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転生3回のクズ 魔法学院に入学する  作者: あかさたな
帝国の介入と神々の遊戯
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炊き出し

魔人の騒動のあと、王国では、復興に向けた作業が急ピッチで進められ瓦礫は片付けられた。家を全壊させられたものが多数、避難所で窮屈な生活を強いられていた。そんななかで、その惨状を見ていたリンネは、ライザにある提案をした。


「いやー、アリシアさんの実家すごいねー。」

「こんな支援は、なかなかできないよ。」


今、生徒たちは、避難所の前で、炊き出しをしていた。野菜などの食料は、ほとんどアリシアの実家が準備したものであった。そして、これを企画したのがリンネだった。


「はーい。みなさーんたくさんあるので押さないでくださーい。」

「ありがとうね。生徒さん。」

「お兄さんたちの料理美味しいよー。」


「なんかあれね。少しは、みんな前向きになれたかな?」

「そうだな。少なくとも、リンネの気持ちは伝わっているんじゃないか?」

「だといいわね。」


「あれ?あれは、アルド君では?」

「そうね。どう見ても、なんかカツラかぶって変装しているけどアルドかしら。」

「後ろにも、誰かいない?」

「あれは、多分みんなの思う人だと思うね。」

そんな噂をしているのは、リンドバーグとアリシアとアハメドとオリビアであった。4人は、スタッフとして、この炊き出しの準備をして、ちょうど休憩中であった。


「にしても、今回は、すごい活躍であったな。リンドバーグ。」

「そうかな。会長のほうがすごかったと思うよ。少なくとも、あの神々しい姿は、ぜひみんなに見てもらいたかった。」

「そんな格好してた?」

「それは、なんか、、、会長のか、、、。ブハ!」

盛大に鼻血を出したのは、アハメドであった。

「あら。アーハーメード。」

「ひ!なんだいアリシア?」

「いやね。なんかとっても、殴りたい気分になったのだけど?」

「気のせいではないか。ふん。」

「あとで、じっくり話をしましょうか。」

「リンドバーグ助けてくれ。」

「自業自得だ。」

「そんな俺たち親友だろ?」

「これは、俺でも対処できない。」

「あらあら。ふふふ。仲がいいのね。」


「おい。アルド?」

「なんだ?ジョージ?」

「任務は順調か?」

「ああ。とても順調だ。この炊き出しのお代わりを狙う任務にあたって、バッチリ変装してきたからな。」

「では、任務の遂行に引き続き当たってくれ」

「了解!」


「はい。味噌汁です。どうぞー。」

「ありがとねー。家がなくなって途方にくれてたのにこうやって助けてくれて。」

「いえ。皆さんには、早く元通りの生活と元気になってほしいので。」

「うーうー。ありがとねー。」

「はい。次の方。」

「あーー。この皿にいっぱいください。」

「はい。」


うーん。なんか怪しい。ぶつぶつ言ってるし。

「どうぞー。」

「オーー。うまそうーー。」

すると、かつらがずれる。アルドは、やはりといっていいか悲しいほどに自分からぼろを出してしまうのであった。

「あ?」

「うん?ななななんでしょうか?」

「どっかで会ったことありますか?」

「いえ?気のせいじゃないですか?」

「そうですか?次の方。」


「、、、やりおった!」

そう呟くジョージお爺さん。見た目、60代後半の特別お化粧は、完璧な仕上がり?(本人基準)で、リンネの待つところへと向かっていった。


「あらあら、お爺さん。なんか元気そうだね。」

「そんなことは、ないですよ。このスープがないと私は、死んでしまいます。」

「ヘエーーー。」

リンネは、炊き出しの配膳の担当としてたくさんの人に配っていたがこの人ほど怪しいと思う人はいなかった。なので、もうバレバレなの?と思うくらいの棒読みだった。


賢人会議

「なぜあんなに、大規模な魔人の侵攻があった?」

「魔人らしき魔力は、一切感じなかったのではなかったのか?」

「は。そうなんですが、どうも微量の結界が張ってあり、感知も難しいレベルでありました。」

「ううむ。今回の魔人侵攻のデータは?」

「しっかりとってあります。」

「では、機関に回せ。」

「は!」

そう言って、使者は、データを渡すべく会議場を出ていくのであった。


あまり、人々に知られていないがこの会議が実質的な世界的な課題に対しての意思決定としての会議を行っていた。


「でだ。この騒動で、ついに4人目を見つけたのだな。」

「はい。」

「よい。その者は、すぐにスカウトを名目に召集をかけておけ。」

「分かりました。」

うなずくのは、情報屋ことであった。


アーノルド家

「王様から表彰がある。」

「そうなのですか。今回の魔人関連ですか。」

「そうだ。今回は、ジョージの同級生や生徒会長だな。」

「オリビアが。へえーやるわね。」

「後輩か?」

「ええ。かわいい後輩よ。」


すぐにでも、宮廷魔術師団に入ってほしい人材でもある。ウォルフェリオ学院で唯一、進路が決まっているのがオリビアなのであった。


「でだ、今後、我がアーノルド家は、優秀な人材を率いれていこうと思う。」

「それに、その表彰された面々を雇っていくと?」

「そういうことだ。まーオーウェンは少し不満があるかもしれんが育成を頼む。」

「わかった。」

「じゃあ、そういうことで今日は終わる。」



ダイヤサイド

「なんか出番なかったね。」

「くそ。いい練習になると思ったんだけどな。」

「まーあの魔人じゃ対して強くなれないと思うよ。」

「そうかー。どんな相手ならいいんだろうなー。」

ダイヤは、ひたすら強くなるためにどうしたらいいか考え続けていた。


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