クズは学院を
「ジョージお前の頼みじゃからの。」
ジョージは、ミズハをつれて治療院の前にいた。
「いやーありがとう。これで少し、俺の労力も減るかもな。」
「、、、。素直じゃないのー。」
「うるさい師匠。行くぞ。」
「そうじゃな。」
ミズハとジョージは、治療院に入っていった。
ここの治療院は王国でも最大の大きさを誇る。その中でも集中治療室は少なかったが学院の生徒の治療に当てられていた。寝かされていたのは、生徒会長と数人の生徒である。そばでは、家族が泣きながら目を覚ますことを願っていた。
「相変わらず覚めないねー。」
「会長の怪我は、かなりひどかったからな。」
「そういえばあいつは?」
「怒ってるのか?」
「当たり前じゃない。なんでこんなピンチの時に限ってジョージは、いないのよ。」
「まーそうだな。さすがに2日もいないのはな。それにジョージがいたら。」
「そうね。まーでも事情があったのかもね。ちょっと取り乱したわ。」
そんな話をしてる二人の会話が壁越しに聞こえるジョージは、
「入りずらいよ。」
「いいから行かんかい。自業自得じゃろ。」
「そうだな。」
「こんにちは。」
アルドとリンネが振り向くと
「ジョージじゃない。」
「ジョージと師匠!」
「久しぶりじゃの。あれから修行の成果はどうじゃ?」
「はい。おかげさまで。は!そういうことですか。」
「まーそういうことじゃな。」
「じゃあジョージ。ワシは、奥の生徒からやるからの。」
「分かった。」
「何をする気なの?」
「うん?見といて。」
ジョージは、オリビアの病室に入っていった。
「副会長。すいませんでした。」
「うん?いやジョージ君のせいじゃないよ。それにこれは私の力不足でもあるよ。」
「いえ。今回の敵は、強敵でした。」
「君は、敵の正体がわかっているのか?」
「はい。ある程度は。ですがその前に会長を治してもいいですか?」
「治せるの?君は?」
オリビアの両親が泣きながらジョージの裾をつかんでいた。
「はい。とりあえずやってみます。」
そして、
「あとは。しばらくすれば目が覚めると思います。」
「ありがとー。ほんとにありがとう。」
「いえ。では、これで。」
「ジョージ。こっちも終わったぞ。」
「有難うございます。」
「いいってことよ。で、この後はどうするんだ?」
「自分は、アルドたちと戦いにいきます。」
「そうか。まー心配はいらんとおもうがケガは、するなよ。」
「はい。今日は有難うございます。」
「ワシは、もう少しここにいるから何かあったら連絡してくれ。」
「分かりました。では、」
「リンネ。少し話があるんだが。」
「なに?」
「実は。これから反撃に出ようと思う。」
「分かったわ。私ももちろん行くわよ。」
「俺もだ。」
アルドもうなずく。
「みんな。ありがと。よし、じゃあ行くよ。」
「「オオー。」」




