クズの誓い
[ジョージー。どこに向かってるの?]
[うんとね。どっちだっけ?]
[あんたそんなんで大丈夫なの?]
[なんとかなるでしょ。]
[めっちゃ心配になってきた。]
言いつつ、ジョージは王都を西方面にどんどん進んでいく。
[ちょっと止まって。]
[どうしたの?]
キョロキョロするジョージ。その視線は、下に向かっていた。
[ここだ。]
[え?マンホールじゃん。]
すると、ジョージは、マンホールに向かって拳を放った。ドカーン。見ると、デカイ穴が開いていた。
[よし!]
[よしちゃうわ‼️]
[行くよー。]
[わかった。]
リンネは、半分呆れたままそのなかに入っていった。
ダイヤ視点
久しぶりの、お呼びだったね。名前は、なんだったっけ?まーイーや。何年ぶり?500年ぶりか。顔は、結構変わってたけど雰囲気は、そのままだったね。それに倒せる隙がなかった。ワクワクするな。仙人とか龍とかと修行してばっかりで飽きてたからな。
[うーん。]
どこだろ。魔人は、二人いるみたいな情報だったよーな。ちょっと探るか。
[探知]
自分の魔力を町中に張り巡らせていく。すると、その魔力が禍々しい魔力に触れた。
[いた。]
ちょっと嬉しい。その魔力は、王城にいた。
[重力解放]
自分にかかる重力をゼロにした。そして、その重力を自分の推進力に変える。
[重力推進]
一気に飛び出して、そのまま王城に突っ込んだ。
ジョージ視点
もう、あの頃は、ずっと終わらない悪夢を見ているようだった。魔人との戦いは、泥沼化して永遠に襲ってくる魔人を殺し、果てに不注意から最愛の人をなくし絶叫しても収まらなかった。魔人との戦いが終わって、虚しくなり転生した。だから、この生では、自由に思うままに生きようとそう決めたのに。前世の、戦いがまだ続く。これは、オレへのばつなのか。十分におさえきれなかったから魔人が、復活したのか?
[なんだかな〰️。]
[どうしたの?ジョージ?]
横には、リンネがいるが、オレは、また失うのかな。いや、せめて、この戦いでは、リンネは、無事に帰す。君は、この戦いには、関わらない方がいいとそう思うから。
[ねー。あなた、話してないことあるでしょ。]
[何も。]
[は〰️。だったら泣かないでよ。]
[へ?]
気がつけば、泣いていた。魔人との戦いが、記憶を呼び覚ましたのかもしれない。
[ごめん。なんでもないから。]
[は〰️。なんで私を頼ってくれないの?]
[頼る?]
[そう。まー話すと言うかそういうことくらいで君が楽になるならいくらでも話してくれて構わないんだよ。]
[、、、、。君を巻き込むことになるんだよ。]
[私は、ジョージの友達だよ。]
涙で溢れそうだった。戦いのあとは、喪失感でいっぱいだった。何も見えず気づけばいつも一人だった。誰も、オレの気持ちは、分かってくれないとそう思ってた。でも、最初は、こういうのを求めていたのかもしれない。いつの間にかなくなっていた気持ちだ。
[わかった。君には、すべてを話す。]
[安心して誰にも話さないから。]
[わかった。]
改めて、このシュミとの戦いを終わらせることを誓うのであった。
さて、ジョージとリンネは、下水管を通っていた。
[うーん?]
[いないわね。]
[イヤー、雰囲気はするんだけどね。]
[そうなの。]
となぜか前方で戦いをしている気配がした。そこには、ちょっとした部屋があったが、めちゃくちゃボロボロになっていた。覗いてみると、ぼこぼこのアルドがいた。そして、なぜか、マイカとリンシアが戦っていた。




