組織壊滅作戦1
「ここか?」
「案内されたところは、ここみたいね。一つ聞いていい?」
「なに?」
「これでいいのよね?」
「ああ。いいはずだ。」
「なんか不安なんだけどいいのよね?」
「そう言われると、心配になってきた。」
「うむ。私もだ。だが考えてもしょうがないだろ。学院に対する宣戦布告ととれるようなことをしてみんなのしこりを残しては武闘祭にも差し支えよう。」
「そういうことだ。」
「確かにそうね。なら行きましょうか。」
入っていった建物のなかは、薄暗い建物だった。ジョージを先頭に静かに入っていく。少し奥に入っていったところで、扉を開ける。しかし、なにもなかった。
「なー。どういうことだ?」
「わからん。確かに住所はここなんだが。」
アルドとジョージは二階も見て回ったが結局なにもなかった。
「ちょっと地図を見せてくれ。」
「はい。」
「うーん。こっちが帝国の城か?」
「うん?おかしいな。」
「ジョージ、地図はこっちじゃないか?」
「あ!反対だった。」
「おーい。しっかりしてくれよ。頼むから。」
「リンネ?ここじゃないぞ。おーい。」
その頃、リンネは、ボロボロの仕事部屋を覗いていた。本棚や机があったが特に重要そうなものはなかった。と、壁に何かが貼ってあった。内容を見ていくうちにどんどん意識が遠くなるような錯覚を覚えていた。
「キャッ。」
「おい。リンネ、さっきから呼んでるだろ。」
「え?そう?」
「どうしたんだ?何かあったか?」
「いえとくになにもないわよ。行きましょ。何かあったの?」
「いや、地図が上下反対だった。」
「だから言ったじゃない。」
「はい。すいませんでした。」
ジョージとリンネが去っていった部屋のポスターには、オスローの森についてと書かれていた。
「さて、気を取り直して。」
「もうジョージは、後ろについてきて。」
「そうですな。それがいいですな。」
「なんで子供扱いなんだよ。」
「アルド、ここでいいよね?」
「今度こそ間違いないですな。」
そういう3人の前にあったのは、でかい建物だった。
「おい。そこのお前たち、なんのよう、、、。ガフ」
「そこのお前、ただですむと、、、。」
兵士二人は、蹴られて壁に頭から突っ込んでいた。
「なんで俺が無視されるんだよ。クソヤロウーーー。」
「そんな理由で?」
「まじか。うわー。これは早めに組織に乗り込まないと。」
「じゃあしょうがないから行くよ。」
「うい。」
建物に入っていった。
ジョージは、既に建物に入っていた。廊下をどんどん進んでいく。組織は、でかく建物内を巡回している兵士は、多数いた。しかし、逆ギレしたジョージを見つけられる者は誰もいなかった。
「クソクソ。どこだ。このストレスの元凶は。なんで俺があんな扱いなんだよ。どこだ?」
最上階に来たジョージは、一番でかい扉を開けた。そこには。
「これは?」
そこには、なん十体と並べられた水槽に浮かぶ子供たちの姿だった。




