ある一室での会話
「学園長ちょっと話があるんだがいいか?」
「きみならば許可しよう。天剣マイカ」
「あなたも一緒でしょう。10英のひとり黒槍のクロエ」
「私はあまりその名前は好きではないんだがな。まー入ろうか。」
「今年の新入生はどんな感じなんだ?」
「はっきり言いまして今年は化け物だな。特にSクラスは最低でも2属性もちは当たり前だ。さらに武術は一国の騎士団の騎士団長に劣らないレベルだと思う。」
「きみにそこまで言わせるとは驚きだな。今年の武術演舞はどうかな?」
「」はっきり言うと優勝は確実じゃないか。むしろ手加減しなくてはならなそうだな。」
「ハハハハハハハハハ。素晴らしいじゃないか。これでしばらくはあのライバル校どもの見下す姿は見なくていいな。」
「クロエはだいぶ頭に来ていたからな。」
「ああ。あいつらはホントに腹がたつ」
「そんなことよりもうひとり気になる子がいたんだ」
「ほう。君がそんなことを言うとは珍しい。」
「そいつは魔法的な成績は最底辺のレベルだったんだ。」
「それだとFクラスのレベルではないのか。」
「ただなそいつは無属性だったんだ。」
「‼️無属性だと‼️」
「何億分の1の確率でしか登場しないという無属性でこの世界の歴史でも何人か確認されているもなのではある。ただことごとく戦争をひとりで終わらせてしまうっていうほどの実力を持つと言われる者たちだった。」
「それが今年の新入生の世代にかそれはすさまじい。名前は分かるのか?」
「ああ。ジョージ、アルメールだ。」
「アルメール?」
「なんかあったか?」
「いやいいんだ。それよりも入学式があるんじゃないか?」
「ああそうだった。あとひとつだけ清流のリンシアが今年の新入生の教師として来ることとなった。Sクラスの担当だ。」
「なに!?動きありすぎだな。話してくれて助かるよ。ではまたな。」
「あと後で用事があるのだかいいか?」
「承知した。」
「ではまたな」
そう言ってマイカは出ていった。
「はあー。疲れた。リンシア 無属性 Sクラス アルメール、、、 」