん金色となる。
その武器は、錫杖だった。特性は、他人の能力を任意で指定して昇華させるものである。つまり、前の状態より向上させるのである。
「きれいですね。」
「どうじゃの。」
「清々しいですね。」
「ええ。」
「とりあえず、こんなものだ。どうする?」
ミズハは、とても悪い顔をしていた。
「じゃあ、お主たちはそれを扱ってとにかく実戦じゃの。」
「分かりました。」
「性能を把握するには、まだまだ時間がかかるからとりあえず暗黒大陸にいくかの?」
「またか。」
「うん?」
「ジョージとね。」
「あいつとか。ふふふ。なら分かるの。」
「いや場所は。」
「私なら行けますよ。」
出てきたのは、ポチだった。
「お主か。何者じゃ?」
「それは、必要ですか?」
「いや。いいよ。分かるなら連れていってもらおう。あとリンネは、共和国で下ろしてくれ。」
リンネたちは、暗黒大陸へむかうものと共和国に行くもので別れた。暗黒大陸に行くものたちにはこの後地獄が待っているのだった。
次の日の朝、
「共和国に行く。」
「そうだね。このお姉さんに任せなさい。」
「頼りにしてますよ。シルキー先輩。」
「えへへへ。頼られると照れるわね。」
「よしじゃあ行こうか。」
「「はい。」」
そう言って、ジョージたちは共和国へと出発した。




