伝説の剣附近 二12
今日の物語は、少しTENUKIです。
じつは、200文字までしか書き込めなかったのです。
いや、思いつかなかったんです。
コエウゾ山脈を進む三人の姿を、遠く上空から観察している者がいる。
それは、シランの計画によって編成された人造魔獣生成に対する
一部始終を観察する為の存在である、という役割の他に
事と次第によっては、計画自体の終息をはかるよう、求められていた。
「重要な任務」という説明を受け、張り切っていたユアン。
その目に映るのはしがない三人の冒険者による
平凡な戦い。
これといった見せ場があるわけでもなく
地味な戦いを繰り返す姿に飽きてきた頃
「珍しいわね」
気配を感じさせないまま現れたシーオに
びくっ!
っとなりながらも、かろうじて平静を装うユアンの口元から
顎にかけて明らかに白い筋が確認されている。
恐らくは寝ヨダ・・・・・・。
いや、これ以上の追及は物語と関係が無いので割愛することにして
シーオが言葉を続ける。
「こんな任務、受けない方が良かったんじゃない?」
ユアンの経歴からすれば、この任務以上に簡単で、かつ効果的に評価を上げることも
可能だった。
いや、実際はそんな任務の方が多く、この選択肢はあり得ないと思われていた。
ところが、彼女の受けたのはこの任務だった。
シーオの提案に対して、自分の気持ちを熱く語るユアン。
彼女にしてみれば、天上人であり、憧れの存在である
シランの計画に携われることだけでも
幸せだった。
そんな日もある。




