クズと修行と過去
その日の放課後。武道館では、、、
[じゃあ、まずは、自分のなかにある魔力をどれだけ感じれるかをやってみよう。]
そう言ってオレは、自分のなかにある魔力を操作する。すると、、、白い湯気のようなものがあふれ、魔力の波動があふれる。
[それがあなたの魔力なの?]
[そうだよ。]
[すごいわね。私ちょっと自信がないわ。]
[大丈夫。まずは、自分のなかに流れる魔力を感じるところからやってみよう。]
[うーん。こんな感じかしら。]
しかし、イメージとちがいなにも出ていない。
[ そういえばリンネの武術ってどこの流派なんだ?]
[そうね。私は、極真流よ。]
[極真流か。わりとメジャーなところだな。それにしては、動きが実践的だった気がするが?]
[これでも、免許皆伝だからね。武術に関しては素手だった場合負ける気がしなかったのに。前回の模擬戦で仕掛けたらついてくるどころかついていくのも精一杯だったからちょっと自信をなくしてたの。本当にあなたって何者よ。]
[まーおれも体術には、自信があったからな。]
[それで、あんな模擬戦になったのね。]
[不満だったか?]
[いえ。満足よ。とても楽しかった。当分の目標にもなるわね。]
[そうか。ならよかった。]
[それよりジョージ君。また、前の授業ライザ先生怒らせてホントに]
[うん?眠かったから寝ただけ。]
[、、、、やっぱりクズね。]
[それはそうと続けるぞ。まずは、魔力を練れるようになることからだな。]
[わかったわよ。]
そんな二人を入り口から見る人物がいた。アルドだった。
[なんかスゲーな!おい!あの二人は、武術をやってたのか。魔法以外でも既にあの二人は、上の力を持っているのか。]
いや既に模擬戦で見ているんだが、なんかいいな〰️。
[ねー。ジョージ君。]
[うん。さっきから気配がするよね。]
[視線もあるよね?絶対アルド君よね?]
[ああ、多分あいつで間違いないわ。]
[どうする?]
[うーん。インパクト撃ってみる?]
[ちょっと面白そうね。]
[衝撃波]
アルドの隠れてるすぐ近くの壁に当たる。
うん?なんか変な音がするな。
ドゴーン。という音で飛び起きた。
[うわ。ちょっとなんだよ!?]
[ごめーん。ちょっと飛んでっちゃった。てへ]
[てへじゃねえよ‼️これが突き破ったら俺死んでたわ。謝れ❗]
[まーまーいいじゃないの。でなんか用か?]
[う!なんでもねーよ。ただそのー入学式の時に
言い過ぎたよ。すまん。これで終わりだ。オレは帰る。]
[じゃあね。]
[うおい!もっと惜しんでくれよ。]
[うるさいな。アルドサーン。マッテクダサーイ。]
[、、、なんか悲しくなったから帰るわ。]
[じゃあね。]
そう言ってアルドは、帰っていった。
[よし。リンネやるか。]
[アルドは、いいの?]
[大丈夫だろ。]
[ならいいわ。それより全然魔力感じれないわ。]
[そうか。まー一朝一夕じゃ身に付かねーし地味に継続させていくしかないからなこれは。]
[うー。わかったわ。]
この後、一時間位続けて俺たちは、解散した。
その夜、オレは、前世の魔人族との戦いを振り返っていた。魔人の王ディアボロとの戦いの最中に集中していたはずなのにうっかり攻撃をもらいそうになった。そのまま行けば死ぬというところで、最愛だったメアリが俺を庇って攻撃を受けてしまった。オレは、言い知れぬ怒りと絶望のままに力を振るいそうになった。しかし、メアリからは、ただただ[今までありがとう]とだけ言って亡くなっていった。それが何よりも俺にとっては幾分冷静さを取り戻すきっかけになった。そして、そのままディアボロは倒した。それにより、世の中は平和になり、それから500年が経って再びオレは、転生した。




