魔人とアルドと勇者
ヨーデルの書斎にオレは向かった。
コンコン。
[入れ。]
[失礼します。]
[ジョージか。何か相談したいことがあるといっていたな。まー座れ。]
ソファーに腰を掛けた。
[で、どうした?]
[実は、少し確認したいことがあってね。魔人の封印って今どうなってんの?]
[‼️おまえなんでそれを知っている?]
[それについては、今は、言えないんだけどもしかして穴が開いてたりする?]
[これは、国家連合の極秘条項だぞ。うーん。少しだけ言うとだな。確かに封印が脆くなっていることは確認された。また、少し穴が開いていた。俺から言えるのは、これくらいだな。]
[わかりました。今は、それで十分です。あとは、この大陸の国について少し教えて下さい。]
[は?それくらいは、知ってるんじゃないのか?]
[全く知りません。]
[、、、、我が国の西隣にあるのが、帝国。あとは、エンゲレ国、北にあるのがシルベスター連邦、フィネストリア公国。南に、サンペスト、ネストリア群島国家だ。まだ、あるけど学院で確認してこい。]
[分かりました。では、最後にオスローについて心当たりってありますか?]
[オスロー?禁忌の森か。この流れになるから話すが魔人の封印の場所から一番近い人がすむ場所で村があったはずだ。]
[分かりました。すいません。夜分遅くにありがとうございました。]
[また、何かあれば力になるから相談しなさい。]
[はい。失礼します。]
ジョージが出ていくと、ヨーデルはどこかに電話をかけた。
[もしもし、クロエか?実はな、、、、。]
[はい。はい。なんと‼️どういうことか私たちも分かりかねますが、ちょっと調べたいと思います。はい。分かりました。失礼します。]
電話が切れる。
[は〰️。最近、あいつに何があったんだ?]
オレは、親父の部屋を後にして、少し状況を整理してみた。しかし、どう考えても今のままでは明日辺りにはまずいことになるな。
そう考えて、家を出るとすぐに寮に戻る。
[時間加速]
到着。学院の前に着いたが、町の様子は変化はなかった。寮の中にある自分の部屋に戻り、荷物を置いて、アルドの捜索のため、寮を出た。町の様子は変わりなかったが、妖気を感じていた。
うーん。この様子だと,後2,3時間くらいで完全に町での争いが始まるな〰️。よし、あいつを呼んだほうがいいな。あいつも、500年経つけど生きてるかな〰️。
オレは、手に魔力を集めた。青く輝くその魔力を天に向かって放つ。その魔力は、花火のごとく花開きながら消えていった。
シーン。なんにも起きないな〰️。なんか恥ずかしいな。と。黒い光が、ジョージ目掛けて突っ込んできた。ドッカーン。クレーターから出てきたのは、絶世のクール系の美女だった。
[よー。元気だったかー?]
[ああ。そっちも元気そうだな。ダイヤ。]
[ははは。おまえは、顔が変わってんじゃねーかよ。転生成功したみたいだな。]
[おかげさまで。無事な。それよりちょっと手を貸してほしいんだがいいか?]
[おういいぞ。再会の前祝いだ。]
そこに、
[おういおまえたちはってジョージか?]
[マイカ先生か。リンシアも、、、、。]
[よし。後でお覚悟を。]
[ひ!]
[おーい。ジョージー。]
[リンネか。助かった。]
[え?何が?]
[いや。こっちのはなし。]
[それよりすごいおとがしたから来たんだがそちらのすごい美人は誰なんだ?]
[あー簡単に言うと初代勇者のダイヤです。]
[ダイヤだ。よろしくなみんな。]
[[い!?]]
[初代勇者ってあの魔人の王を倒したって言う伝説の?]
[確かに魔人王は強かったな。あれは。でもあれだけが強者じゃないからな。ちなみに、そこのガキは、オレでも勝てねーやつの一人だ。]
[ジョージが?]
[そこのところは、また後だな。それよりも、今は、この状況だ。]
[そういえば、ジョージからいわれてたシュミットの家についてだが言ってたとおり最近は、かなりやばかったな。裏のマフィアとの繋がりも確認されたし、魔人の力についての研究もされてたみたいだ。]
[魔人の力?と言うとあの魔力量から魔法からっと言うことかしら?]
[そのとおりだ。で昨日の夜の、実験が行われた工場で爆発が起きたみたいだ。そこにいたのが、シュミとシュミのお父さんみたいなんだ。それ以降行方不明らしい。]
[なるほどな。]
[何かわかるの?]
[まだこの段階では、何とも言えないが、おそらくは、魔人化したんだろうな。]
[魔人化?それってかなり危ないやつじゃないの?]
[今は、もう暴走の段階に入ってるんだろうな。]
[⁉️]
[でジョージは、どうするのかしら?]
[おそらく、魔人は2体は、いると思うから一体のほうを倒しにいく。もう一体は、ダイヤお願いできるか?]
[任せてくれ。]
[じゃあ、私たちは、アルド君の捜索に行きましょうか。]
[そうだな。正直、魔人は、専門外だからな。]
[私は、ジョージ君についていきます。]
[リンネ?それは、やめておいたほうが。]
[いえ、魔人には手を出させないので大丈夫ですよ。行くかリンネ?]
[はい。]
[あらーこの子達なんかいい感じじゃない?]
[私たちは、さっさと退散しようか。]
[別にそんなんじゃないですよ。]
[それとは別に後でお話がありますから。ジョージ。]
[ひ!はい。]
[オレもだ。ジョージ。そこの女と同席させてくれ。]
[ダイヤも?わかった。]
[じゃあまた後でなジョージ。]
[はい。マイカ先生。]
一向は、それぞれの役割を果たしに別れた。
アルド視点
目を覚ますと、体がロープに縛られていた。
[なんだこれ?]
全然状況が、読めない、、、、。確かシュミを見つけて、声をかけて、、、、。あかん。記憶がない。ここは、知らん建物だな。個室かな。普通の部屋だな。窓がないけど。
と扉が開いて、
[やーアルド大丈夫かい?]
[おまえは、シュミか。安心したよ。早く縄を解いてくれ。]
[バカなのか。おまえは?]
[は?]
[いや、どう考えてもこの状況は、俺がしたんだろうが。]
[なんでだよ。シュミ?]
[なんでか?さあなおまえに見つかったからだよ。今のオレは、力を手に入れた。となればあとは、この国を手始めに人間どもへの復讐を始める。それだけだ。]
そういうシュミの目は、赤く輝いていた。
[おい!おまえは、シュミか?]
[そうだね。ひとついっておくとこのからだの人間は、シュミだ。だがな、オレは、シュザっていう魔人だ。人間の体は、弱いがまー仕方ない。]
[おい!シュミを返せよ。]
[いや、オレは、こいつらに呼ばれたんだよ。勘違いすんなよ。人間。]
魔人は、アルドに向けて魔弾を撃つ。それは、アルドのおでこに当たり再びアルドは気絶した。
[おまえは、良質な魔力を持ってるから後でたっぷり食らってやる。くくくく]
そう言って、シュザは、出ていくのであった。




