決着
アハメドとアリシアの関係は今後も気になりますね。俺としては、まー当人たちの自由だし幸せならそれでいいと思います。ええ。
閑話休題
さて、魔法の属性について話をすると火属性、水属性、土属性、緑属性、光属性、闇属性、無属性この6種類ですね。まー固有魔法なので相性で決まるんですがええ。その上で、俺は、王国の救出に向けて移動していた訳なんですが、俺が行くよりも先に。
さっきから、魔人は、マリンを相手に魔法を使っているがすべての攻撃手段が通用しない。
「なんなんだよおまえは?ちょっと取引しないか?」
「あら。さんざん人々を殺しておいて通用しなくなったとたんに命乞いですか?」
「う。このブラスト。」
「ふふ。オゾンディレーション。」
爆発系をつかっているがマリンの魔法を相手にそれは不発に終わる。
「じゃあそろそろ終わりにしましょうか。」
「う。もういいじゃない。じゃあ私は、行くわね。」
「逃がしませんよ。」
窒素領域
「う!なにこれ?ハーハー。呼吸が・・・。」
「しばらくお休みしてください。」
魔人を数分で眠らせた。魔法は、使われたのだがこの王国は、魔法の大国ではあった。しかし、その国の一応トップの魔法は、特殊すぎてあまり語られることはなかったし何が起こっているのかもよくわからない人たちのほうが多かった。そういう意味では潜在的な抑止力にもなっているのは事実であるがこうして魔法が使われたことで王国にも魔術師ありと改めて現実を認識されることとなった。
「うわー。すげーな。宮廷魔術師って力は本物だな。」
「うん。改めて、尊敬するわ。」
帝国の山中
「ははは。さすがにやばかった。まさか効かないはずの闇属性で死にかけるなんて。初めての体験だぞ。」
「そのまま死ねばよかったんじゃないですか?」
「そういうわけにもいかなくてだな。」
「呪鎖」
アルドは、象徴武器を取り出す。
「そんな武器は、初めて見るな。」
「どうもです。」
「すごいですね。」
「じゃあいきましょうか。」
鎖を放つ。魔人は、魔法で対抗する。
スローゾーン
鎖は、その魔法の領域に入った途端墜落した。その鎖の汚染が地面を媒介にして山に広がっていく。
「あら。」
「これやばくないですか?」
「ははは。私としてはこの世界観のほうがいいが。」
急速に森林の木々が一気に枯れていく。
「これは、むやみに使えねー。」
「ええ。実質攻撃手段なくないですか?」
「お嬢さんは、魔法を使えない?」
「いやー。使えますよ。」
「じゃあ。」
「たぶん当たらないと思います。」
「え?」
「あの魔人はおそらく回避力がすごいんです。さっきの私の魔法も効かなかったんですよ。」
「びびってるんだろ?」
「なにをー?」
「うわ。」
「なんだよ。びびってるだと?そこまでいうなら魔法を見せようじゃないか。効かなくても知らないからね。」
「紫電」
魔人に向かって魔法が飛んでいく。
「アクセル」
魔人が、一瞬で移動した。魔法を放った本人の後ろに移動する。
「これでまず一人目。」
「呪鎖」
「アクセル」
魔人は、女のほうをさっきから狙っているがアルドの攻撃が何とか魔人を牽制していた。しかし、防戦一方で魔人にたいしてあまり有利な状況が作れていない。
「すいません。ありがとうございます。」
鎖が、木々に突き刺さる。そこからどんどん広がっていく。
「うわーーーー。ひっこめ。」
「なんともならないですね。」
「だな。」
アルドは、自分の能力がここまで凶悪なものだと思ってなかった。このままだと倒せるかもしれないが帝国の一部が荒野になってしまうと感じ始めた。どうしよ。
そこに、来たのは、
「ハハハ。どうした。小僧?」
「どなたですか?」
「ええ。皇帝陛下じゃないですか?」
「ハハハ。その通りだ。でだ。魔人はどこにいる?」
「そこです。」
指を指した方向に、緑色の肌の存在がいた。魔力は、まだまだ発されており余裕はありそうだった。
「おい。お前たち、そこのお嬢さんとの結婚を邪魔しないでくれ。さもなくば殺すぞ。」
「おーあいつはあんなことをいっているが結婚したいのか?」
「いえ。そんなわけないじゃないですか。」
「なに!あんなに情熱的な出会いからのプロポーズだったじゃないか?」
「そんなわけないでしょ。記憶が美化されすぎよ。」
「よし。そんなわけだ。魔人よ死んでくれ。」
そういうと皇帝は、魔人に向かって駆けた。魔人は魔法を使って背後に回ろうとして、皇帝に蹴り飛ばされた。
「?」
あり得ないことが起きていて、魔人は思考ができないでいた。
「どうした。ハハハ。」
「なんだ?お前?」
「どうした。もうおしまいか?」
魔人は、今まで自分がこんなことになったことがないのかわからなかった。今度は、皇帝が、魔人に向かっていった。すると、一瞬で目の前に皇帝が迫ってきていた。
「!なるほど。同系統か。」
「ああ。そういうことだ。しかし、お前にはなくて俺にはあるものがあるからな。教えてやろう。」
「アクセル」
「ベクトルストップ」
魔人は、完全に動きを止めていた。皇帝の魔法、それはあらゆる力の向きを操作するものであった。
「やめろ。殺すな。」
「さっきとは反対のことを言うんだな。」
「頼む。なんでもするから。」
「プレス」
命乞いに対する返事であった。見えない力場が魔人を潰していた。こうして、魔人の騒動は片付けられた。




