クズの初バイト
馬車の中、、、、
[あー気持ちー。いい昼寝だー。]
[おい!おまえは、用心棒じゃないのか!]
[いや〰️大丈夫ですよ。ちゃんと守ってます。]
[そんなんで守れるわけないだろう❗]
[いえ、何回もいってますが大丈夫ですよ。]
[くそ。こんなやつ雇うんじゃなかった。]
そんなやり取りをしつつ馬車はヘレンに向けて道中を移動していた。
ジョージ視点
今回の、魔人の出現は、何かしら意図があって封印を少しずつ破られ始めているな。さすがにあの封印を全部破ることはできないがそれなりの干渉力があればおそらくは、。それに、今の国の状況が読めない❗おそらくは、来週からの授業でやるんだろうが少し遅いな。うーん。実家で、確認するか。少しは、マシな情報を持っているだろう。
そんなことを考えていると、森の中から、馬車に向けて矢が大量に飛んできた。
[おい!来たぞ!どうするんだ!]
[は〰️。いい天気だ。]
[終わった。]
しかし、馬車にいつまでたっても、矢が当たることは、なかった。
[?]
[うるさい。せっかく寝てたのに。]
[おい!野郎共。馬車を襲え!]
盗賊が馬車を取り囲む。
[荷物をおろせ。]
[ひぇー。分かりました。]
[いや、その必要はないよ。雇われた分は、働くから。]
と言うジョージは、馬車の中にいた。
[野郎共撃てー。]
それを合図に馬車に向かって、魔法が、矢があらゆるものが撃ち込まれた。土煙が上がる。
しかし、土煙の中から、現れた馬車は無傷だった。
[反射壁]
馬車を中心に壁が半球体に展開されていた。そして、
[射出壁]
回りの盗賊に向かって百を越える壁が一切に飛び出す。
[ぐわーーーーーー。]
[ぎゃー。]
終わったときには、盗賊は、一人残らずぺちゃんこになっていた。
業者のおっさんは、開いた口がふさがらなかった。
[え?]
[はい。終わった。あとはよろしくね。おっちゃん。]
[うん。あーうん。]
混乱したがとりあえず出発した。
ヘレンは、表向きティーネル家の領地で田舎である。しかし、裏は、アーノルド家が実権を握っていて一大軍事基地となっている。住民の半分は、アーノルド家の構成員で情報員もいた。アーノルド家は、領地で起きたことをリアルタイムで知ることができるのである。
[情報員によると盗賊団が壊滅したようです。また、死体は、全部潰されたようにぺちゃんこになっていたと報告があります。]
[なんだと、あいつらは、うちの領地境界で暴れていたのは、知っていたが。強さも、一国の騎士団並みで、普通は、太刀打ちできないが。潰れていた?何者の仕業だ?]
[そちらにつきましては、今調べているところです。あと、もうひとつありまして、末のジョージ様がそろそろ村に到着されるようです。]
[そうか。今日だったな。呼んでいたのは。魔人の件についてだがあいつが殺ったという報告があるが真相は、何ともやら。聞いてみるか。]
ヨーデルは、部下に調査の指示を出して家のリビングに向かった。
[あんちゃん。今日は、助かったぞ。これは、謝礼だ。]
[いえいえ、乗せていただいただけでも十分です。]
[謙虚だな。ますます気に入った。俺の名前は、バージェスだ。また、王都で何かあったら俺の名前を使ってくれ。少しは、役に立つはずだ。]
[うん。わかった。ありがとーおっちゃん。]
ここが、ヘレンか。よくよく見るとちょっとした町並みはあるけど田舎だなー。なんとなくわかるけど、住民の中に、半分くらい手練れが混じってるな。これは、敵意ではないからいっか。
しばらく歩いて、やっと家についた。
[こんばんはー。]
扉を開けた瞬間、刀が向かってきた。なんとなく、吹っ飛ばしてもよかったが体を軸に避けた。
刀は、振りきられ斬撃で木が真っ二つになっていた。
[おい!誰だよ。あぶねーな。]
[ほー。]
いたのは、兄のオーエンだったかな。
[いきなりなんだよ。]
[いや、なに魔人を倒したと聞いたからな。お前に、そんな実力があったかなと思って、確かめたのさ。まー入れよ。]
リビングにいくと、兄のケインとシリア、父のヨーデルがいた。
[治癒魔術の準備してたのに、無傷とは意外ね。あの落ちこぼれだったジョージが。]
[ジョージ。おかえり。とりあえずそこに座れ。]
[はい。]
[今日は、魔人のことで聞きたいことがあったんだ。ケインから聞いたんだ。おまえが、魔人を倒したと。一体、どういうことなんだ。]
これって優しさなのかな。いや違うな。状況報告かな。
[女の子が、魔人に襲われていたので、魔人を倒しただけです。]
[いや、違う。どうやって倒したんだと聞いている。]
[殴って倒しました。]
[、、、、。ちょっと普通のことみたいに言うが魔人は一体だけでも国家の特別警戒が発動されるくらいの脅威なんだが。]
[あんた、いつの間にそんなに強くなったの?]
[いつの間にって寝て起きたら強くなってたよ。]
[、、、、。]
[にわかには、信じられないけど、オーエンの剣を避けたくらいだから信じるしかないわね。]
[ちょっとオレは、自信なくしたぞ。今まで剣で負けたことがなかったからな。それを不意討ちで避けられたら。]
[いや、十分やばかったですよ。]
[言われてもな〰️。]
[よし、まーとにかく、これ以上は、無駄なようだな。あと、国王から表彰があるみたいだから出席するように。来週の、水曜日だ。]
[え?分かりました。]
そのあとは、家族でご飯を食べた。
[父さん、少し聞きたいことがあるから後で部屋に行っていい?]
[ああ、わかった。]
そう言いつつ、飯を食べた。




