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転生3回のクズ 魔法学院に入学する  作者: あかさたな
帝国の介入と神々の遊戯
24/75

アルドの修行

あーなんだかなぁー。なんで、俺が代表に選ばれたんだろ?


アルドは、悩んでいた。武闘祭の代表を辞退しようかどうか。なぜ、自分が選ばれたのかよくわからなかった。

「はあ。」

「よーアルド。」

「元気か?」

事件の前に、シュミとよくつるんでいたやつらだった。

「君たちに会えたからおれは満足だ。」

「そうか。そういえば代表に選ばれたんだってな。」

「おめでとう。」

「あーありがとう。」

「じゃあな。」

「うん。また。」


親友が死んでからというもの自分の心を打ち明けられる人もおらずアルドは、この悩みを誰に相談しようか悩んでいた。


「あー今日も空はいい天気だな〰️。」

「なにたそがれてんだよ。気持ち悪いぞ。」

「ぐは。ジョージ君か。」

「なんだよ。図星か。それよりなんだよ。その口調。前々から思ってたけど変だぞ。」

「そう?」

「あーなんか悩んでるなら聞くぞ。」

「まー実は、代表を辞退しようかどうか悩んでてな。」

「なんだそれ?なんでだ?」

「いや、模擬戦でボロくそにやられたんだ。」

「なるほどな。それで、どうしたいんだ?」

「どうって?だから。」

「どうも。選ばれたのはいいがしょっぱなで負けたから逃げたいって聞こえるぞ。」

「そんな上から。」

「いってることはそんなもんだ。」

「ううん。」

「で、どうしたいんだ?」

「強くなりたいよ。修行をつけてほしい。」

「やっと素直に言ったな。いいぞ。つけてやる。」

「ありがと。」

そこに、リンネがやってきた。

「あ、いたいた。」

「え、リンネさんも?」

「ああ。こうなると思ってついでに呼んだんだ。」

「ええ?」

「じゃあ、今から行くぞ。」

「え?学校は?」

「知らん。そんなもん。」

「え~?」

「ほんとにすっぽかすんだね。」

「よしじゃあ、行くぞ。捕まれ。」

「はーい。捕まった。」

転移(ワープ)


気がつけば、雲の上の山にいた。

「ここどこ?」

「ここは、俺の師匠がいるとこだ。」

「なんか山が高いね。」

すると、目の前に一軒のログハウスが立っていた。ジョージは、その家のドアを叩いた。

「師匠ー。いるんでしょー。」

すると、中から

「誰ですかー?」

出てきたのは、ちっちゃい子供だった。

「え?」

「お兄ちゃん、誰ですか?」

「サトウです。」

「あーよくおばあちゃんがいう人だ。」

「おばあちゃん?」

「おばあちゃんは、ちょっと出掛けてるので待ってもらってもいいですか?」

「はい。」

「お母さーん?」

女の子は、家の人を呼びに行った。

「、、、、。」

「どうした?」

「時間の流れを感じた。」

「結構若い人ね。」

「いや、あの人ではないよ。」

「ふーん。それより、ジョージの師匠って?」

「俺の、武術の師匠がここにいるんだよ。」

「武術?てっきり、魔法の修行でもやるんかと。」

「アルドは、魔法の修行はほぼしなくていいよ。」

「え?なんで?」

「だって、アルドは象徴武器が出せるんだろ?」

「え?」

「お前もしかして忘れてるの?」

「うん。出せるとは。」

「だれか出てきたようね。」

と、家の人が出てきた。

「お待たせしました。」

めちゃめちゃきれいな白髪の人だった。

「ミズハさん?」

「いえ。違いますよ。私は、アマミです。」

「で、今日は。おばあちゃんに用事があると。」

「はい。」

「さっきの子もおばちゃんと。」

「ああ、おばあちゃんの実年齢は、誰にもわからないですので、みんなおばあちゃんって言ってるんですよ。ささ、今は出かけてますので、中でお待ち下さい。」

「分かりました。」

家の中を進んでいき、リビングにいくと整頓されたきれいな部屋にソファーがあり、二人はそこに座った。

「なにも出せませんが。」

と紅茶とお菓子が出てきた。

「すいません。ありがとうございます。」

「いえ、おばあちゃんに来客というのは珍しくてちょっとお話を聞かせていただいても?それによくお話しするソウマさんなので。」

「まー師匠には、よくお世話になりましたので。自分にとっても、親代わりというか。」

「そうなんですか。おばあちゃんは、めったに自分のことをしゃべらないんですよ。」

「そうなんですか。自分がお世話になっていたときは、よくケンカとかしてましたので。」

「え?おばあちゃんとケンカですか?すごいですね」

「そうですか?」

「はい。おばあちゃんと喧嘩なんてだれがしても勝てないものですから。」

「まー師匠相手に勝てる人がいたらぼくは超人だと思いますよ。」

「ふふ。よく分かっておいでの様ですね。」

とそこに、ドーンという地響きと共に家まで揺れた。

「あ、帰ってきたみたいですね。」

「「え?」」

「地震じゃなくて?」

「火山の噴火?」

「なにいってるの?お兄ちゃん。あれは、いつもおばあちゃんが帰ってきたときの音だよ。」

「わーお。」

アルドが倒れた。

「ただいま。アマミ、今日は猪の鍋にしよ。」

普通にドアから入ってきた。

「お帰り。おばあちゃん。」

そこにいたのは、アマミさんと双子かとおもうほど似ているが恐ろしくロリな人がいた。

「お嬢ちゃんの、お姉ちゃん?」

「違うわ。私は、あんたよりは年上だ。あんたらだれだ?」

「よー。師匠。」

「おまえは特に誰だ?」

「いや、俺だよ。ソウマだよ。」

「ええ。ソウマか。久しぶりだな。元気か?会いたかったよ。」

「ああ、お陰さまでな。」

「おばあちゃんがこんなに笑うのは久しぶりだね。」

「そうか。まーいいわ。とりあえず座れ。積もる話もあるだろ。」

「あーそうしたいんだが、ちょっと用事があってな。」

「なんだ?お前の頼みなら聞いてやるぞ。」

「実は、こいつらの修行をしたいんで見てもらいたいんだ。」

「こいつら?」

「すみません。アルドと申します。」

「リンネです。」

「二人とも今の俺の友達でちょっと修行をつけてほしいんだ。」

「修行かー。具体的には、どこら辺まで強くしたんだ。」

「えっと。リンネが自分の魔力の向上でアルドには、武術かな。」

「なるほどね。だいたい把握した。でだ、ほかならぬお前の頼みだ。受けてもいいが、時間的にはいつまでだ?」

「今日中だな。」

「え?」

「それは、ちょっとな。」

「少なくとも一年は?」

「いや、俺の魔法を使う。」

「なるほどね。わかった。それなら納得だ。」

「私も。」

「え?」

「ということで早速やっていこう。」

「わかった。」


帝国

「皇帝、今日は善き日で青空も見えております。外に出られてはいかがですか?」

「シンバ、そうしたいのはやまやまだが、仕事があるゆえ、まだ外に出られぬ。」

「そうでした。失礼しました。」

「よい。わしの健康を気遣っておるのはわかっておる。それで、例の封筒は届いたのか?」

「は!そのように手配しました。今頃は、学院のほうについている頃かと。」

「うむ。ならよい。して、やつはいまどこに?」

「その方でしたら町の酒場で飲んでいる頃かと。」

「相変わらず酒好きよな。」

「それは陛下も同じかと。」

「違いないな。」

そこに、コンコンとノックがした。

「誰だ?」

「は!ルイスでございます。陛下。」

「ルイスか。入れ。」

「失礼します。」

「よい。してなに用じゃ?」

「は!共和国より援軍を頼めないかと特使が参りました。」

「そうか。では、私が直接相手をするからここに連れてくるように。」

「は!では、失礼します。」

「うむ。 」

「共和国からですか。」

「確か王国と戦争中ではなかったか?」

「そうですね。国力的には五分五分だったはずです。」

「ではなぜ?」

「王国は、やはり魔法技術が進展してますから軍同士の戦いが拮抗していても国から魔術師の援軍が来れば簡単にひっくり返せることも可能かと。」

「やはり王国は強いの。」

「はい。魔法だけでみればあの国は、異常です。」

「帝国も、育成を急がんとの。」

「ですね。」

「それにしてもなぜあやつはこんな男に興味をもったんだ?」


帝国のある組織

「ボス、今月の数は、10です。」

「よしよし。まずまずか。ふふふ。ご苦労だった。今日は、下がっていいぞ。」

「はい。」

そう言って、男が下がった。

「で、お前の方の首尾はどうだ?」

「えーと。今までと比べ物にならないくらい適合率が上がってますね。ペロリ」

「ふふふ。すごいな。やはり、あの方の教えは、素晴らしいな。」

「ちょっとヤバいところに手を出してるんですか?ペロ」

「あの方は、我々を素晴らしい道に導いてくれてるんだ。言うとおりにしておけば大丈夫だよ。それに、捜査が入っても大抵は握りつぶせる。」

「うわ。もう完全にヤバいじゃないですか。ペロ まー私は、この実験ができれば満足なんでどうでもいいですけど。」

「じゃあ、そのまま続けてくれ。」


酒場

「おーい。マスター。ヒック」

「はい。なんでしょうか。」

「もう一本酒をくれ。」

「お客様、だいぶお飲みのようですが。」

「なんだ?マスターは、おれの唯一の楽しみを取り上げるのか?」

「いえ。そんなことは。分かりました。すぐにご用意します。」

「そんなところがマスターのいいところだ。ヒック」

そんなことをいいながら、酒のつまみにイカの塩焼きを食べていた。

「お待たせしました。」

「いいね。いい酒を持ってくるじゃないの。ヒック」

「では、お楽しみくださいませ。」

「おう。」

いやーこの酒は、辺境の清流の水を使った貴重な酒だな。うまい❗最高だな。

そこに、

「あーお前は、また朝から酒飲んで。」

「うるせーな。どいつもこいつも。ヒック」

「マスター。水を」

「はい。かしこまりました。」

「ヒノリ。なんのようだ?」

「実は、ちょっと手伝ってほしくって。」

「またか。」

「まま、そういわずに。」

「言っとくが、たまには自分の力でテロリストの一人でも追いかけて捕まえてみろ。」

「自分の力で捕まえてるよだ。」

「それは俺の魔法で正体をつかんでからだろ。」

「いいじゃーん。ダメなのー。うううう。」

とうとう泣き始めるヒナノ。

「だるー。わかったよ。それで写真は持ってきたのか?」

「うん。ここに。」

手渡された写真を見る。

「フーン。この優しそうな女の子がねー。」

「そいつにもう2000億はとられたからさすがにもう捕まえてっていわれてさー。」

「取られすぎだろ。さすがにそれはそうなるわ。わかった。懸賞金の半分な。」

「相変わらず守銭奴ね。」

「捕まえられるんだからいいだろ。」

そういうと、男は目に魔力をこめて写真を見た。

「ああ。だいたい分かった。」

「どんなやつなの?」

「名前は、リリー。得意魔法は、水属性、光属性だな。それから、住んでる場所はロゼンダリアのメインストリートのはずれにあるスラム街だ。それから、うーんあと養ってる子供がいるから孤児院の手配もしといたほうがよさそうだな。」

「毎回思うけどあんたってほんとチートよね。」

「そうか。おれは、邪魔としか思ったことがないんだが。」

「じゃあありがとねー。」

そういってヒナノは、出ていくのであった。

「チートね。人の顔を見ただけで個人情報からステータスからなにまで見えちゃうこの魔法は邪魔以外の何物でもねーよ。ろくに、他の魔法は使えねーのによ。酔いがさめっちまったじゃねーか。マスターもう一杯。」

そういって、酒を注文したあと、ある一人の男の監視映像の切り抜きに目を通すのであった。

「しかし、この男のステータスは面白い。こんなのは初めて見たぜ。会うのが楽しみだ。」

そういいつつ、飲んでいくのであった。


一方王国の暗部では、

ち!

「もしもし、隊長また殺されています。」

「またか。」

通信の向こう側で、ヨーゼフはため息をついていた。ここのところ、王都のスラム街や路地の商店などが何者かに襲われ被害が続出していた。

「で、今日はだれが?」

「ラーメン屋の店主とその家族合わせて五人です。」

「うーん。多いな。」

最初は、誘拐だけだったが殺しも最近は増えてくるようになっていた。

「あと、近所の人からの証言なんですがここ数日言い争う声が聞こえていたようです。」

「なに?やっと尻尾を出してきたか。よし、現場には騎士団を向かわせるからお前はそのまま情報の収集だ。」

「了解です。」

指示を出し終えて、ヨーゼフはため息をついていた。

「最近、この手の事件が多いな。」

「そうですね。隊長。」

そういうのは、ケインであった。

「まだ、表ざたになってないのは、貴族の子息ではないからでしょうか。」

「そうだな。でも、貴族もスラムの人も変わらず王国の住民ではあるから我々が守らなければいけない人たちだ。」

「そうですね。口が過ぎました。」

「うん。肝に銘じとけ。でだ。この状況をどう見る?」

「そうですね。今のところ、東側で起きているのは子供の誘拐で西側で主に起きているのが殺人です。これらは、別口じゃないかと。」

「なに?犯人は別々にいるということか?」

「そう見たほうがいいかと思います。」

と地図を見ながら親子は語り合うのであった。

「そうだな。まずは情報収集と整理だ。」

「そうですね。えーまず今までの死者は、誘拐された子供たちは、全部で20人でスラム街の子供たちです。東側での殺人は、死者が15人、けが人が15人です。」

「そうだな。東側での、被害者たちの共通は?」

「全員借金をしていた痕跡がありました。」

「借金か?」

「はい。」

「西側は?」

「子供たちの足取りにつきましては、今のところ全く。」

「そうか。うーん。なにか後手後手だな。」

「そうですね。証拠がほぼないのでどうしようもないですね。」

「よし。ある程度、張り込むところを絞って犯人グループがしっぽを出すまで待ってみるぞ。」

「分かりました。じゃあ、人員の割り振りはどうしますか?」

「そうだな。今、捜査しているメンバーを一旦集めよう。」

「分かりました。」


ウォルフェリオ学院1年生Sクラスの教室

「じゃあ、今日の授業は魔力制御について行います」

Sクラスの教室では、魔力制御に関する授業が行われていた。

「では、皆さんグループになってください。各自この水晶は持ちましたか?」

「はい。」

「持ったようなので、まず先生がこの水晶の使い方を実演します。」

というと、魔力制御の担当の先生は水晶に魔力を込めはじめた。

「は〰️ーー。あいやー。」

すると、水晶に数値が表れた。ちょうど2000の数字が出た。

「はい。このように、この水晶は魔力量を数値に表すものですがこの魔力を制御して2000から段階的にちょうどになるようにしていくのが今日の課題です。」

リンドバーグのグループ

「おい。なんかこの数値おかしくない?」

「これは、確かに。」

「20000って。」

「先生。」

「はーい。この数値でいいんですよね?」

「はい?いや、桁が一つ多いですね。」

「ヤバいね。いろんな意味で。」

「うん。」

「まーリンドバーグ君はこの数値が最低ということで切りもいいですしそのまま続けてください。」

「はい。じゃあちょっと強くしようか。」

「ですね。」


アハメドのグループ

「おりや。」

「いや、筋肉見せなくていいから。」

「いやでも、やっぱ惚れ惚れするよねー。」

「ねー。どこがいい?」

「やっぱ大胸筋?」

「私は、ここの首の筋かなぁ。」

「こらあ、あなたたちはなにやってるんですか?」

「はーい。」

「ちゃんとやりまーす。」

「でも、数値は2000だよ。」

「すごいね。できてる。」

「なんか水晶焦げてきてない?」

みると、水晶から煙が上がっていた。

「先生?」

「はーい。あら、この数値なら耐えれるはずなんですが。てそれよりアハメド君は手を離してください。」

「はい。」

「おさまった。」


アリシアのグループ

「ハー。」

「うわ、なんか2000だけどすごい色。」

「なんか商売できそうだね。」

「ねー。あなたの未来はこの色のように輝いていますよ。なんつって。」

「そんなインチキ臭いことしないわよ。」


「はーい。皆さん、この魔力制御も重要ですがこういった課題を通して象徴武器を出せるようになることが最終目標ですので頑張って下さい。では、今日は終わります。」



Fクラスの教室

「おい。誰かジョージとアルドが何してるか知らんか?」

「あーなんかお腹が痛いみたいなこと言ってたような気がします。」

「ハハハハハ。あいつらいい度胸じゃねえか。オレの授業は、休んでも問題ないか。そうかそうか。まーいい。よし、今日の授業を始める。」

そう言うとマイカは授業をはじめた。しかし、この後、ジョージたちがひどい目に遭うのは自明の理であった。




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