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伝説の剣付近 十六(時代の流れ)
今日の最後の数行は
無理やりです。
集会場に集まった勇者。
いや、元勇者達の気分は高揚している。
やはり自分たちがやらないと、この世界に未来は無い。
勇者を営んでいた者だけが感じる
今、自分がやらなくちゃ感。
それはもう、魔獣だからとか
緊急事態だから。
などという次元を超えて
自分なら?、いや自分しか、いやいや自分だけが。
という思いが渦巻いている。
再び勇者の時代が訪れるかもしれない。
集会に参加したごく僅かな元勇は何げなく
そんな事を考ている者も数人いたようだ。
だが所詮は過去の栄光でしかないと言う事を思い知らされたのは
マジーデの
「では、これより
冒険者政策委員会の方々による
魔獣討伐プランを発表させて戴きます」
という告知と、その言葉と共に現れた委員会、会員の登場だ。
悠然と登場する彼らの姿に、元勇者達は改めて
勇者の時代の終焉と、冒険者の時代の勢いを感じずにはいられなかった。




