ある魔王の物語 11(前回の続き)
今日の予想はダメだったので
明日の予想で頑張ります。
なので、物語は進んでいません。
何も答えないライズの反応に対して、若干気分を害したドイヤーは
その表情を抑えるでもなく顔に出し、同時に本音がこぼれる。
「魔王程度を倒したくらいで図に乗ってもらっては困るな」
自分とライズの差をほんの少しだけ見せてやれば、従順になるだろう。
新たな手駒を手に入れる為に使うのは、いつものヤツ。
絶対的な恐怖心を与え精神を蹂躙すると言う事。
面倒と言いつつ、最も興奮する瞬間だ。
標的の精神が崩壊するギリギリの圧力を与え、屈服させる。
これは大きな力を手に入れたドイヤーの暇つぶしともとれる。
しかし、今回の標的は少し勝手が違った。
圧力を与え、取り込むために手を差しのべる。
ライズが吸い寄せられるように自らの手を差し出す。
彼がこの時、なにげに感じていたのは
そういえば最近泊まった宿でそんな夢を見たような気がする。
だった。
ドイヤーが差し出した手は、精神が脆く崩れ去った相手には
神からの救いの手に感じられる。
そこまで追い詰めたのも彼自身だというのに、既にそんな事をすら考えられない。
操られるように手を取り跪けば、後は何の心配もない。
全てを受け入れて楽になる事が出来る。
他者たちと同じように、ライズもまた受け入れる為に手を差しのべる。
その時、異変が起こった。
ライズの手、正確には彼の手に残っていたあの晩の痣から
影のようなモノがドイヤーへと襲いかかる。
この影がシランの手首を握り、その全てを取り込もうとする力は
人として枠を超えるというだけでなく、魔王という存在ですら上回っていた。
では、ここからは
予想?妄想?願望?自己都合?
な、お話をしていきます。
では、フローらS
◎ ウスベニノキミ
〇 レッドベルローズ
▲ オハナ
△ ヴェロニカ




