組織壊滅作戦2
「この野郎!」
その光景を見たジョージは、再び怒りをぶちまけた。
「なななな。誰ぺろ?」
「ア?てめえは誰だよ?」
「私は、この研究を進めてる者だよ。ぺろ。」
「そうか。じゃあ歯を食いしばれ。」
「え?ブッホー。」
ペロリーナは、きれいに吹っ飛んだ。
「いきにゃりなにしゅりゅにょ?」
「お前があのクソヤロウな実験をしてるんならさっさと解除しろ。」
「ああ。そんなことか。」
「なら。」
「いや、実はもう終わったんだよね。ペロリ」
「え?」
「いや、だからもう実験は終わって完成したんだよ。ほんとについさっきだったけど。」
「つまり?」
「素晴らしいわ。ペロリ。私の子供たちは一体どれだけ成長しているのか。」
「なぜこんなことができる?」
「私はね。私からなにもかも奪ったこの世界が憎いのよ。ま、そんな長話するつもりもないぺろ。まー実験をせいぜい眺めてるといいぺろ」
「くそが。」
この日、
「なんだありゃ?」
「嫌だ。死にたくない。」
「この世の終わりだ‼️」
騒ぐ人々の目の前に空から降りてきた少女や少年の姿をした魔人が魔法をムジンゾウにうち放つ地獄絵図がそこにはあった。
すべては,ある一人の研究者の復讐。ある組織の頭領の願い。
龍の国 リヒガルデ
「なんか人間の国で何かが起こっとるようじゃの?」
「え?ホントだ。これは、俺の力を。」
「落ち着きなダイヤ。まだ、ソウマがいるはずだ。」
「うん?何か妙なものが?」
冥界
「ああ。また兄者が何かたくらんでるのか?」
「そうなのですか?私には、なにも見せませんが?」
「うーん。ペルに見せないとは相当秘密にしているような感じだな。困ったものだ。しかし、これでは私は手が出せんな。死者の魂くらいはきちんと供養してやるか。」
「そうですわね。」
深海 クセクリヤ
「まためんどくさいことになっとるの。はー。まー影響はなさそうだし手は出さない方が良さそうだな。」
「ポセイドン様。」
「なんだよ。はー。」
「いえ実は、リヴァイアサンから急ぎ会議をしたいと。」
「なに?あの堅物が?はー。分かったすぐにいくと伝えろ。」
「は。」
「ちょっと、どうなってんのよ?」
「分かりません。何か上の方でというよりはそとで何かあったのでは?」
「行ってみましょうか。」
外に出ると魔人らしき少女が瓦礫の山を作っていた。建物の屋上では、ジョージがそれを眺めていた。
ーなんだって、こんなことに。いや俺が終わらせてやろうか。しかし、今回のことは、何が?帝国の思惑で襲撃があったのは、分かっている。あれは、王国の戦力を削ぐため。それは分かる。しかし、一組織にこんなことができるわけが。となると、あいつらか?
「ちょっとどうするのよ?」
「リンネか。そうだな。とりあえずあの魔人を片付けるところからだ。」
「そうね。でもあれってヤバくない?」
「そうだな。だから、速攻で片付けてくるよ。」
「頼りにしてるわよ。ジョージ。」
「おう。」
なんだろう。久しぶりにドキッとした。
ジョージは、組織の屋上に来ていた。
「よし、行くか。」
そう決め魔人に向かって飛んでいきそのまま主観的に魔人に向かっていって蹴りを入れるイメージで魔人が反応できない速度で蹴りをいれた。
王国
「あれやベーな。」
「あんなの聞いてねーぞ。何がどうなってるんだ?」
「うわーん。」
魔人は、ただ感情もなく500年の時を経て人々に戦争の残酷さを再び教えようと、否、恨みを晴らすべくありとあらゆるものを破壊していた。
「おいおい。なんかすごいことになってんじゃねーかよ」
「アハメド私怖いですわ。」
「俺が筋肉で守ってやる。」
「イチャイチャするなよ。」
「ペッ。」
「会長怖いですよ。」
「は!私としたことが。」
「で、傷の具合は?」
「もー絶好調ですね。むしろ、強くなってるよーな。」
「ほほほ。なら治療の甲斐もあったというものよ。」
「有難うございます。」
「いやいや、礼には及ばんよ。ジョージの頼みじゃからの。」
「ジョージの?」
「そうじゃ。だから、礼ならジョージにしてやってくれ。」
「分かりました。しかし、このご恩は忘れません。」
「立派な青年じゃの。それより、あっちの方を何とかしてやってくれ。」
「はい。」
「じゃあみんな行くわよ。」
「おう。」
「アリシア俺たちも行こうぜ。」
「はい。どこまでも。」
そういって、王国の戦いも始まるのであった。




