え?
「まず、どういう風に分けるだが。」
「このメンバーで行くの?」
「確かにもう少しいた方がいいかもな。でも、あまり大きく動きすぎると敵に伝わるかもしれない。とりあえずおれたちで行こう。」
「そうなんだ。先生は?」
「今回は頼らない。前回みたいになられても困る。」
「そうね。わかったわ。」
ジョージ、アルド、リンネの三人は、だれにも知られず帝国へと向かった。
「今回の収穫は、ばっちりだ。よくやった。」
「「は!」」
組織は、王国からの収穫に大変満足していた。
「にしてもまさか様の言う通りに動くだけでこんな上玉までてにはいるとはな。」
執務室で頭領はカプセルの中に入っている学院の制服を着た女の子を見ていた。
「ふふふ。これでこの組織は、戦力的にも飛躍し帝国も王国もわがものに。それに・・・。」
「へえー。ここが帝国かー。」
「王国と違って、建物がでかいね。」
とりあえず建物の隅で降りた三人と1匹は、街を歩くことにした。
「もしもし。」
「ジョージか。連絡が遅くはない?」
「そうか?それより組織のアジトの場所ってわかるか?」
「分かるよ。ただ無料というわけにもいかないよ。」
「なんだ?仲間にしたらおわりじゃないのか?」
「その分の情報は渡しているはずだよ。」
「ち。でなにをすればいい?」
「ええ。実は帝国で冒険者をしてほしいんですよ。」
「冒険者?えええ。」
「別にしなくてもいいんだよ。私は全然困らないので。」
「分かったよ。すりゃいいんだろ。どこで登録するんだよ?」
「帝国の首都にもギルドはあるのでそこで登録を。」
「分かった。」
ギルドの前に来ていた。
「ええ。冒険者って何するの?」
「そうだな。俺もわからん。」
「とにかくパパっとやれば大丈夫だよ。」
「なによそれ。まーいいわ。みんなを救うためだもの。」
中に入るとたくさんの冒険者がいた。
「おい。だれだ?」
「見かけん服着てるな。」
「女の子はかわいいな。」
「うわー。見られてるぞ。リンネ。」
「ふふん。聞いた?かわいいって。もう見る目がある。」
「リンネは、もとより俺は強いぞ。」
「もとよりってどういうことよ。」
「やかましいわ。」
奥にあるカウンターに向かった。そこには、ギルド嬢がいた。
「こんにちは。今日はどうされましたか?」
「えっと冒険者に登録したいのですが。」
「では、名前を。」
「ジョージです。」
「ジョージ様ですね。」
「では、順番にこのステータスカードに魔力をこめてください。」
「はー。」
三人とも魔力を込めていく。
「では、そのカードをお渡しください。」
「どうぞ。」
「有難うございます。えっとメイジにファイターにうん?フリー?」
「うん?なんかあったんですか?」
「先輩フリーなんてジョブありましたっけ?」
「聞いたことないわね。」
なんか俺のジョブだけ変らしい。なんだこれ?
「では、気を取り直して。皆さんは、Eランクからの出発になります。依頼をこなして、ランクを上げていくことができます。質問は、ありますか?」
「いえ。特にありません。」
「では、あそこにある依頼の中から選んでください。」
「はい。」
「じゃあこれにしようか。」
「そうね。」
「そうしよ。」
はじめての冒険者、とにかく頑張ろう。




