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その時が来た
魔力回復薬を飲まなければ、次の呪文を放てない。
慌てて回復薬を飲むカイルが遂に限界の時を迎えた。
飲み干したはずの回復薬を全て吐しゃしてしまう。
だからと言って、敵の攻撃が弱まるはずもなく
再び回復薬を手に取ったカイルは、その薬を
一気に飲み干した、激しい拒絶反応によって薬を持つ手が震える。
かろうじてこの震えを抑え込み、薬を口にするのだが
肉体が危険を感じて受け付けない。
それでもこのまま終わる事が出来ないカイルが強い意志と共に薬を飲み干した。
ここからカイルにとって
今までにない、肉体的異常を感じるのだった。
自分では意識していない部分で肉体に新たな変化が現れる、
今までの常識があった世界を超えて・・・・。
そんなカイルが新たな世界へ生まれ変わる様子を間近で見たデイルが
見たモノは




