戦場
戦場では、もはや魔人対人間の戦争を彷彿とさせるような戦いになっていた。
「あらら。なんて血の気の多い人たちなのかしら。あなたたちはよってたかってワタシを苛めたいわけ?なんて私はかわいそうなのかしら。」
「この!」
岩石流星
レーザーポイント
氷結アイシクル
炎弾
リンドバーグたちが魔法を放つが
「あらあら。なんて怒りっぽいのかしら。」
ブラスト
魔人の魔法で全て爆発されていたと思われたが、光のレーザーが貫通した。
「厄介ね。これは、あなたから始末しようかしら。」
魔人は自分の魔法に自信を持っていたのか仕掛けてくる様子がなくさっきから防ぐことに集中していた。しかし、オリビアの魔法は非物質であった。これが魔人にとっては計算外といえる。
そもそも、魔人は下位の個体でも魔力の量が人間と違うので、10人でようやく対抗できるほどに力に差があるのである。つまり、戦いになっているリンドバーグたちのほうが力があると言わざるをえない。とはいえ、魔人にはまだまだ余裕があるが
「あなたたちは、何を求めているの?」
「それは、もちろんお前を滅ぼすことだ。」
「へえー。でも、あなたたちじゃ無理よ。」
「なんだと?」
「落ち着け。リンドバーグ。」
「落ち着けだとあんなに人々を殺されてよくもお前は落ち着いていられるな。」
「激昂すると視野が狭くなるぞ。」
「スザク先輩。先輩は、どうなんですか?」
「いや、俺も家族がどうなったかはよくわからんしもしかしたらとも考えるが今はこいつを何とかしなければより多くの被害が出るかもしれない。それは、防ぎたい。」
「!なるほど。自分は少し熱くなっていたかもしれないですね。」
「よし。じゃあ行きましょうか。」
オリビアの笑顔は、戦場でもより輝いていた。
帝国
「いや。」
「ふー。まさか魔人に人質をとられるなんてね。」
「少し、甘く見ていたようね。」
「どうするの?」
「魔人の力を考えると私たちだけでは足りないわね。」
「ハハハ。どこだ。この私の力をっていないではないか。」
そこに、念話がはいる。
「陛下。魔人は、山の方向に飛んでいきましたよ。」
「なに?」
「一人冒険者を人質にとりました。」
「くそ。」
「やつの力はわかるか?」
「ええ。ある程度は。」
「、、、。言え。」
「報酬のほうを。」
「お前、こんなときくらい人としてだな。」
「説教ならいいですよ。自分はポリシーを貫くだけなんで。」
「ふん。相変わらず。はー。じゃあ屋敷でどうだ?」
「ええ。それでお願いします。では、あの魔人は、分身の力を持っています。あとは、速さを操作する魔法があります。それから上で戦いになっているのは片方が冒険者のジョージでもう一人が神の一柱ヘルメスです。そっちは、ジョージ君が抑えているので大丈夫だと思います。」
「‼️あれが神。神には魔法が効かないんじゃなかったのか?」
「普通ならそうなんですが彼は例外です。」
「ほー。面白い。生きていたら話したいな。」
「では、御武運を。」
「ああ。」
「おい。そこの冒険者。」
「はい?って皇帝陛下ではありませんか。」
「今はよい。無礼講でいこう。」
「では。陛下はもしかして魔人と?」
「ああ。力になりたい。とりあえずやつのことはつかんでいるから行くぞ。」
「分かりました。」
「私も、はい。」
「じゃあ行こう。」
三人は、出発した。
再び帝国
「ふー。分かっていましたが私では勝ち目はありませんね。」
「ならさっさと殺されろよ。」
「いえ。もう十分付き合っていただいたので私は失礼します。」
「おい!」
ヘルメスは、そう言いながら消えていった。
「ち!」
「おーい。ジョージ。」
「おう。」
「すごかったわね。まーそれよりどうするのよ?」
「そうだな。アルドは、山のほうにいる魔人を追ってくれ。リンネは、王国のほうに。」
「分かったわ。」
「ジョージは、どうする?」
「俺は、リンネと一緒に王国に行くから。」
「そうなのか。まー怪我だけは気をつけろよ。」
「おう。」
「じゃあね。」
「またあとで。」




