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伝説の剣付近 5
久しぶりに書いていたのが消えました。
しかも、消えた物語はすっごく面白いんです。
でも、書き直してみると
なんだかそうでもないように思えてきました。
最後の一人となった挑戦者が剣に手をかけ、抜こうとした時
仲良し三人組のボス、ゲバンが突然
「近くで応援しよう!」
と言い出した。
この三人の中で最も力を持った彼の言葉は逆らい難い強制力を持っている。
発言と同時にレイリアの元へと駆け寄るゲバンに
慌てた様子で後に続くアーウとキュウコクたち。
この様子を見ていた村の係官の脳裏に浮かんだのは
「親しき中にも序列あり」
と言う言葉だった。
そんな彼の後を追う二人に対して、先行するゲバンが唐突にその歩みを止める。
予想外の行動に動揺した二人は、そろってバランスを崩すのだが
この動きを見ていた者によれば、二人の動きは、絶妙のバランスを保った
バランスの崩し方だったようだ。




