前日
しゅばるぐらん。
ああ……。
モンスター孤児。
あの日以来、再び我がモノ顔で徘徊するモンスターたちに多くの人々の生活が変わる。
それはつまり、町を離れる時には必ず冒険者を護衛として雇うようになった。
ということ。
出かける時は、忘れずに。
と言われるほどの存在となっていた。
当然だが、命を懸けて依頼を遂行する冒険者に支払う金額はやはり高額だ。
おまけに冒険者はのほとんどは、国の運営する組合に所属して自分の能力に見合った仕事を受けている
金の無いものに冒険者を雇う価値なし。
本音を語ってしまえばそこで終わってしまうのだが
非公式に冒険者活動を行う者が現れ始めていた。
ここでは、冒険者と言う存在を雇うのではなく
たまたま、行き先が同じ冒険者に出会い
モンスターに襲われた時には、偶然助けてもらえた。
そのお礼にいくばくかの礼金を支払うのが暗黙の了解として成り立っていた。
それじゃあ誰でもこちらに依頼するんじゃないの?
と思った方も多くいるだろう。
ところが、このシステムにもそれなりの落とし穴が待っているのだ。
つまりそれが、冒険者の質と言う問題を生み出している。
国の運営する冒険者に課せられた依頼に対する拘束力は
自分の命に代えても依頼主の安全を守らなければならない。
簡単に言えば、こんな感じだ。
それに対して民間では「ベストエフォート」
つまり、頑張ったから良いんじゃない?
的な対応。
結果として雇う相手の力量を見極める力を持たなければ
命を失うという危険な選択でもあった。
今日もまた、その選択を誤った家族がモンスターの餌食となる。
ただ今回に戦闘では、幸か不幸か命拾いした子供がいた。
かろうじて命を拾った少年は名をレイリアと言った。
恐ろしい体験からの生還。
闇に対する恐怖から眠る事が出来なくなっていた彼も
エナンデ村に滞在し、人々の温かさによって
ようやく平穏な日々を迎え、徐々に笑顔を見せるようになった。
この先に大きな不幸が待っているとも知らずに・・・・・・。
勇者や英雄は、いったいどんな基準で選ばれるのだろうか?
自己申告、志願、憧れ、才能、使命、指名、因果、前世、などなど
様々な理由があるのだと思う。
そしてその力を手に入れた者は、望むと望まざるに関わらず他者の羨望を浴びる。
レリアにとっての一番の望みは、平凡な一生だった。
魔物に襲われて初めて気が付いたのは、今までいつも
煩わしい、そう思っていた両親の死。
一緒に旅をした仲間たちとの別れ。
永遠に続くと思われていた日常に対する不満。
それら全てが失われ、もう戻ってこない。
全てに絶望し、恐怖に震える日々を克服できたのは
エナンデ村に住む人々のおかげ。
・・・・・・そして遂にその日が訪れる。
お分かりいただけただろうか?
ここ数日の書いてはいても物語が全く進んでいない様子を。
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この部分は、ホラー動画なれーション風で読んで頂きたいです。
で
なにが言いたいか!
というと、明日から、いや、明日こそ、いやいや
明日だけはガンバる。
的なことを伝えたかったのです。
じゃ、そういうことで。




